去る8月22日(日)、東京早稲田にあるリーガロイヤルホテル東京にて、日本酒イベント「純米燗 夏の宴」が開催されました。このイベントは埼玉県の神亀酒造さんが代表幹事を務める全量純米蔵を目指す会が主催しています。手造りで醸す小さな蔵元同志が互いに連携し切磋琢磨しながら日本酒業界を元気にしていこうという目的で結成されました。そして今回出展されたお酒はいうまでもなく、純米酒の燗です。このイベントに出るたびに、燗酒に季節は関係ない、とつくづく思わされます
今が旬のトマト、レタス、きゅうり等の夏野菜達!ハーブを効かせたドレッシング、特に新鮮なトマトなどに合わせるならコレ!
醸し人九平次 純米吟醸山田錦
「九平次ってもっと香りあったような気がしたけど・・・・」と思ったのですが、それは新酒の頃のお話でありまして、時間の経過と共に落ち着いてきました。
「香りのあるお酒って料理の邪魔をする」と思われがちですが、こういうのだったら合いますよ!特に九平次のような旨口で酸のあるタイプは、トマトとよく調和します。
よく冷やしたトマトに塩ぶっかけてがぶりとやりながら九平次を飲む!
粋な飲み方ではありませんか!(まだ試してませんけど。でも合うと思います。)
醸し人九平次純米吟醸
1800ml ¥3360(税込み¥3528) 720ml¥1680(税込み¥1764)
磯子区新杉田 炭火焼 火乃酉さんにて
横浜市都筑区センター北駅近くにある、「浜の台所おらが」さんにて、冷汁定食をいただきました。
宮崎県の郷土料理で、ご飯にみそ汁(麦味噌)をかけたもので、おじや感覚でかき込んで食べてしまいました。宮崎には行ったことがあるのですが、初めて頂きました。食欲の落ちるこの季節でも、けっこう食べられます。から揚げもジューシーで美味!
今回はランチでしたが次回は夜に行きたいと思います。
店長の津江さんと料理長の織茂さん。お二人で切り盛りされておりますが、接客も丁寧で温かみのある、雰囲気のよいお店です。お酒も充実しています。人良し、酒良し、料理良し、三拍子揃っています。
横浜市都筑区中川中央1-38-3 HSビル1F センター北駅下車 徒歩1分
TEL 045-915-8980 定休日:日曜日
去る7月25日、新羽にある地鶏焼「味くりや」にて、料飲店様、業務店様を対象としたワインセミナーが開催されました。今回講師として㈱星野リゾート取締役総料理長の梶川 俊一様をお招きして店舗運営や企業再生のノウハウ、ワインのテイスティングの方法や目的など、具体的事例を挙げていただきながらわかりやすくお話していただきました。
梶川さんより、とてもためになるお話をいただきました。現在の低消費、低成長時代を勝ち抜くには、機能や特徴ではなく、「情緒価値」が重要とのこと。情緒価値とは、「好ましい」、「親しみやすい」、「共感できる」、「愛おしい」というような、好意的な感情、情緒を喚起するコミニュケーションとのこと。
具体例として、ペットボトルのお茶「綾鷹」と「伊右衛門」のCMを挙げていただきました。ブログご覧の皆様、よ~く思い出してみて下さい。決定的な違いがお解かりになりますでしょうか?
CMの映像を見ているところです。
あまり深く触れると、商品のイメージに影響が出ますので、コメントは控えさせていただきます。
続いてワインのテイスティング講座。梶川さん曰く、テイスティングも目的は3つ。「香りの強さ」、「余韻の長さ」、「料理との相性」を確かめるとのこと。
当社直輸入のワイン7アイテムをテイスティングしていただき、表現方法のお手本を示していただきました。
フルーツや草・花、など、6つのカテゴリーにわけてその中から具体的なもの(例えばグレープフルーツなど)を当てはめていくとわかり易いとのことです。(1つのカテゴリーに10アイテムあれば60の具体例が用意できるわけです)
約40種類のワインの中より、梶川さんが絶賛したワインが2つありました。画像撮っていなかったので次回紹介します。
去る7月17日(土)、新横浜の和風ダイニング澄仙さんにて、西酒造さんの宝山を楽しむ会が開催されました。当日は鹿児島より、西酒造の薗田さん、小林さんのお二方にお越しいただき、17名の宝山ファンが集まり、大いに盛り上がりました。
澄仙店長の佐々木さん。猛暑の中、お越しいただいたお客様にウエルカムドリンクの富乃宝山ハイボールを造っていただきました。爽やかで喉の渇きが潤せます
バニラのような甘い香りが癖になり、まだ始まったばかりなのにロック、ストレートでお楽しみいただきました。(お強い方ばかりです)
いわゆる「初留取り」の万暦。アルコール度数40度です。〆のデザートにこれを冷凍庫でキンキンに冷やしたものをバニラアイスにチョロチョロ~とかけていただきます。
バニラアイスの甘さがアルコールの辛さを打ち消して、更に芋の甘味が加わり、なんとも言えない贅沢なデザートです。
ただし、あまり美味しいからといって調子に乗ると後が危険です。
最後にお店の前で記念撮影。皆さん宝山をたっぷり堪能して気分上々です。西酒造の薗田さん、小林さん、ありがとうございました。会場を提供していただきました、澄仙さんありがとうございました。これからも西酒造さんを、そして澄仙さんをよろしくお願いします。
和風ダイニング 澄仙 横浜市港北区新横浜2-14-24 ラーメン博物館隣
TEL 045-474-2336
7月4日、錦糸町のすみだ産業会館にて、チャリティ試飲会「酒は未来を救う」が開催されました。清酒、焼酎、ワインの蔵元約60蔵が参加、たくさんの人で賑わいました。吉祥でお世話になっている蔵元さんを紹介します。
鹿児島県、国分酒造の笹山さん。芋麹の元祖、芋麹芋を造っています。前割りのお燗も出されていました。これぞ本場の飲み方!
大分県常得屋酒造の中園さん。納品の時、毎回心のこもった自筆のお手紙を頂いております。16,9度の前割りの燗、サイコーです。
和歌山の九重雑賀さんの純米吟醸「Saika Twelve」が大人気なんです。アルコール度数12度なのですが、しっかり味があります。味わいだけでみますと、普通のお酒とさほど変わりませんが、度数が低い分、後口はとてもすっきり!お疲れ気味の時でもスイスイ飲めてしまいます。
写真は、綱島で一番熱い店、「魚一屋(とといちや)」さんにて、地魚のユッケともにいただきました。意外とこってりした料理ともよく合います。ワイングラスで出していただいております。一週間続けての勤務のうえ寝不足(ワールドカップのせい!)のため疲労はピークに達していましたが、2杯いただいてしまいました。
横浜漁酒場 魚一屋(とといちや)
横浜市港北区綱島西1-4-23 綱島駅西口徒歩1分
TEL 045-544-8755
無休で営業しております
夏向けの低アルコールや涼しげなブルーのボトルの清酒が各蔵元より発売される中、唯一お燗に向く清酒を発売された川西屋酒造さん。
当初、「何故この時期に?」と思いましたが、数年来お付き合いさせていただいている蔵元の露木社長の真意を、私はすぐに理解できました。
燗酒の普及拡大こそ、清酒消費拡大の鍵!であると。
ですが世間的には「燗酒はベテランが飲むもの、初心者は香り高いフルーティーなお酒から入るべき」という風潮さえ見受けられます。
私も含め、川西屋酒造さんはこの考えに、異を唱えます。
初心者こそ、まっとうな燗酒から入るべき と。そこからいろいろなタイプのお酒に好みが広がれば良いのです。
美味しい料理を口に運び、そこに純米のお燗酒をキュッと入れてやると、それはそれはなんとも言えない幸せな気分になるのです。これを覚えてしまうと、もう清酒から、そしてお燗酒から離れられなくなってしまいます。麗峰 丹澤山純米は、まさにそのような、お燗酒のお手本のようなお酒なのです。
このお酒は阿波(徳島産)特等山田錦を使用し、タンクで一年以上熟成させてあります。タンクで熟成することにより、香味は落ち着き、お酒に含まれている様々な分子が結合して、まろやかでトロリとした滑らかな舌触りに加え、ふくよかで優しい山田錦の特徴が見事に表れています。季節に関係なくお楽しみ下さい。
旨いものはいつでも旨いのです。
麗峰丹澤山純米 1800ml 3200円(税込み3360円) 720ml1600円(税込み1680円)
九重雑賀さんから発売された
「柚子寿司召し酢」
鰯の煮付けに加えて作ってみました。
「柚子の香りとお酢の酸味のバランスが丁度良く、かなり美味しくできました」
発売当初、どう使ってよいかわからなかったのですが、この商品、使い道たくさんあるかも知れませんね!(例えばドレッシングなど)
ラベル裏の商品説明には次のように明記されています。:使用方法 米一合に「柚子寿司召し酢」40~50ccが目安です。(分量はお好みに応じて調整してください)ちらし寿司、いなり寿司、ひかりものを使用した押し寿司等にお薦めです。またお好みのオイルと当品を同量、塩・胡椒で味を整え、乳白色になるまでよく混ぜあわせますと、美味しい柚子ドレッシングになります。
是非お試し下さい
雑賀柚子寿司召し酢 : 300ml 650円(税込み682円)
茨城県の府中誉酒造さん、千葉県の神亀酒造さんに続き、今回は新潟県の緑川酒造さんの田植えに行ってきました。今回は都筑区の和食料理店、「菜の花」のご主人の高原さん、吉祥スタッフの山本、国見、、そして私田辺の4人で行ってきました。高崎あたりでは見事に晴れていたのですが、関越トンネルを抜けるとどしゃ降りの雨。越後の山々の景色が見られないのは残念でしたが、農家さんの気持ちを思えば、雨だの風だの言ってる場合ではありません。
写真左より、農業指導員の滝沢さん。今の時期は山菜が豊富で、その時期、その土地でなければ味わえないものがたくさんあるから、もっとたくさんの人に魚沼にきていただき、魚沼の素晴らしさを体験して欲しいと、熱く語っていただきました。左より2番目、横浜市都筑区の和食料理の「菜の花」の高原さん。蔵元との交流が芽生えた他、農協の方との人脈のお陰で、魚沼の山菜の仕入れができそうです。ひょっとすると、菜の花さんで魚沼の山菜料理が味わえるかもしれません。乞うご期待!真ん中は緑川酒造の高橋さん。今回もたいへんお世話になりました。横浜に来たら菜の花さんへ行きますとのこと。お待ちしております。そして吉祥スタッフ山本と国見。緑川さんのお酒と魚沼こしひかりのおにぎりをほおばりながら、ご満悦の様子です。秋には稲刈りにも行きます、と今からやる気満々です。魚沼のみなさん有難うございました。
5月23日日曜日、千葉県成田市三里塚で、神亀酒造さんの純米酒「真穂人」の酒米の田植えの会があったので参加してきました。
上野駅に8:00に集合、京成電鉄に乗って一路成田へ向かいました。久しぶりの遠足気分です。
写真左、あいにくの雨模様ですが、皆さん合羽を着て植えていきました。
写真下、遠くに見えるのは飛行機の尾翼です。成田空港のすぐ近くです。
田植えの後は楽しいお食事会です。真穂人と三里塚の無農薬野菜。
お酒はこれ以外に、ひこ孫純米大吟醸や活性にごり、上槽中汲など、いろいろ出ました。
「なんで俺がこんなことしなきゃなんねんだよ~」
と、ぶつぶつ言いながらも、一口サイズにちぎりながらみなさんにふるまっていました。
人をもてなすのが大好きなんです、専務さんは。
それにしてもこの鳥、硬くてなかなかちぎれないほどなんです。農家の石井さん曰く「旨いんだけど、硬いから市場には出ずに、自分達で食べてるんだ」とのこと。するめのように、噛めば噛むほど味が出ます。
真穂人の熱々燗とよくあいます。
「お酒は米からできています。お酒を飲むことは農家さんを助けることになるのです。皆さん、もっと農業に、そして農家さんに目を向けてあげて下さい」
生産者への感謝の念を忘れないように、と述べられていました。思いやりのある方なんです。
巷では、「神亀教」などという言葉が飛び交っているようで、ある種教祖的な存在なのかもしれません。専務のまわりにはいつも人の輪ができており、皆専務を盛り立てようと一所懸命です。専務が純米酒普及のために活動されてきたことは、とてつもなく凄いことなのですが、それを感じさせない程、偉ぶったところもなく(この風体を見ればお分かりかと思いますが)ふだんはおちゃらけたかわいいおじさんという雰囲気で、とても親しみやすい方です。神亀の熱烈なファンは、お酒よりもむしろ専務の人間性に引き付けられたのでは?という印象さえありました。専務お疲れ様でした。石井さん、お疲れ様でした。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
栃木の妹宅より、採れたての筍が届いたので、早速調理しました。
只今下茹で中です。1時間は煮ます。たいへんなんです、筍の下茹では(ガス代もかかる・・・・)。
完成です!田邉流は、ほたて貝を入れるのです。理由は無いけど昔からそうだったので・・・。絹さやをいれて彩りが良くなります。今日も我ながら、上手くできました。そして先日田植えに行ってきた府中誉酒造さんの
「渡船純米吟醸ふなしぼり」で一献!
渡船、いいです~!山内さんの心意気、感じます!
優しいです。しっかり味もあります。スポンジのように染み込みます。軽快です。優しいお酒には、春の食材がよく合います。
自分で自分を撮ってみました。
そんなにしかめっ面しなくてもいいのに(笑)
ひげ剃ってません。失礼しました。
去る5月16日、茨城県石岡市で府中誉酒造さんの田植えの会がありました。社長兼杜氏の山内 孝明さんが復活させたことで知られる「渡船」という酒米をみんなで1本1本植えてきました。
写真左、こんな感じの所で酒米「渡船」は育てられています。標高も高く、寒暖の差が大きい筑波山麓の風光明媚な所です。
写真左下、これから田植えが始まります。山内さんより田植えの説明をお話をただいております。
写真右下、マイクを持って大きな声で参加者に田植えの指導をする山内さん。張り切っています!
今回は総勢200名もの参加者が集まりました。田植えのあとは青空の下で、地元農家の方の手料理と渡船のお酒を楽しみました。秋には収穫祭もあります。今から楽しみです。秋にまたお会いしましょう。山内さんお疲れ様でした。参加者の皆さんもお疲れ様でした。
5月2日、弊社社長の坂田が勝浦漁港まで行って仕入れてきた、「今朝水揚げされたかつお」です。
お酒の試飲とともに、採れたてのかつおも一緒にご試食していただきました。
なんといっても、「歯ごたえがいい」
吉祥向かいのスーパー「ローヤルよつや」で販売しております。
今回のモデルは、吉祥のマスコットガール、大池なつみです。
かつお、モデルともに鮮度抜群ピチピチです!
ちなみに、さばいたのは吉祥店長の熊谷です。
包丁さばきは勿論、盛り付けも綺麗でした。さすがです!
試飲のお酒は杉勇出羽の里純米80%原酒!
あまりの美味しさにお客さんもグビグビ、ガバガバいってしまいましたが、ゴールデンウイークだし、まあ大目にみてあげましょう!
このところ、すっかりベアードビールにはまっている、スタッフ今藤です。
飲んでいるのは、セゾンさゆり!
2010年シカゴで開催されたワールドビアカップで、ベアードブルワリーさんは、なんと3つのゴールドメダルを獲得しました。そのうちの一つです。(一つのブルワリーで3つの賞を取るのは大会史上、最多だそうです)
いや~、感動です!だって2001年に創業した当時は、たったの20リットルのタンクでの小規模仕込で、しかもベアードビールといえば「苦くてぬるいビール」と、誰もが「このビジネスは成功するはずが無い」とあざ笑っていたのですから。
わからない人にはわからないが、わかる人にはわかる!それがベアードビールです。
セゾンさゆり 633ml ¥1000(税込み¥1050)
ベアードビールの定番商品です。(ごく一部です)この他に季節限定販売のビールがいろいろ発売されます。
まだ飲んだことがない人、是非一度お試し下さい。強烈な個性に圧倒されます。でも一度覚えてしまうと抜けられません。(吉祥のお客様にはそのような方がたくさんいらっしゃいます)
ベアードビール 360ml ¥500(税込み¥525)から
神亀酒造さんの真穂人をいろいろな温度帯で飲み比べてみました。左から氷温、常温、熱燗(50度)、飛び切り燗(60度)、熱燗の燗冷まし常温、熱燗の燗冷まし氷温。
常温では干草、藁を思わせるような熟成香が感じらますが、氷温では幾分抑えられます。熱燗は旨味が引き立ち、熟成香はほとんど気になりません。飛び切り燗にしても味は全く崩れることなく、むしろ最も旨いかもしれません。燗冷ましでは、それまで感じられていた熟成香に変わり、蜂蜜のような甘い香りが立つようになり、口当たりもまろやかになりました。
総評 : 冷や、または常温でも飲めないことはありませんが、やっぱりお燗が旨いです。しかもこのお酒は力強さが感が感じられるので、おもいっきり熱くするとか、猪口に注いでしばらく放っておく等、ある程度いじめた方が更に旨くの飲めます。びくともしません。私個人的には熱燗か燗冷ましがおすすめです。
このお酒に合う食材は何か?と考えた時、真っ先に思い浮かんだのが吉祥オリジナルのスモークチーズ。燗酒によく合うのですが、神亀酒造さん独特の風味と燻したスモーキーな香りが調和します。
このお酒は、千葉県成田市で堆肥のみで栽培された五百万石という酒米で造られています。もともとこの地は、旧満州からの引揚者が国の命により入植させられたのに、成田空港建設で立ち退きを迫られたという経緯があります。国を相手闘ってきた生産農家の方々が、同じく国を相手に闘ってきた造り酒屋と手を組んで造ったというわけです。
神亀酒造 真穂人
1800ml 2,855円(税込み2,997円)
720ml 1,430円(税込み1,501円)
先日当店で行われた直輸入ワインセミナーに参加できなかったので、その時の残ったワインをじっくり利きながらワインのお勉強をしたのでした。
毎年のことですが、ベルフォンテーヌはいいです!オー・ドゥ・ゴーランもいいです!ロベールカンタンもいいです!
冷蔵庫にあったサーモンの燻製と北海道のチーズと合わせてみました。ワインというお酒は飲んでると何か食べたくなりますね。(日本酒は料理があって酒が飲みたくななる)
そしてとりあえず本日飲んでみてよかったのがこれ!
まろやかな口当たりで、苦味、渋味はそれほど感じられませんが、ボリューム感もあり、余韻も長く存在感のある味わいです。しかも非常にお手頃な価格で1本1,380円(税込み1,499円)デイリーワインとしておすすめです。
茨城県石岡市にある、府中誉酒造さんに行ってきました。地元が中心の「府中誉」、濾過前取りシリーズでお馴染みの「太平海」、復活栽培米を使用した吟醸酒「渡舟」の3銘柄のお酒を造っています。製造量約500石(一升瓶換算5万本)で小さな蔵元ですが約8割が地元で消費され、県外にはほとんど出荷されていないとのことです。(横浜では当店のみ、川崎でも2件のみです)原料米は地元茨城産の契約栽培米五百万石の他、平成2年より、一度栽培が途絶えた「渡船」(山田錦の親に当たります)を復活させ、山田錦とは違う独特の味を生み出しています。平成8年には全国新酒鑑評会で金賞に輝いていますが、山田錦以外の酒米ではほとんど例がないそうです。平成12年より代表の山内 孝明さんが杜氏として酒造りの責任者となり、茨城の気候、大地、水の恵みを糧に茨城が誇る真の地酒を造り続けています。
縦型精米機です。精米は他社に委託せず、自家で行っております。500石規模の蔵で自社精米はたいへん珍しいとのことです。(コストがかかるのです)
精米歩合(お米を削り落とす割合)にもよりますが、2日から3日かけて精米します。
醪を飲ませていただきました。甘酸っぱく、ピチピチしていてお米の粒もあります。日本酒度でいうと-15位だそうです。この後更に発酵が進むと糖分が分解されてだんだん辛口になっていきます。
利き酒もしました。右が渡舟純米大吟醸。絹のような優しく上品な味わいです。真ん中は渡船ふなしぼり純米吟醸。味のが膨らみはこちらが豊か。左は太平海純米おり絡み。まだ瓶詰めされたばかりだそうで、滑らかな舌触りが印象的です。どれもお米本来の旨味をしっかり活かした、存在感のある味わいです。
ある日の勤務終了後、川西屋酒造店の「隆」無濾過生原酒21BYの利き酒を行いました。
最初の印象は
赤紫(五百万石50%)・・・複雑な味わい
緑(山田錦55%)・・・落ち着いている
白(美山錦55%)・・・バランスいい
しかし、その違いは微妙で何も考えないで飲んだら大してわからないだろうと思うのです。
次に店長の熊谷が向かいにあるスーパー「ローヤルよつや」で買ってきたほっき貝とたいら貝の刺身で再度挑戦。
貝の刺身を食べてから飲むとお酒の味が一段とよくわかるのです。
熊谷曰く「貝の旨味はコハク酸に由来するもの。お酒にも含まれている成分なので調和する」とのこと。う~ん、勉強になります!
そしてかれこれ一時間位経過したころ、お猪口に入れてあったお酒を再度利いてみると
緑の山田錦が化けました!
今まで一番おとなしく、正直「これが山田錦?来てないな~!」と思ったのですが、
一番来てます、こいつは凄いです、ダントツです
勿論、五百万石や美山錦もいいのですが、味の変化が最も顕著なのです。そして最後に燗で飲みました。
燗もいけます!新酒の生を燗という、掟破りですがいいですよ~!
以上のように、お酒というのは開栓後の時間の経過、食材との相性、温度など様々な場面で違う表情を見せるのです。ですから一口飲んだだけではわかりません。ですが慣れてくると、「時間を置いたほうがいいかな」、「こんな食材とあわせたらいいかも」、「温度を上げたら味が開くかも」など、想像できるようになります。(当たるかどうかはわかりませんが・・・)
右は食品担当の岸本。「丹沢山純米秀峰の燗が一番好きです」とのこと。
左はまだ学生(20歳は越えています)の大池。酒はまるっきしダメで、すぐ真っ赤になってしまいますが、特徴は的確につかんでおり、ずばずばと意見を言います。若いもんの感性はさすが!と感心してしまいました。
3月14日(日曜日)、目黒区自由が丘にある素食、おもてなし料理のお店「野饗(のあえ)」さんにて、神亀酒造さんのお酒を楽しむ会が開催されました。神亀さんのお酒は料理と共に味わい、そして燗にしてその真価を発揮する、典型的な食中酒。野饗さんの心のこもったお料理と共に楽しんじゃいました!
先付け4点盛り。しめ鯖、いかの塩辛、鯵の南蛮漬け、季節の白和え。全て自家製です。これらは私のわがままなリクエストなのですが、見事に応えていただきました。
そして乾杯は、「ひこ孫純米大吟醸の燗!」
まあ、順当でいけば活性にごりといったところでしょうが、お客様の期待を裏切ることこそ、真のサービスという私なりのポリシーにより、これでスタートしました。「大吟醸を燗?もったいない!」飲めばわかります。
冬瓜と肉団子のあんかけと神亀純米。このお酒を使って、冷や、常温、燗の飲み比べを実験的に行いました。まあ、聞かなくてもわかるけど、10人中8人が燗がいいとのことでした。(冷や、常温がいいという方も1名ずついらっしゃいました。あくまでも好みですからそれはそれでいいと思います)
この辺りで、神亀酒造さんの紹介や、純米酒普及のために活動されてきた経緯、熟成酒、燗酒の利点など、ちょっとした講釈をさせていただきました。(長くなるので省略させていただきます)
実はこれ、野饗さんよりお土産でいただいたのですが、神亀さんの酒粕で造った山葵漬けです。写真撮り損ねたので自宅で撮りました。正直こんない美味しい山葵漬けは今まで食べたことがありません。このままでもあっというまに一皿無くなってしまいます。野饗さんも神亀さんの酒粕を絶賛していました。ちなみに厚さは2センチくらいある、分厚い酒粕です。これを見るだけで神亀さんのこだわりがよくわかります。今回参加いただいたお客様にはお土産でお持ち帰りいただきました。
むかごの炊き込みご飯と自家製のお漬物とお味噌汁。日本人に生まれて良かったな、とつくずく思います。こういう食事には、そりゃワインや焼酎も合うけど、やっぱり日本酒なんだよな~。好きとかそういう以前に、体の遺伝子がそういうふうにできているように思うのです。(まあ、私の両親が新潟出身ということもありますが・・・)
只今、 活性にごりの開栓中! ガスが抜けるまでしばらく待ちます。
純米酒の良さ、燗酒の良さなど、酒談義に真剣です。 参加者の皆様と記念撮影!私が一番だらしないですネ!
本日の登場したお酒達!右から神亀純米、ひこ孫純米大吟醸、ひこ孫純米、ひこ孫純米吟醸、真穂人、活性にごり、小鳥のさえずり、上槽中汲み。
進行に夢中だった私はあまり味わって飲めませんでしたが、私が客として参加したくなるような、楽しく、そして美味しい会でした。(手前味噌ですみません)
周りのお客様、お騒がせしました。(ひこ孫純米大吟醸のお燗酒振舞ったので許していただけたかな?)
川西屋酒造さんに行った時によく行く、小田原の天史郎鮨さんで出される、金目鯛のあら煮が絶品なので、試しに自宅で作ってみました。自分で言うのもなんですが、
旨すぎです!
作り方は、昆布出汁に酒を足し、煮立ったところで一つまみの塩を入れてから金目鯛のあらを入れて煮るだけ。仕上げにねぎを添えて完成。醤油より塩の方が素材の味がしっかり感じられます。そして何より汁が旨い!あらためて素材の旨さに気付かされます。
今回あわせたお酒は、大阪の秋鹿酒造さんの自営田で無農薬栽培された山田錦で造られた純米吟醸、通称「もへじラベル」の無濾過原酒火入れ。飲み始めは樽のような香りがして、アルコール度数も高いので正直飲みづらいと思いましたが、2合分の水を足して数日置いておいたら、
ぶったまげるほど旨くなっていました!
口に含んでから5秒位してから、じわじわとお米の旨味が押し寄せてきます。割り水をしたので、計算上ではアルコール度数14度台になりますが、いあ~、参りました。一升瓶があっというまになくなりました。お米造りからの酒造り、いわゆる「一貫造り」の先駆的存在は伊達ではありません。
大寒波が押し寄せ、北風ビュービューの2月7日(日)、都筑区池辺町にある創作料理居酒屋のなごみの店長、塩野さんと、その常連のお客さんの寺尾さんと、川西屋酒造さんへ訪問しました。
応接間に通されると、すでに今年の新酒4種類が用意されいていました。
右がなごみの店長の塩野さん、左は常連の寺尾さん。前日は夜中3時まで飲んでいたそうです。(ご苦労さまです)
私は車なので試飲できませんでした(残念)
いつもお世話になっている米山さんに、蔵内を案内していただきました。
ここは酒母室。発酵に必要な酵母をたくさん育てているところ。
酒母タンクの中です。
仕込みタンクを案内していただいています。
洗米といってお米を洗い、その後ストッップウォッチで限定吸水を行います。
そしていつものお決まりのコース、小田原の天史郎寿司さんでお寿司を頂きました。私は車の運転があるので飲んでいません。(くやしい~!)脂の乗った地魚の握りと丹沢山純米秀峰のお燗は格別です。塩野さん、寺尾さんも絶賛!この後、隆雄町60生の平成14年醸造や美山錦55生の平成16年醸造が出てくるのですが、全て常温熟成。
「雄町60が旨いです!」と塩野さん。次は僕も電車で行こっ~と!
都筑区のセンター南駅近くにある、「横浜の鮨勘」さんに行ってきました。
築地より新鮮なネタを毎日仕入れているそうです。
こじんまりしていますが落ち着いた店構えです。
店に入るとまずは圧倒されるような焼酎の品揃え!ファンにはたまりませんね!
店内も明るく清潔で落ち着いた雰囲気です。
まさに「大人の空間」
大切な人をお連れするには最適です。
許可をいただき、写真を撮らせていただきました。店長の関口さんが、自慢の包丁さばきで丁寧に握っていただきます。
できました、見事なお鮨です!
旨味濃厚なうに、歯ごたえ抜群のアワビ、とろけるような美味しさの大トロなど・・・。
こんなの滅多に口にできません。
普段は日本酒党の私ですが、今回は富乃宝山のロックをいただきました。
芋焼酎といえば、今でこそロックで飲まれるようになりましたが、本来はお湯割りで、しかもその独特の風味ゆえ、黒豚、地鶏焼きなど、肉料理とあわせるのが一般的です。しかし、この富乃宝山は和食、特にお寿司にはとても良く合うのです。
私は日本酒はお燗で飲むのですが冷やで飲むならこっちのほうがいいかな!香りも爽やかで、くどくなく、だいいち軽快だからね!なんといっても量が飲めるということが、美味しいってことなんじゃないかな!
横浜の鮨勘
横浜市都筑区茅ヶ崎中央15-1 市営地下鉄センター南駅より徒歩3分
TEL 045-943-6250 水曜日定休 営業 昼11:30~ 夜 17:00~
写真は上にぎり ¥2625です。(写真を撮らせてもらうので奮発しちゃいました。昼は握りのセット¥2100より用意されています。
都筑区仲町台にある和食ダイニング「紅葉(もみじ)」さんにて、新潟県魚沼市の緑川酒造さんのお酒を楽しむ会が開催されました。フレッシュな生酒からお燗酒まで、紅葉さんのお料理とともに楽んじゃいました!
緑川ゆららか純米生原酒
雪洞貯蔵酒緑純米吟醸
蔵出し吟醸生
熱燗真正宗
緑川純米
北穣吟醸
緑川大吟醸
挨拶をする伊藤店長さん。少々緊張気味のようですが、今回のイベントを開催できたことをとても喜んでおられ、参加されたお客様へのお礼の気持ちがとてもよく伝わりました。
まったく見ず知らずの人たち同志ですが、ご覧のとおり!
お酒は人と人を繋ぐんですね~!
「是非一泊で見学にお邪魔したいです!!」
美味しいお酒に新潟の郷土料理に温泉!それとお蕎麦が美味しいのです。(新潟で有名なへぎ蕎麦)
今年は厳しいかもしれませんが、来年は必ず実現させますので、しばらくお待ち下さい。
こちらも盛り上がっています。
「純米酒好きの呑んべえで~す!旨かったです」 とのこと。
「大吟醸も美味しかったですが、結局いつもの緑川のキンキンに冷やしたのが良かったです。いつまでも美味しいお酒を造ってください」とのこと。
こちらは若い男性諸君。このような若い人たちが美味しいお酒を理解してくれることはとても嬉しく思います
「緑川ゆららか純米生原酒は今まで飲んだことが無い、初めての味でした。日本酒の楽しみ方が又一つ増えました」とのこと。
先ほどとはうってかわり、こちらは美女のグループ。
緑川さんのお酒は若い女性の方にも大好評です。
「またイベントやって下さ~い!」
やりますよ!楽しみにしててくださいね!
最後に記念撮影!ゲストなのに真ん中で一番目だってすみません。(写真がこれしかないので・・・)今回は総勢17名のお客様が参加され(写真はお開きのあとに撮ったので少ないですが)上は80歳の方から20代の若者まで、男女問わず、幅広い層のお客様に楽しんでいただきました。印象としては最もスタンダードな緑川純米が好評のようでした。皆さんお酒の楽しみ方を十分心得ておられ、上品で楽しい会になりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
私、田邉の得意料理は煮物、煮魚です。自慢するわけではないのですが、やはり自分で作ったものは美味しいと思うものです。ちょっとコツを覚えれば、作り方もそれほど難しくはありません。誰でもできると思うので是非挑戦してみて下さい。
京都の松本酒造さんで発売されている料理酒
「純米厨酒」です。
これを使うと、多少薄味でもしっかり味があるような気がします。(実際私は薄味好みです)希望が丘にある松本庄平さん(松本酒造の企画室長でおでん屋をやっています)のお店ではおでんに、この厨酒をどぼどぼ惜しげもなく加えていました。
ちなみに作り方のコツは、
①ぶりに塩を振って30分く位置いてから熱湯をかけます。臭みが消え、アクも少なくなります。
②下ゆでした大根とぶりを鍋に入れ、厨酒とみりんを入れ、生姜を加えてからかぶる位まで水を入れて煮ます。
③砂糖を大さじ2杯位加えて10分位に煮てから醤油を加えますが、煮詰まるので薄い位がいいです。 (初めから濃くするとあとで調整ができなくなります)
④あとは落し蓋をして煮汁がすくなくなるまでコトコト煮るだけ。お好みでねぎ、しし唐、ごぼうなどを入れてみるのもいいですよ。
だいぶ煮詰まってきました。も少しで出来上がりです。今回はここでねぎを加えてみました。
出来上がりです。見た目はよくありませんが(汁が少ないですね)今回も美味しくできました。 味のしみ具合はこれくらいが良いと思います。大根の味と辛みが残っていて醤油味とのバランスが良いのです。
そして今回このぶり大根と合わせたお酒は、日本酒ではなく、球磨焼酎の「武者返し」。
このところ球磨焼酎にはまっています。ぶり大根でご飯がすすむように、球磨焼酎もどんどんすすんでいきます。(お米が原料なのですから、ご飯に合う料理と相性が良いのは当然です)
この焼酎はまだ吉祥では取り扱いはありませんが、手造りによる麹つくり、甕による少量仕込みで昔ながらの常圧蒸留一筋を貫き、2年間熟成されています。
一時期、減圧蒸留によるすっきりした味わいの球磨焼酎がもてはやされ、当蔵も厳しい状況に置かれたそうです。多くの蔵が減圧蒸留の焼酎を発売する中、それでも信念を曲げず、常圧蒸留1本で勝負する、気骨のある蔵です。
球磨焼酎は伝統的な飲み方がありますが、なんといっても、ガラ・チョク(球磨地方伝統の酒器)を使った直燗が雰囲気もでて、最高に旨いのです。
ちなみに私は少し割り水をしてから飲んでいます。豊永酒造さんからは初めから割り水をしたアルコール19度の「一九道(いっこうどう)」という商品もあります。
燗冷ましが最高に旨く、お米の甘味が最も豊かに感じられます。
これが今晩の私の夕食です。
やはり手造りで愛情込めて造られたお酒には、手料理とやるのが一番!体にもいいし、心にもいいですよね!
目下の私の目標は、しめ鯖です。うまくできたらまた紹介しま~す!
宮城県の最北端、栗原市金成町にある萩野酒造さんの清酒「日輪田(ひわた)」が入荷しました。宮城県出身のスタッフ国見が直接蔵元へ訪問し、お取引させていただくことができました。
蔵元の佐藤 曜平さん(右)と当店スタッフ国見 亜紀子(左)。 夏は自営田で酒造好適米の「美山錦」や宮城の新しい酒造好適米「蔵の華」を栽培するかたわら、冬は杜氏として酒造りに励みます。
佐藤さんの目指す酒は、「酒自体の主張は控えめで、料理を引き立てる縁の下の力持ち的存在」であるとのことです
穏やそうな外見とは裏腹に、熟成して旨くなる、腰の強いしっかりした酒を造ります。
日輪田のラインナップです。名前の由来は、「お日様」と「田んぼ」の恵みが「輪」となって皆で楽しもうという想いを込めて命名されたそうです。
左から
日輪田美山錦60純米 1800ml ¥2500(税込み¥2625) 720ml ¥1250(税込み¥1312)
日輪田山田錦65純米 1800ml ¥2800(税込み¥2940) 720ml ¥1400(税込み¥1470)
日輪田美山錦50純米吟醸 1800ml¥3000(税込み¥3150) 720ml¥1500(税込み¥1575)
山田錦は特有のお米の旨味が見事に感じられます。美山錦は繊細でややすっきり系です。硬い酒質のため味が開いてくるのに時間がかかりますが、しっかりした酒質によくある特徴です。栓を開けて数日経過して忘れた頃に飲むと、「うぉ~」と唸るような味わいです。
米から造られる日本酒=純米酒は、飲んで美味しいだけではなく、日本の田んぼを守り、救うことのできる酒だと思っております。飲み手としては米の味をしっかりと感じ取ることができる深い味わいが魅力であり、造り手としてはごまかしがかず、常に真剣勝負であるところが魅力です。また当蔵では杜氏制に頼らず、全て地元の蔵人地元自らの手で酒造りを行っております。宮城県北部の寒冷な気候、山と田んぼに囲まれた豊な自然、蔵から程近い山から汲み上げる豊かな湧水など、恵まれ環境の中で地元の米、水、人で丁寧に人の手をかけた手造りの酒を醸しています。
2009年3月某日、埼玉県蓮田市の神亀酒造さんへ訪問しました。横浜を朝4時すぎ位に出て、高速道路を飛ばして蔵に着いたのは6時頃。かなり早く着いたつもりでしたが、すでにお米が蒸しあがっているところでした。
蒸しあがった酒米です。阿波(徳島産)山田錦の60%精米(外側40%を削り落とす)で、ひこ孫純米に使用されます。
神亀酒造さんはその昔、「安くて売れる酒を造れ」というお国の言うことを聞かず、当時は高くて売れない純米酒を造り続けました。そのおかげで、お国からは、「神亀のところへはいい酒米はまわすな」、と相当の圧力をかけられ、いわゆる「クズ米」ばかりがまわされてきました。(当時はまだお米は自由に売買できなかったのです)そこである人のつてを伝って、徳島県の吉野川上流域で造られている山田錦を手に入れることができるようになったのです。
これがひねり餅!
お米の味が凝縮した感じでこのままでも美味しかったです。
本日蒸されたお米は「麹米」として麹造りに使われ、麹室に運ばれてから、麹菌が振り掛けられます。
麹菌を振りかけてからまんべんなく酒米に行き渡るよう、何回もほぐします。
できあがった麹米
酒母室といって、小さな酒母タンクで酵母を育て 酒母タンクの中です。
ます。
仕込みタンクの全景です。タンクの本数は思ったより少なめです。
仕込みタンクの中の醪の様子。小さな泡がプツプツ沸いています。(画像ではわかりづらいかもしれませんが・・・・)
酒槽といって、お酒を搾るところです。神亀酒造さんでは、圧力をかけず、自然の重みで約3日間かけて搾ります。
醪の入った酒袋をアルミ板の間にはさみ、醪の自重のみでお酒が搾りだされます。
いわゆる「槽口(ふなくち)」で、まさにお酒が搾りだされているところ。
これを直に瓶詰めしたのが「上槽中汲み」という商品名で発売されています。本来であればここで飲んでみたいものですが、今回は車で来たので飲めませんでした。残念・・・。
ストップウォッチを使い、秒単位でお米に水を吸わせます
小川原専務とのツーショット。嫌がるのを無理やり撮らせていただいたので少々ふてくされています。(けっこうかわいかったりします)お忙しいのに丁寧に蔵内を案内していただきました。ありがとうございました。
朝食も頂きました。とても美味しかったです。
ご馳走様でした(満足!)
神亀酒造さんの全景です。
とても酒蔵とは思えません。看板も無ければ門もありません。
私がお酒に目覚めるきっかけになったお酒です。決して綺麗なお酒ではなく、現代的なお酒でもありませんが、押し寄せてくるようなお米の旨味。主張が感じられるというか、造り手の魂が感じられるというか。良くも悪くも、影響力のあるお酒だと思います。このお酒を冷やで飲んでも、その良さはわからないと思います。
このお酒の一升瓶にかけられている首賭けタグには、「このお酒は人生の機微がわかる35歳以上の人に飲んでもらいたいお酒です」と書かれています。
右の盃に記されているのは、酒造界の生き字引といわれた、故上原 浩さんお言葉です。「酒は純米、燗ならなお良し」このお酒にぴったりのお言葉です。
去る8月2日、鹿児島県西酒蔵の真喜志 康晃さんをお招きしてイベントが開催されました。今回は2部構成で
第1部は新羽にある地鶏焼き 味くり家 にて、料飲店のお客様を対象に「料飲店情報交換会」が、
第2部は吉祥サロンにて、一般のお客様を対象に「宝山を楽しむ会」が開催されました
まずは第一部、味くり家にて、天使の誘惑ソーダ割りにて乾杯!
その後、真喜志さんより、焼酎の基礎知識や西酒蔵の焼酎に賭ける想いを語っていただきました。
「焼酎とは文化である」
この言葉が印象的でした。
前掛け姿がとももお似合いの真喜志さん、熱い方です!
日吉にある、「やまへい」さんとの一コマ
参加者の皆様お酒談義に花を咲かせています。
続いて第2部、吉祥サロンにて
一部と同様、天使の誘惑で乾杯!
最後に吉祥スタッフと記念写真!今日のこの日のために、日曜日の休日にもかかわらず、丸一日吉祥のためにお時間を割いていただきました、西酒蔵 真喜志 康晃さん、本当に有難うございました。
これからも吉祥は焼酎の文化を伝えていきます。
去る7月25日、青葉区の和食ダイニング田鞍さんにおきまして、和歌山県の蔵元、九重雑賀さんをお招きしてお食事とお酒を楽しむイベントが開催されました。
まずは社長の雑賀 俊光さんより、食生活についての問題、生産者のもの造りに対する想いなどをお話いただきました。大手のメーカーが大量生産でほんの数日でできてしまうものを、あえて2年もかけて造るその訳など、熱弁奮っていただき、「商品の見る目が変わった」と参加者の方たちのお声も聞かれました。

熱弁を奮う雑賀 俊光さん。雑賀さんはお酒だけではなく、お酢も造っている(創業はお酢が先なのです)ので、どちらかというと、お酢や食生活のお話のほうが中心でした。
引き込まれそうなほど、熱心に語っていただきました。
続いて乾杯!
乾杯に使用されたお酒は、ビール酵母で瓶内2時発酵させた「スパークリング純米吟醸」
シャンパングラスでお洒落に頂きました。
その後は雑賀さんから一品ずつお酒やお酢の説明を頂きながら、お食事とお酒を楽しみながら歓談となりました。
皆様お酒談義に花が咲いています!
なんとお酢を飲まれていました。まろやかでツンと来ないそうです。 こちらのお客様は健康のためにお酢を飲まれているそうですが、純粋にお酢の美味しさが感じられるとのことで、気に入ったそうです。
田鞍さんのお料理はどれも心のこもった丁寧なものばかりでした。雑賀さんのお酢、ポン酢を使用したお料理も造っていただきました。
そして、お酢、ポン酢を使用したお料理はお酒と良く合うというのがわかりました。(同じ発酵食品なのだから当然ですね)
雑賀さんもおっしゃっていましたが、この豊食の時代に消費者の皆様の味覚もだんだん慣らされてきて、しっかりした味のもの、すなわち濃い味付けのものを好むようになり、その結果過剰な塩分摂取によって成人病などを引き起こすことが危惧されていますが、お酢を使用することにより味に深みが増し、結果薄味でも十分に対応できるのです。健康志向によりお酢も注目されていますが、お酢そのものの効果より、食生活の改善こそ、雑賀さんが目指していることなのです。
参加者の皆様、ありがとうございました。
雑賀さん、ありがとうございました。そして田鞍さんありがとうございました。
現在34歳の蔵元、小宮山善友さんが造り5年前に発売された非常に個性豊かな麦焼酎です。
常圧蒸留により、重厚で深みのある味わいを生み出し、旨味でもあり雑味でもあるフーゼル油(蒸留後、貯蔵時に浮いてくる脂分)を網ですくい取り、その加減により味の個性が決まるそうです。
発売当初、「こんな癖のある焼酎売れないよ」と周囲の声は冷ややかなものだったそうですが、小宮山さんが求めていたのはスッキリして飲み易い焼酎ではなく、「おじいさんの時代に飲まれていた骨太で個性豊かな焼酎」だったのです。
小宮山さんも売るのは難しいのは承知していたので、それならばしっかり売ってくれそうな酒販店を一軒一軒自らの足でまわったそうですが、その中の一軒に吉祥が入っていたのです。その時に置いていかれた名刺を頼りに弊社社長坂田が八丈島まで飛んで行きました。坂田の熱意もさることながら、吉祥の店を見ていただいたということもあり、平成20年の秋より取り扱わせていただきました。
もしあの時、小宮山さんが吉祥に来ていただいていなかったら?小宮山さんには頭が下がります。
麦冠を造る小宮山さん(左)と吉祥熊谷店長(右)。八丈島の郷土料理と堪能しました。
久々の登場、スタッフ田邉です。今回は私が思う、日本酒の楽しい訳をご紹介しましょう。
日本酒は様々な場面で違った表情を見せてくれるのが実に面白いのです。温度、季節、熟成期間、開栓直後と数日後、料理と合わせた時の相性など、これらの条件が異なると、同じお酒であっても、全く違った味わいになります。具体的に説明しましょう。
①温度による違い
お酒に含まれる旨味成分はお米に由来する甘味成分と言えるのですが、甘味は温度の違いによって感じ方も変わり、高くなるにつれて豊かに感じます。(ジュースを温めて飲めばおわかりかと思います)反対に酸味や苦味などの雑味成分は温度の違いによる感じ方の変化は少ないのです。従って相対的に旨味が豊かになって雑味が少ないように感じるため、軽快な味わいになるのです。ちなみに私は専ら燗で飲みますが、まずはじめに常温(又は冷や)で飲んで味を確かめ、そして一気に上燗(50度くらい)まで温めてから少しずつ温度を下げ、ちょうど良い温度を探って飲みます。「これくらいの温度が丁度いいな」というのがわかればそれはそれで楽しいものですよ。
②季節による違い
お酒には本来苦味、渋味といった雑味成分が含まれているものなのです。特に新酒のころはそれが顕著で中にはとても飲めたものではない、というようなものも有ります。しかしある期間熟成させることにより、それらの雑味成分が旨味に変わるのです。(干柿と同じですね)そしてひと夏越して秋風がそよぐ頃、いわゆる「冷やおろし」と呼ばれる時期になると飲み頃を迎え、まろやかな口当たりになるのです。(しかし蔵によっては1年以上、または3年以上熟成させてから出荷するところもあります。)ただし、蔵によっては新酒と古酒をブレンドしたり、または活性炭素ろ過を行い、通年同じ味に保っているところもあります。「このお酒、ちょっと渋いな」と思っても見放さないで下さい。数ヵ月後には見違えているかも知れません。
③熟成期間による違い
これは私が実際に川西屋酒造さんに行って確かめてきました。生酒は通常低温の冷蔵庫で保管されているため、熟成が進まず、違いはわからないかも知れませんが、火入れ(加熱殺菌処理されたもの)は室温で保管されるため、熟成が進むのでその違いは明らかです。そこで蔵にもよりますが、店頭に並ぶお酒が古酒(前年度醸造)から新酒(今年度醸造)に切り替わる時期があります。よくお客様から「味が変わった」というお声をいただきますが、原因の一つにこれがあります。私も時々「いつもと違うな」と思い、裏ラベルを見ると新酒に切り替わっていたことがあとでわかった、ということもあります。「~年度醸造」とか「~BY」とかラベルに書いてあるのもありますので時々注意して見てください。(BYとはブルワリー・イヤーの略)
④開栓直後と開栓数日経過後の違い
よく飲食店さんで聞かれる声として「開栓してしばらくすると気が抜け、酸化するから早く消化しなければならない。商品の回転を良くするため、種類をたくさん置けない」というのが挙げられます。間違いではありません。香りの高い吟醸酒などはそうしなければならないでしょう。しかし以外と知られていなのが、開栓してからのほうがむしろ味が乗ってきて旨くなるお酒もあるのです。強い糖化力を持つしっかりした麹造りをし、強健な酵母を育てた酒母を用いて完全発酵させたお酒は、劣化の原因となる醪の不完全発酵成分(主に残糖)が無いので、少々のことではびくともしません。そしてそのようなタイプのお酒は開栓後、日が経つにつれ見る見る旨くなっていき、最後の一滴まで美味しく飲めるのです。ですから、できましたら一升瓶で購入していただき、その時々でどう味が変わったか、是非楽しんでみてください。きっと「昨日より旨いな~」と感じるはずです。
⑤料理との相性による違い
日本酒には、合わせる料理によっての料理もお酒もともに味を変えてしまう効果も有ります。例えばイカの塩辛のような少し生臭みのあるものと合わせると、その生臭さを旨味に変えてしまいます。新酒のように多少苦味のあるお酒と春の山菜料理をあわせると、お互い苦味のあるものどうしがかえって苦味を和らげてくれます。酸度の高いお酒と酸味の利いた料理(酢のものやいわしの梅煮など)を合わせると、酸が酸を消して酸の中に隠れていた甘味、旨味がより一層引き立ちます。またお酒は発酵してできたものなので、発酵食品とは非常によく合います。味噌、醤油、お酢、などの調味料や糠漬け、塩辛、寿司などお酒なしでは物足りない食材がほとんどですね。決して豪華でなくても結構、毎日の食卓に今夜の晩酌のお供は以外とあるものです。
最後に、よくブログなどでどこかのお店でグラス一杯飲んでお酒の批評をし、そこでそのお酒の評価を下しているのを見ますが、絶対にそのお酒の全てはわからないと思います。最低でも4合瓶、できれば一升瓶を購入し、食事をしながら最後まで飲んでから判断して欲しいものだと思います。
5月19日川西屋酒造さんにて利き酒会が開催されました♪
今回は3つのコーナーに分かれて出品されていました。
京都府伏見にある蔵で、桂川沿いにある木造造りの蔵は、観光のビュースポットとしても知られています。
通常は「日出盛」、「桃の滴」といった銘柄で有名ですが、「澤屋まつもとシリーズ」は造りも、流通も全く別で、全国約200店舗の地酒専門店に限定で販売されています。
灘の「男酒」に対し、伏見の「女酒」とよく言われていますが、「澤屋まつもと」 はキリッとし辛口のお酒です。
料理が主役で料理の味を引き立てる「食中酒」としてのお酒のあり方をとても大切に考えられています。
営業担当の松本 庄平氏は業界の中でもプロ級の腕前を持つ料理名人で、伊丹十三監督の映画「たんぽぽ」のモデルにもなったほどです。
おかずとご飯両方あることでお互いが生きる」とのこと。


純黒、薩摩乃薫り等でおなじみ「田村合名」さんを紹介します。
鹿児島県薩摩半島の南端に位置する指宿市山川町に蔵はあります。
指宿といえば砂蒸し風呂の温泉として知られていますよね。
また薩摩富士の名で有名な開聞岳がそびえたち、景観が素晴らしい観光の町としてにぎわっています。
この休火山の開門岳から出た火山灰が降り積もってできた砂礫層からは良質なさつま芋が採れ田村合名さんは地元の農家の方と協力して芋焼酎用の黄金千貫を栽培しています。
和歌山県海南市にある平和酒造さんは、山本 保氏により昭和3年日本酒を製造する蔵として創業しました。
しかし戦争が始まり食料事情が 悪くなるにつれ酒米の確保が難しくなり、国から酒造の休業の命令が下されましたが、戦後になっても酒造再開の許可がなかなか下りず、2代目の山本 保正氏 がそれまで培ってきた経験、技術、想いを無駄にすることはなんとも忍びがたく、何度も国に掛け合い、その熱意が実って昭和25年にようやく酒造業再開の許 可が下りました。
この時、これからずっと平和な世の中が続くよう願いを込めて、平和酒造と社名を命名したそうです。
梅酒造りは平成7年より始まりました。当時はあまりにもフルーティーな梅酒のためなかなか受け入れてもらえなかったようです。と いうのも当蔵は当初から完熟梅を使用していたのですが、完熟梅は痛みが早く流通には問題があるため一般に市販されている梅酒は青梅が使用されております。
しかし青梅はその硬さゆえに梅のエキスが抽出されにく
く、長時間漬け込まなければなりません。
そうすると種のなかにある苦味成分まで抽出されてしまい、そ れを砂糖の甘さで抑えているのです。
梅酒を造る蔵は全国にあれど、完熟梅を使用して仕込むのは地元和歌山でなければできないことです。
そして和歌県といえばみかんをはじめ柑橘類などのフルーツの栽培がとても盛んな地域でもあります。
地元の農家さんのお力をお借りして、柚子、檸檬、夏みか んなどを使用したお酒を次々と発売されました。
ここにも「和歌山に根ざした酒造り」が活かされています。
これからも平和酒造さんの挑戦はまだまだ続くで しょう。