吉祥のスタッフが蔵元を訪ね、酒造りの現場や造り手をご紹介いたします。

 和歌山県岩出市にある九重雑賀さんは、明治41年食酢を造る蔵として創業しました。原料にはお酒を造る際の副産物である、酒粕を用いていますが、「より良い食酢を製造するのには主原材料である酒粕から一貫して製造すべきである」という考えから昭和9年、日本酒の製造を開始しました。和歌山県といえば醤油の発祥地として、また押し寿司・なれ寿司などの独自の食文化を築きあげた発酵王国。これらの地元食材を豊かに使った料理にとてもよく合う日本酒として各種品評会をはじめ、全国の地酒専門店や著名な割烹料理店などで高い支持を得ている人気銘柄に成長しています。また和歌山の特産物である梅を使用した、日本酒ベースの梅酒も大人気です。今でこそ日本酒ベースの梅酒は増えてきましたが雑賀さんはその先駆的存在で、梅酒用にアルコール20度の原酒を造り、原料の梅の実は冷凍にすることでエキス分を多く抽出するなど、梅酒造りでも独特の拘りを持たれています。蔵元代表の雑賀 俊光さんは、元ジュニアフライ級のプロボクサーの経歴を持つスポーツマンですが熱血感溢れる反面、人への気配り、心配りがとても上手な誠実で優しい方です。(昨年ご結婚されました)また雑賀家は、戦国時代に織田信長軍が攻めてきた際、鉄砲の連続発射により散々に打ちのめし、これを撃退して活躍したとされる雑賀衆を率いた、雑賀 孫市の末裔でもあります。(後の長篠の戦いは、これを手本にしたとされます)歴史・文化のある和歌山の地で先祖が夢見た心意気を製品に託し、全社一丸となって日本酒・梅酒・食酢・ぽん酢・調味酢・を醸しています。

  酒粕を約1年発酵させる木桶です                         仕込みの木桶です
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           白い膜は酢酸菌。創業時より継ぎ足しで使っています         雑賀俊光社長(中央)と蔵人さん

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   梅酒蔵です                                      トレッサ横浜店でのイベントにて

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                   試飲販売にお越しいただいた雑賀さん           雑賀さんと飲んじゃいました

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雑賀さんのお酒です。右から順に

雑賀吟醸(熟れた果実のようです)

雑賀純米吟醸五百万石(バランスよく軽快)雑賀純米吟醸雄町(ふくよかだが切れ味抜群)

Saika twelbe 純米吟醸(アルコール12度なのに薄っぺらくありません。コロッケとよく合いました)

店内で見かけたら是非ゲットして下さい。

食事に合うお酒は、お酒も料理もすすみます!

 

 

 

 

 

 

 

去る7月17日(土)、新横浜の和風ダイニング澄仙さんにて、西酒造さんの宝山を楽しむ会が開催されました。当日は鹿児島より、西酒造の薗田さん、小林さんのお二方にお越しいただき、17名の宝山ファンが集まり、大いに盛り上がりました。

DSCN1753.jpg澄仙店長の佐々木さん。猛暑の中、お越しいただいたお客様にウエルカムドリンクの富乃宝山ハイボールを造っていただきました。爽やかで喉の渇きが潤せます

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DSCN1754.jpgまずは西酒造さんを紹介したDVDを見ていただいて鹿児島へ来た気分になっていただきました。その後、吉祥の常連、金近さんに音頭をとっていただき、天使の誘惑(樽3年、瓶貯蔵4年合計7年貯蔵)のソーダ割りで乾杯しました。

バニラのような甘い香りが癖になり、まだ始まったばかりなのにロック、ストレートでお楽しみいただきました。(お強い方ばかりです)

 

 

 

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 いわゆる「初留取り」の万暦。アルコール度数40度です。〆のデザートにこれを冷凍庫でキンキンに冷やしたものをバニラアイスにチョロチョロ~とかけていただきます。

バニラアイスの甘さがアルコールの辛さを打ち消して、更に芋の甘味が加わり、なんとも言えない贅沢なデザートです。

ただし、あまり美味しいからといって調子に乗ると後が危険です。

 

 

 

 

 

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最後にお店の前で記念撮影。皆さん宝山をたっぷり堪能して気分上々です。西酒造の薗田さん、小林さん、ありがとうございました。会場を提供していただきました、澄仙さんありがとうございました。これからも西酒造さんを、そして澄仙さんをよろしくお願いします。

和風ダイニング 澄仙 横浜市港北区新横浜2-14-24 ラーメン博物館隣

TEL  045-474-2336

7月4日、錦糸町のすみだ産業会館にて、チャリティ試飲会「酒は未来を救う」が開催されました。清酒、焼酎、ワインの蔵元約60蔵が参加、たくさんの人で賑わいました。吉祥でお世話になっている蔵元さんを紹介します。

DSCN1733.jpg青森県八戸市より、陸奥八仙の駒井専務とご婦人。仲むつまじく、ご夫婦でお酒を提供されていました。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN1718.jpg岩手県紫波町より、吾妻峯酒造の佐藤 元社長。酸を効かせ、食中に向くしっかりした味のお酒を造ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN1726.jpg市川 海老蔵さん?いえ、違います。宮崎県 児玉醸造の金丸 潤平さん。そうです、「杜氏潤平」の名前にもなっている潤平さんはこの方です。

 

 

 

 

 

 

DSCN1730.jpg鹿児島県、国分酒造の笹山さん。芋麹の元祖、芋麹芋を造っています。前割りのお燗も出されていました。これぞ本場の飲み方!

 

 

 

 

 

 

 

DSCN1729.jpg鹿児島県の鹿児島酒造の根比さん。今回初めてお会いしました、。やきいも黒瀬もいただけるようになり、ありがたい限りです。

 

 

 

 

 

 

 

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大分県常得屋酒造の中園さん。納品の時、毎回心のこもった自筆のお手紙を頂いております。16,9度の前割りの燗、サイコーです。

 

 

 

 

 

 

DSCN1724.jpg山梨県勝沼醸造の志村さん。和食に最適なアルガブランカクラレーザを造っていただいております。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN1731.jpgのサムネール画像山梨県ドメーヌQの久保寺さん。実は当日、吉祥の山梨ワイナリーツアーがありまして、午前中ツアーの案内をしていただいた後、急ぎイベントへ駆けつけたとのことです。青デラヌーボー、楽しみです。

 

 

 

 

 

 

DSCN1732.jpg山形県高畠ワイナリーの高橋さん。吉祥でもスパークリングが大人気です。当店へは試飲販売にも来ていただいておりますます。またよろしくおねがいします。

 

 

 

 

 

和歌山の九重雑賀さんの純米吟醸「Saika Twelve」が大人気なんです。アルコール度数12度なのですが、しっかり味があります。味わいだけでみますと、普通のお酒とさほど変わりませんが、度数が低い分、後口はとてもすっきり!お疲れ気味の時でもスイスイ飲めてしまいます。

写真は、綱島で一番熱い店、「魚一屋(とといちや)」さんにて、地魚のユッケともにいただきました。意外とこってりした料理ともよく合います。ワイングラスで出していただいております。一週間続けての勤務のうえ寝不足(ワールドカップのせい!)のため疲労はピークに達していましたが、2杯いただいてしまいました。

 

 

 

 

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DSCN1705.jpg〆にご飯セットをいただいて、本日の晩御飯。お食事もOKで、お刺し身、焼魚、煮魚などの定食もあります。

横浜漁酒場 魚一屋(とといちや)
横浜市港北区綱島西1-4-23 綱島駅西口徒歩1分
TEL 045-544-8755
無休で営業しております

 

RIMG0100.JPG夏向けの低アルコールや涼しげなブルーのボトルの清酒が各蔵元より発売される中、唯一お燗に向く清酒を発売された川西屋酒造さん。

当初、「何故この時期に?」と思いましたが、数年来お付き合いさせていただいている蔵元の露木社長の真意を、私はすぐに理解できました。

燗酒の普及拡大こそ、清酒消費拡大の鍵!であると。

ですが世間的には「燗酒はベテランが飲むもの、初心者は香り高いフルーティーなお酒から入るべき」という風潮さえ見受けられます。

私も含め、川西屋酒造さんはこの考えに、異を唱えます。

初心者こそ、まっとうな燗酒から入るべき と。そこからいろいろなタイプのお酒に好みが広がれば良いのです。

 

美味しい料理を口に運び、そこに純米のお燗酒をキュッと入れてやると、それはそれはなんとも言えない幸せな気分になるのです。これを覚えてしまうと、もう清酒から、そしてお燗酒から離れられなくなってしまいます。麗峰 丹澤山純米は、まさにそのような、お燗酒のお手本のようなお酒なのです。

このお酒は阿波(徳島産)特等山田錦を使用し、タンクで一年以上熟成させてあります。タンクで熟成することにより、香味は落ち着き、お酒に含まれている様々な分子が結合して、まろやかでトロリとした滑らかな舌触りに加え、ふくよかで優しい山田錦の特徴が見事に表れています。季節に関係なくお楽しみ下さい。

旨いものはいつでも旨いのです。

麗峰丹澤山純米 1800ml 3200円(税込み3360円) 720ml1600円(税込み1680円)

 栃木県にある妹夫婦のお宅にお邪魔しました。茅葺屋根で囲炉裏もあるいわゆる「古民家」で、毎年春に遊びに行ってます。何故春なのかというと、囲炉裏を囲んで山菜料理を熱燗でやるのが、最高の幸せなのです。

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今回は「澤屋まつもと純米」を持って行きました。「この酒うまいな~」と妹のご主人も絶賛していました。

写真右上、半べそかきながら宿題におわれている姪っ子の「よもぎ」。写真左は甥っ子の「奏太」。自然豊かな環境の中でのびのび育っているようです。

DSCN0262.JPG間もなく梅雨入りです。嫌な季節とお思いの方、やはりこの季節は梅酒を飲んで、ジメ~とした気分を吹っ飛とばしましょう。

写真の雑賀さんの「にごり梅」

大人気です。裏ごしされた梅の実がたっぷり入っていて

梅の風味がとても豊かなのです。

売り切れることもあるので、店で見かけたらゲットして下さい。

九重雑賀 にごり梅 

1800ml 3000円(税込み3150円)

 720ml 1500円(税込み1575円)

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九重雑賀さんから発売された

「柚子寿司召し酢」

鰯の煮付けに加えて作ってみました。

「柚子の香りとお酢の酸味のバランスが丁度良く、かなり美味しくできました」

発売当初、どう使ってよいかわからなかったのですが、この商品、使い道たくさんあるかも知れませんね!(例えばドレッシングなど)

 

ラベル裏の商品説明には次のように明記されています。:使用方法 米一合に「柚子寿司召し酢」40~50ccが目安です。(分量はお好みに応じて調整してください)ちらし寿司、いなり寿司、ひかりものを使用した押し寿司等にお薦めです。またお好みのオイルと当品を同量、塩・胡椒で味を整え、乳白色になるまでよく混ぜあわせますと、美味しい柚子ドレッシングになります。

是非お試し下さい

雑賀柚子寿司召し酢 : 300ml 650円(税込み682円)

茨城県の府中誉酒造さん、千葉県の神亀酒造さんに続き、今回は新潟県の緑川酒造さんの田植えに行ってきました。今回は都筑区の和食料理店、「菜の花」のご主人の高原さん、吉祥スタッフの山本、国見、、そして私田辺の4人で行ってきました。高崎あたりでは見事に晴れていたのですが、関越トンネルを抜けるとどしゃ降りの雨。越後の山々の景色が見られないのは残念でしたが、農家さんの気持ちを思えば、雨だの風だの言ってる場合ではありません。

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写真左より、農業指導員の滝沢さん。今の時期は山菜が豊富で、その時期、その土地でなければ味わえないものがたくさんあるから、もっとたくさんの人に魚沼にきていただき、魚沼の素晴らしさを体験して欲しいと、熱く語っていただきました。左より2番目、横浜市都筑区の和食料理の「菜の花」の高原さん。蔵元との交流が芽生えた他、農協の方との人脈のお陰で、魚沼の山菜の仕入れができそうです。ひょっとすると、菜の花さんで魚沼の山菜料理が味わえるかもしれません。乞うご期待!真ん中は緑川酒造の高橋さん。今回もたいへんお世話になりました。横浜に来たら菜の花さんへ行きますとのこと。お待ちしております。そして吉祥スタッフ山本と国見。緑川さんのお酒と魚沼こしひかりのおにぎりをほおばりながら、ご満悦の様子です。秋には稲刈りにも行きます、と今からやる気満々です。魚沼のみなさん有難うございました。

DSCN1532.jpg5月23日日曜日、千葉県成田市三里塚で、神亀酒造さんの純米酒「真穂人」の酒米の田植えの会があったので参加してきました。

上野駅に8:00に集合、京成電鉄に乗って一路成田へ向かいました。久しぶりの遠足気分です。

写真左、あいにくの雨模様ですが、皆さん合羽を着て植えていきました。

 

 

 

DSCN1538.jpg写真左、私が植えた列です。曲がりくねっています。人間性が表れているようで、なんともお恥ずかしい限りです。(もっと曲がっている人もいたのである意味安心しましたが・・・)

写真下、遠くに見えるのは飛行機の尾翼です。成田空港のすぐ近くです。

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DSCN1557.jpg田植えの後は楽しいお食事会です。真穂人と三里塚の無農薬野菜。

お酒はこれ以外に、ひこ孫純米大吟醸や活性にごり、上槽中汲など、いろいろ出ました。

 

 

 

 

 

DSCN1564.jpg蒸し鳥をさばく小川原専務。

「なんで俺がこんなことしなきゃなんねんだよ~」

と、ぶつぶつ言いながらも、一口サイズにちぎりながらみなさんにふるまっていました。

人をもてなすのが大好きなんです、専務さんは。

それにしてもこの鳥、硬くてなかなかちぎれないほどなんです。農家の石井さん曰く「旨いんだけど、硬いから市場には出ずに、自分達で食べてるんだ」とのこと。するめのように、噛めば噛むほど味が出ます。

真穂人の熱々燗とよくあいます。

 

 

 

DSCN1565.jpg生産農家の石井さん。まだ無農薬野菜なんていう言葉すらない時代から、それを実践してきました。すごい人なんです。DSCN1545.jpg 専務が箱の上にのり、演説が始まりました  

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「お酒は米からできています。お酒を飲むことは農家さんを助けることになるのです。皆さん、もっと農業に、そして農家さんに目を向けてあげて下さい」

生産者への感謝の念を忘れないように、と述べられていました。思いやりのある方なんです。

 

 

巷では、「神亀教」などという言葉が飛び交っているようで、ある種教祖的な存在なのかもしれません。専務のまわりにはいつも人の輪ができており、皆専務を盛り立てようと一所懸命です。専務が純米酒普及のために活動されてきたことは、とてつもなく凄いことなのですが、それを感じさせない程、偉ぶったところもなく(この風体を見ればお分かりかと思いますが)ふだんはおちゃらけたかわいいおじさんという雰囲気で、とても親しみやすい方です。神亀の熱烈なファンは、お酒よりもむしろ専務の人間性に引き付けられたのでは?という印象さえありました。専務お疲れ様でした。石井さん、お疲れ様でした。参加者の皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

DSCN1515.jpg栃木の妹宅より、採れたての筍が届いたので、早速調理しました。

只今下茹で中です。1時間は煮ます。たいへんなんです、筍の下茹では(ガス代もかかる・・・・)。

 

 

 

 

 

DSCN1516.jpg完成です!田邉流は、ほたて貝を入れるのです。理由は無いけど昔からそうだったので・・・。絹さやをいれて彩りが良くなります。今日も我ながら、上手くできました。そして先日田植えに行ってきた府中誉酒造さんの  

「渡船純米吟醸ふなしぼり」で一献!

渡船、いいです~!山内さんの心意気、感じます!
優しいです。しっかり味もあります。スポンジのように染み込みます。軽快です。優しいお酒には、春の食材がよく合います。

 

 


  

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自分で自分を撮ってみました。

そんなにしかめっ面しなくてもいいのに(笑)

ひげ剃ってません。失礼しました。

 

 

去る5月16日、茨城県石岡市で府中誉酒造さんの田植えの会がありました。社長兼杜氏の山内 孝明さんが復活させたことで知られる「渡船」という酒米をみんなで1本1本植えてきました。

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写真左、こんな感じの所で酒米「渡船」は育てられています。標高も高く、寒暖の差が大きい筑波山麓の風光明媚な所です。

 写真左下、これから田植えが始まります。山内さんより田植えの説明をお話をただいております。

写真右下、マイクを持って大きな声で参加者に田植えの指導をする山内さん。張り切っています!

 

 

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今回は総勢200名もの参加者が集まりました。田植えのあとは青空の下で、地元農家の方の手料理と渡船のお酒を楽しみました。秋には収穫祭もあります。今から楽しみです。秋にまたお会いしましょう。山内さんお疲れ様でした。参加者の皆さんもお疲れ様でした。

DSCN1437.jpgDSCN1439.jpg今年もやってまいります

緑生の季節です!

吉祥を長年ご愛顧いただいているお客様は勿論、スタッフも皆毎年楽しみにしているお酒です。毎年予約で200本も売れるほど、人気のあるお酒です。5月26日(木曜日)よりお渡し可能となります。

720ml 1600円(税込み1680円)

 

 

一昨年、緑川酒造さんへ訪問し、緑生が眠っている「雪洞貯蔵庫」を見学させていただきました。その時の写真紹介します。

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3月14日(日曜日)、目黒区自由が丘にある素食、おもてなし料理のお店「野饗(のあえ)」さんにて、神亀酒造さんのお酒を楽しむ会が開催されました。神亀さんのお酒は料理と共に味わい、そして燗にしてその真価を発揮する、典型的な食中酒。野饗さんの心のこもったお料理と共に楽しんじゃいました!

DSCN1314.jpg先付け4点盛り。しめ鯖、いかの塩辛、鯵の南蛮漬け、季節の白和え。全て自家製です。これらは私のわがままなリクエストなのですが、見事に応えていただきました。

そして乾杯は、「ひこ孫純米大吟醸の燗!」

まあ、順当でいけば活性にごりといったところでしょうが、お客様の期待を裏切ることこそ、真のサービスという私なりのポリシーにより、これでスタートしました。「大吟醸を燗?もったいない!」飲めばわかります。

 

 

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冬瓜と肉団子のあんかけと神亀純米。このお酒を使って、冷や、常温、燗の飲み比べを実験的に行いました。まあ、聞かなくてもわかるけど、10人中8人が燗がいいとのことでした。(冷や、常温がいいという方も1名ずついらっしゃいました。あくまでも好みですからそれはそれでいいと思います)

この辺りで、神亀酒造さんの紹介や、純米酒普及のために活動されてきた経緯、熟成酒、燗酒の利点など、ちょっとした講釈をさせていただきました。(長くなるので省略させていただきます)

 

 

DSCN1329.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像さわらの葺味噌焼き。春の香りが口の中に広がります。勿論葺き味噌も自家製です。お酒も進みまさす。ひこ孫純米吟醸の燗とよく合います。実はこの商品には2種類あって、それぞれ酵母が違うのです。(最近発売された食楽という雑誌で初めて知りました)写真の白ラベルは7号酵母といって真澄でお馴染み宮坂醸造で採取された酵母。香りは穏やかで、発酵力は強いようですが扱いは難しく、大きな造りには向かないとのことです。クリーム色ラベルは9号酵母といって、華やかな香りが出るそうで、最も多く使われている酵母です。蔵元さんは7号酵母の方がお好みとのことです。

 

 

DSCN1326.jpg揚げ物です。真ん中の丸いのは、おからのコロッケですが、私これ、とても気に入りました。素朴な味わいです。

 

 

 

 

 

DSCN1331.jpg実はこれ、野饗さんよりお土産でいただいたのですが、神亀さんの酒粕で造った山葵漬けです。写真撮り損ねたので自宅で撮りました。正直こんない美味しい山葵漬けは今まで食べたことがありません。このままでもあっというまに一皿無くなってしまいます。野饗さんも神亀さんの酒粕を絶賛していました。ちなみに厚さは2センチくらいある、分厚い酒粕です。これを見るだけで神亀さんのこだわりがよくわかります。今回参加いただいたお客様にはお土産でお持ち帰りいただきました。

 

 

DSCN1330.jpgむかごの炊き込みご飯と自家製のお漬物とお味噌汁。日本人に生まれて良かったな、とつくずく思います。こういう食事には、そりゃワインや焼酎も合うけど、やっぱり日本酒なんだよな~。好きとかそういう以前に、体の遺伝子がそういうふうにできているように思うのです。(まあ、私の両親が新潟出身ということもありますが・・・)

 

           

 

 

 只今、 活性にごりの開栓中!                     ガスが抜けるまでしばらく待ちます。

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純米酒の良さ、燗酒の良さなど、酒談義に真剣です。           参加者の皆様と記念撮影!私が一番だらしないですネ!

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DSCN1325.jpgのサムネール画像本日の登場したお酒達!右から神亀純米、ひこ孫純米大吟醸、ひこ孫純米、ひこ孫純米吟醸、真穂人、活性にごり、小鳥のさえずり、上槽中汲み。

進行に夢中だった私はあまり味わって飲めませんでしたが、私が客として参加したくなるような、楽しく、そして美味しい会でした。(手前味噌ですみません)

周りのお客様、お騒がせしました。(ひこ孫純米大吟醸のお燗酒振舞ったので許していただけたかな?)

 

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新潟・魚沼地方は皆様ご存知のこしひかりの銘産地です。
この地方の小出にある緑川酒造が今回ご紹介する蔵元です。

 

私が緑川と出会ったのは今から17年前のことです。
それまでKISSYOの清酒は酒問屋さんから仕入してました。
私の両親が新潟出身であったこともありましたが、新潟に新しい蔵をつくり新しいブランドを立ち上げたという情報が入ってきます。 緑川は小出の街の一角にありました。
しかし、よりよい酒づくりを目指し街から離れた周りが田圃だらけの中に蔵をつくります。
そうです、よりよい水質を求めてです・・・。  

その後、現在の社長である大平さんが新しい販売基準を決めました

それは、全国どこの百貨店でも、スーパーでも一切販売せず、きちんとしたこだわりを持った専門店しか販売しないと・・・・  

私はその方針に魅かれ新潟・小出に行くこと五回!
しかし、中々取引契約には至りませんでした。その後も、幾度となく新潟へそして・・・・  

結果、横浜では最初の特約店となり今では強い信頼関係となり販売しております。  

熱燗に最適な酒「正宗」緑川を代表する酒「雪洞貯蔵緑・生」は全国特約店の中でKISSYOは取り扱い日本一となりました。  

酒も香りが高いタイプでなく、あくまで食事をしながら楽しむ酒として飲み飽きしない柔らかい味わいが特徴の緑川

その訳は、麹米を地元魚沼で契約栽培してもらっている「幻の酒米・北陸12号」を使っていること。そして酒を低温でしっかり貯蔵熟成させてから出荷させていること・・・・・

だから旨いんです。  

新潟中越地震の時は、蔵の仕込み場の天井が落ちるなどさまざまな困難がありましたが今なお方針を変えずしっかりとした酒つくり・ブランドつくりをしています。  

新潟には皆様ご存知の有名な銘柄の酒があります。
是非、名声で選ぶのではなく味で選んでほしいと思います。

柔らかな味わい・食事のおいしさを引き出す酒としてきっとご理解いただけると確信しております。  
新潟の酒としてだけでなく、日本を代表する酒として緑川をおすすめしていきます

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今では芋焼酎と言えば横浜の方でも多くの方々が楽しんでいます。

この先駆けとなり火付け役となったのが鹿児島・西酒造なんです。

鹿児島に旅した今から12年前、ある飲食店で西酒造の焼酎と出会いました。

芋焼酎らしくない柑橘系の香りのするフルーティな芋焼酎!

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それが富乃宝山でした。

私はこの焼酎にすっかりはまってしまい、販売したいと思い早速蔵元へ手紙を書きます。
そして、電話。「専務は蔵に入っていて電話でれません!」と事務の方から言われました。

それから電話すること300回以上!
朝に昼に晩に電話し、結果は蔵の中か、外出・・手紙も何十通と書きました。  

普通、この時点で諦めます。

実は蔵元は試していたんです。酒販店が本気かどうか?!

そうして1年半、やっと電話口に出てくれました。が、しかし芋焼酎の仕込み時期に入っており面談はできないと!それだけ神経を集中し、時間を造りに当てていました。

それから半年後の1月中旬にアポがとれ鹿児島・西酒造へ。  

蔵で西陽一郎専務(現在は社長)と互いに酒に対する考えや姿勢を語り合うこと5時間。

すると突然、『坂田さんやってくれますよね!』、
もちろん『横浜でこの情熱を伝えますよ!』とがっちり握手♪

そして蔵から車で帰る際、私が車内のルームミラーから見たものは・・・。

西専務一人で腰を直角に折った礼の姿勢でした。

この時の私の体を走った衝撃は今も忘れていません。
この蔵と共に歩むと誓った時でした。  

現在は蔵も当時と変わり水質のよい場所へ移転し大きくなりました。
年に何回も蔵を訪ねる私ですがいつも帰りの際は、スタッフの大勢が玄関口まで出てきていただき、あの時の西専務と同様に送ってくださいます。

信念は変わっていません。 

「よい酒」は「よき人」が醸す!これが私の信条です。

横浜でも数少ない西酒造販売特約店であるKISSYO。
焼酎を「国酒」とさせるべく情熱をもって醸す西酒造。

KISSYOはこれ からも伝えてまいります。

画像 019.jpg神奈川県西部の山北町、丹沢山系と箱根山の間を流れる酒匂川の上流に蔵は在ります。創業は明治30年、丹沢山系の伏流水(中硬水)を使い、製造量は500石(一升瓶換算5万本)とかなり少なく、人の目の行き届く範囲内で南部杜氏、上川 修氏により丁寧に造られています。吟醸造りを得意としており、低温長期醗酵によりもろみを完全発酵させ、きりっと引き締まった辛口のお酒に仕上がっています。
社長の露木 雅一氏は、食事と共に楽しめ、料理、お酒の両方が引き立てあう「食中酒」造りを目指し、銘酒「隆」を完成させました。
そのお酒の特徴は、香りはいたって穏やかで、きれいな酸が存在することで、味にしっかりとした主張があり、且つ酸で料理の脂肪分を断ち切る、切れの良さを持ち併せています。甘味のある温野菜、脂の乗った魚料理、酸味の効いた寿司、コクのある肉料理、苦味の残る山菜料理など、いわゆる「五味」(甘味、辛味、酸味、苦味、渋味)の中でマイナスとされる要素も見事にプラスに変えてしまう程、相性の良さを見せてくれます。
また、酸があることにより熟成にも耐え、開封後数日経過してから味が乗ってくるなど、少々のことではへたれない腰の強い酒質に仕上がっています。
そして何より、燗で飲むことも奨めています。露木社長は、新たに開業する飲食店さんへ、アドバイス的なこともよくなされるそうですが、「燗で飲むほうが料理との相性の幅が広がり、酒の量も飲めるので儲かるよ」とよく言うそうです。
限定販売の「隆」は無濾過で瓶燗火入れ、瓶囲い貯蔵を行い、異なるタンクとのブレンドは一切行れません。その年のお米の質や気候、また熟成期間により、同じ味はニ度とないそうです。だから造り手側も飲み手側も楽しみが増すわけです。正に、お酒は生き物と言われる所以ですね。
 
画像 020.jpg瓶燗火入れの様子です。1本1本瓶ごと湯煎し、その後冷水で急冷します。
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京都府伏見にある蔵で、桂川沿いにある木造造りの蔵は、観光のビュースポットとしても知られています。

通常は「日出盛」、「桃の滴」といった銘柄で有名ですが、「澤屋まつもとシリーズ」は造りも、流通も全く別で、全国約200店舗の地酒専門店に限定で販売されています。

  

灘の「男酒」に対し、伏見の「女酒」とよく言われていますが、「澤屋まつもと」 はキリッとし辛口のお酒です。

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料理が主役で料理の味を引き立てる「食中酒」としてのお酒のあり方をとても大切に考えられています。

営業担当の松本 庄平氏は業界の中でもプロ級の腕前を持つ料理名人で、伊丹十三監督の映画「たんぽぽ」のモデルにもなったほどです。

氏曰く、「お酒とは毎晩の食事でいう銀シャリ(ご飯)のようなもの。
 
おかずだけでは飽きてしまうし、ご飯だけでは物足りない。
おかずとご飯両方あることでお互いが生きる」とのこと。
上品な出汁の効いたおでんや煮物などと合わせたら美味しさが倍増するようなお酒です。
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和歌山県海南市にある平和酒造さんは、山本 保氏により昭和3年日本酒を製造する蔵として創業しました。

しかし戦争が始まり食料事情が 悪くなるにつれ酒米の確保が難しくなり、国から酒造の休業の命令が下されましたが、戦後になっても酒造再開の許可がなかなか下りず、2代目の山本 保正氏 がそれまで培ってきた経験、技術、想いを無駄にすることはなんとも忍びがたく、何度も国に掛け合い、その熱意が実って昭和25年にようやく酒造業再開の許 可が下りました。


この時、これからずっと平和な世の中が続くよう願いを込めて、平和酒造と社名を命名したそうです。

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梅酒造りは平成7年より始まりました。当時はあまりにもフルーティーな梅酒のためなかなか受け入れてもらえなかったようです。と いうのも当蔵は当初から完熟梅を使用していたのですが、完熟梅は痛みが早く流通には問題があるため一般に市販されている梅酒は青梅が使用されております。

DSCN1728.JPGのサムネール画像しかし青梅はその硬さゆえに梅のエキスが抽出されにく

 

く、長時間漬け込まなければなりません。
そうすると種のなかにある苦味成分まで抽出されてしまい、そ れを砂糖の甘さで抑えているのです。
梅酒を造る蔵は全国にあれど、完熟梅を使用して仕込むのは地元和歌山でなければできないことです

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そして和歌県といえばみかんをはじめ柑橘類などのフルーツの栽培がとても盛んな地域でもあります。
地元の農家さんのお力をお借りして、柚子、檸檬、夏みか んなどを使用したお酒を次々と発売されました。
ここにも「和歌山に根ざした酒造り」が活かされています。
これからも平和酒造さんの挑戦はまだまだ続くで しょう。

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「陸奥八仙」は青森県八戸市で、創業以来約230年の歴史がある八戸酒造が創業銘柄『陸奥男山』に変わって、主軸銘柄として立ち上げた新ブランドです。 青森の造り酒屋として青森陸奥八仙外観にこだわった酒造りをめざし、若い伊藤賢一杜氏(35歳・南部杜氏)を筆頭に、蔵人4人とご子息の駒井秀介(ひでゆき)氏で酒造りをされています。特に駒井秀介氏が手がけた「中汲みシリーズ」はすこぶる旨い! 今後、注目の蔵元になることは間違いありません。期待度二重丸の蔵元です。

住所:青森県八戸市類家1丁目4番33号:

 

富久長の名で知られている今田酒造本店は、瀬戸内海を臨む静かな町、広島県安 芸津町にあります。製造石数は500石(一升瓶換算5万本)とかなり少ないほうです。造りの全てに目が行き届く範囲としてちょうど良い量だそうです。造り の中心には当蔵の社長の長女、今田 美穂氏が杜氏として携わっています。富久長の名は安芸津町の偉大な醸造家、三浦 仙三郎氏により命名されました。ふっ くらやわらかい飲み口のお酒を願ってのことだそうです。

原料米にもたいへんこだわっておられ、地元の農家の方々と協力して酒米を造り、今田氏自ら田んぼを 見回り、お米の生育の様子などを日ごろから確認されているようです。
特筆すべきは富久長のみで使用されている、八反草という幻の酒米を復活させたことが挙 げられます。
八反系の酒米はいくつかあり現在も広島を中心に他の蔵では使用されていますが、その八反系のルーツ的存在で大元が八反草であります。しかしな がら栽培が非常に難しく(背丈が高く倒れやすい、また栽培適地をひじょうに選ぶ)いつのころからか全く栽培されなくなってしまいました。
広島を代表する酒 米、八反系を生み出した八反草とはどんなお米だったのかそしてどういうお酒になるか飲んでみたい、その思いから八反草の栽培がスタートしました。幸い、広 島県農業試験場にその種籾が保存されていることがわかり、2004年から本格的に栽培を始め、2006年冬、念願 の八反草による酒造りが始まりました。
その八反草を使用して醸された商品が、純米吟醸八反草や純米大吟醸妙花風などの商品として飲むことができます。この お米の味の特徴としては、清々しさとしては群を抜いており、きれいでさわやかなのに後にじんわりとした余韻がいつまでも続くところにあります。
今田氏は、 「このお米には大きな自然の力と酒造り、米造りに携わってきた人々のたゆまぬ努力が秘められているように感じます」とおっしゃっていま

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埼玉県蓮田市にあり、昭和62年に全ての造りを純米酒に切りかえたことで有名です。 (全量純米は全国1400蔵余りのうち、30蔵ほど)三増酒(醸造用アルコールを添加して3倍の量のお酒を造る事)や淡麗辛口のお酒が流行っていたころより、一貫して濃醇でコクがあり、燗で旨い酒を作り続けています。  

原料処理にこだわり、一回で蒸す米の量は100kg以内とし、均等に蒸気が当るDSCN0618.JPGように蒸気が吹き出ているところに手で米を張り込み(抜け掛け)、麹造りは全量蓋(ふた、呼ばれる小さな木の箱)を用います。(全量純米より珍しいといわれています)  搾りは機械ではなく、自然の圧力で3日間かけて搾り、且つ搾りきらずに旨いところだけを残します。(そのため酒粕が非常に分厚いのです)  お酒は新酒では出さず、最低3年は熟成させてから発売されます。代表の小川原 良征専務は純米酒の啓蒙活動を積極的に実施し、地方の小さな酒蔵の再建、指導もされ、酒造界の神様的な存在として知られています。

   

 

奈良県生駒市にある蔵で、手造りで少量を細々と造っています。
神亀酒造と同様、全量純米仕込みです。原料米の洗米は全て人の手によります。麻袋に 入れた米を水を入れた桶に浸し、大量の水を用いて人の手により何回も米を洗い、すすぎを繰り返します。完全に糠が落ち切った米を、今度はストップウォッチ を用いて秒単位で水につけ、お米に水を吸わせます(限定給水)それにより、雑味がなく、旨味が豊かですっきりした辛口のお酒にでき上がるのです。
風 味を保つために、火入れ(加熱殺菌処理)は手間のかかる瓶燗火入れ、貯蔵は大型コンテナによる瓶貯蔵により、品質を保つために、最善の方法を用いていま す。今年より、代表のご子息である、中本 智也氏が造りのリーダーとして杜氏の補佐を受けながら活躍され、今後が非常に楽しみな蔵の一つです。