吉祥のスタッフが蔵元を訪ね、酒造りの現場や造り手をご紹介いたします。

お燗酒のお手本のようなお酒 麗峰丹澤山純米

RIMG0100.JPG夏向けの低アルコールや涼しげなブルーのボトルの清酒が各蔵元より発売される中、唯一お燗に向く清酒を発売された川西屋酒造さん。

当初、「何故この時期に?」と思いましたが、数年来お付き合いさせていただいている蔵元の露木社長の真意を、私はすぐに理解できました。

燗酒の普及拡大こそ、清酒消費拡大の鍵!であると。

ですが世間的には「燗酒はベテランが飲むもの、初心者は香り高いフルーティーなお酒から入るべき」という風潮さえ見受けられます。

私も含め、川西屋酒造さんはこの考えに、異を唱えます。

初心者こそ、まっとうな燗酒から入るべき と。そこからいろいろなタイプのお酒に好みが広がれば良いのです。

 

美味しい料理を口に運び、そこに純米のお燗酒をキュッと入れてやると、それはそれはなんとも言えない幸せな気分になるのです。これを覚えてしまうと、もう清酒から、そしてお燗酒から離れられなくなってしまいます。麗峰 丹澤山純米は、まさにそのような、お燗酒のお手本のようなお酒なのです。

このお酒は阿波(徳島産)特等山田錦を使用し、タンクで一年以上熟成させてあります。タンクで熟成することにより、香味は落ち着き、お酒に含まれている様々な分子が結合して、まろやかでトロリとした滑らかな舌触りに加え、ふくよかで優しい山田錦の特徴が見事に表れています。季節に関係なくお楽しみ下さい。

旨いものはいつでも旨いのです。

麗峰丹澤山純米 1800ml 3200円(税込み3360円) 720ml1600円(税込み1680円)