吉祥のスタッフが蔵元を訪ね、酒造りの現場や造り手をご紹介いたします。

神亀さんのお酒を楽しむ会が開催されました!

3月14日(日曜日)、目黒区自由が丘にある素食、おもてなし料理のお店「野饗(のあえ)」さんにて、神亀酒造さんのお酒を楽しむ会が開催されました。神亀さんのお酒は料理と共に味わい、そして燗にしてその真価を発揮する、典型的な食中酒。野饗さんの心のこもったお料理と共に楽しんじゃいました!

DSCN1314.jpg先付け4点盛り。しめ鯖、いかの塩辛、鯵の南蛮漬け、季節の白和え。全て自家製です。これらは私のわがままなリクエストなのですが、見事に応えていただきました。

そして乾杯は、「ひこ孫純米大吟醸の燗!」

まあ、順当でいけば活性にごりといったところでしょうが、お客様の期待を裏切ることこそ、真のサービスという私なりのポリシーにより、これでスタートしました。「大吟醸を燗?もったいない!」飲めばわかります。

 

 

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冬瓜と肉団子のあんかけと神亀純米。このお酒を使って、冷や、常温、燗の飲み比べを実験的に行いました。まあ、聞かなくてもわかるけど、10人中8人が燗がいいとのことでした。(冷や、常温がいいという方も1名ずついらっしゃいました。あくまでも好みですからそれはそれでいいと思います)

この辺りで、神亀酒造さんの紹介や、純米酒普及のために活動されてきた経緯、熟成酒、燗酒の利点など、ちょっとした講釈をさせていただきました。(長くなるので省略させていただきます)

 

 

DSCN1329.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像さわらの葺味噌焼き。春の香りが口の中に広がります。勿論葺き味噌も自家製です。お酒も進みまさす。ひこ孫純米吟醸の燗とよく合います。実はこの商品には2種類あって、それぞれ酵母が違うのです。(最近発売された食楽という雑誌で初めて知りました)写真の白ラベルは7号酵母といって真澄でお馴染み宮坂醸造で採取された酵母。香りは穏やかで、発酵力は強いようですが扱いは難しく、大きな造りには向かないとのことです。クリーム色ラベルは9号酵母といって、華やかな香りが出るそうで、最も多く使われている酵母です。蔵元さんは7号酵母の方がお好みとのことです。

 

 

DSCN1326.jpg揚げ物です。真ん中の丸いのは、おからのコロッケですが、私これ、とても気に入りました。素朴な味わいです。

 

 

 

 

 

DSCN1331.jpg実はこれ、野饗さんよりお土産でいただいたのですが、神亀さんの酒粕で造った山葵漬けです。写真撮り損ねたので自宅で撮りました。正直こんない美味しい山葵漬けは今まで食べたことがありません。このままでもあっというまに一皿無くなってしまいます。野饗さんも神亀さんの酒粕を絶賛していました。ちなみに厚さは2センチくらいある、分厚い酒粕です。これを見るだけで神亀さんのこだわりがよくわかります。今回参加いただいたお客様にはお土産でお持ち帰りいただきました。

 

 

DSCN1330.jpgむかごの炊き込みご飯と自家製のお漬物とお味噌汁。日本人に生まれて良かったな、とつくずく思います。こういう食事には、そりゃワインや焼酎も合うけど、やっぱり日本酒なんだよな~。好きとかそういう以前に、体の遺伝子がそういうふうにできているように思うのです。(まあ、私の両親が新潟出身ということもありますが・・・)

 

           

 

 

 只今、 活性にごりの開栓中!                     ガスが抜けるまでしばらく待ちます。

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純米酒の良さ、燗酒の良さなど、酒談義に真剣です。           参加者の皆様と記念撮影!私が一番だらしないですネ!

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DSCN1325.jpgのサムネール画像本日の登場したお酒達!右から神亀純米、ひこ孫純米大吟醸、ひこ孫純米、ひこ孫純米吟醸、真穂人、活性にごり、小鳥のさえずり、上槽中汲み。

進行に夢中だった私はあまり味わって飲めませんでしたが、私が客として参加したくなるような、楽しく、そして美味しい会でした。(手前味噌ですみません)

周りのお客様、お騒がせしました。(ひこ孫純米大吟醸のお燗酒振舞ったので許していただけたかな?)