隆 純米吟醸 足柄若水の田圃にて
紫陽花祭りで有名な開成町の田圃にて。このお酒に使われている「若水」という酒米が育てられている場所です。この当たりは、足柄平野と呼ばれ、その昔暴れ川と称された「酒匂川」の土砂が堆積してできた土地なので、米造りにはとても適しているそうです。
若水の田圃の前でパチリ!後ろの山は箱根の山です。
早速鰯の梅煮と一杯やってしまいました。
この隆 足柄若水(以下白ラベル)は地元神奈川産の酒米を使用しているだけあって、他のお酒よりも早く売り切れてしまいます。(他の隆は一年以上貯蔵期間を置いていますが、白ラベルのみ今年度醸造となっております。)従ってまだ味が硬く、若干ほろ苦さが残りますが、実はそういうお酒こそ、このような料理と合わせると抜群に旨いのです。料理を口に入れてからお酒を飲むと、見事にお米の旨味だけが残り、ご飯とおかずが合うように、お酒とも見事にあいます。そしてこのようなお酒こそ、二年、三年と時を重ねるごとにどんどん旨くなっていきます。料理と合わる、温度を変える、空気に触れさせる、熟成させる、等・・・。いろいろ試してみて下さい。お酒の奥深さが実感できます。
隆 足柄若水純米吟醸 1800ml ¥2,993 720ml¥1,522