吉祥のスタッフが蔵元を訪ね、酒造りの現場や造り手をご紹介いたします。

九重雑賀(ここのえさいか)さんご来店いただきました

去る5月17日、和歌山県で清酒・梅酒・食酢を製造している九重雑賀の雑賀 俊光社長さんにお越しいただき、スタッフを対象にした勉強会を実施していただきました。以前にもブログでご紹介したとおり、九重雑賀さんはもともと食酢を製造する蔵として創業しました。今回はまず食酢についての歴史や料理のレシピなどをご紹介いただいた後、清酒のテイスティングや雑賀さんが目指す目標などを語っていただきました。

DSCN3156.JPG雑賀社長さん(奥の中央にお座りいただいています)よりお酒の講義を受けながらテイステイングを実施しています。雑賀さんのお酒は実にお料理によく合うように造られています。テイスティングをしながら「白身のお刺身に山葵を効かせて・・・」など料理とのマッチングを想像しながらのテイスティングでした。皆さん、想像力豊かです。

 

 

 

DSCN3151.JPG雑賀さんの調味料のラインナップです。左の海ぽん山ぽんは「お酒に合うポン酢」がコンセプトだそうです。私も自宅で愛用させていただいています。今では醤油やソースに代わり、揚げ物、焼き魚、餃子など、この海ぽん山ぽんが大活躍です。右ら2番目の吟醸酢は、大吟醸の酒粕を熟成、発酵させ、約2年かけて造られます。とてもまろやかで、ほんのり甘味も感じます。

 

 

 

 

DSCN3155.JPGお豆腐に海ぽん山ぽんをかけていただきました。なんにでもよく合います。お酒もすすみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3154.JPGこちらは昨年発売された柚子寿司召し酢。柚子の皮が入っています。紀州和歌山では、バラ寿司に柚子を入れる地域があるそうで、それを手軽にできるように、商品化されました。勿論バラ寿司以外にも用途は豊富で、今回は雑賀さんお手製のドレッシングをご持参いただき、試食いたしました。造り方はサラダオイル・塩・胡椒を加えるだけ。甘味もあるので、「これなら野菜嫌いの子供でも食べられるね」とお母さん方には大好評でした。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3166.JPG最後にスタッフと記念撮影。遠路はるばるお忙しい中、吉祥のために勉強会を開いていただきました。食材などもご用意いただき、本当に勉強になりました。雑賀さんが目指す食酢のこと、お酒のことをこれからもお客様に伝えていきます。

雑賀さん、有難うございました。