酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

蔵元特約店吉祥 ブログ

投稿日:2013.07.04

フランス・ロワール地方の自然派ワインを楽しむ会

DSCN4770.JPG去る6月30日、横浜市港北区にある地鶏焼味くり家さんにて、フランス・ロワール地方サンセール地区にある「ロベール・カンタン」というワインの蔵元のソフィーさん(写真左)をお招きして、ワインを楽しむ会を開催しました。

白は「ソービニヨン・ブラン」、赤は「ピノ・ノワール」という品種を使用、農薬や化学肥料は一切使用しない自然派を貫いています。

最上級の「ポリーヌ」という銘柄のワインがありますが、ワインではたいへんめずらしい「アカシヤ」の樽を使用、さらにコルクではなくガラスの栓を使用しています。

第二次大戦中、多くの樫の木が伐採され、森林の破壊を懸念した当時の蔵元のポリーヌさん(ソフィーさんのお婆さん)が、やむなくアカシヤの樽を使用して貯蔵したところ、とても美味しく出来上がったので、それ以降現在もアカシヤの樽を使用しています。(コルクを使用しないのも、同様の理由です)

そんな自然に任せて造られるワインは、同じ品種・造りであっても畑によってそれぞれ個性が表れます。今回はそんな畑違いのワインを飲み比べ、何故このように違った表情を見せるのか?といったことを通訳を交えてお話いただきながら楽しんでいただきました。

 

 

 

 

 

 

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投稿日:2013.07.04

澤屋まつもと純米と小松菜の煮浸し

DSC_0017.JPG今晩の晩酌は、京都伏見のお酒「澤屋まつもと純米」と小松菜の煮浸し。

桜海老を入れて作ってみました。

出汁の旨味に海老の旨味が加わり、お酒との相性倍増です。

お酒は、五味(甘味・酸味・苦味・塩味・旨味)のなかでも、旨味との相性が良いのです。

日本人が昔から慣れ親しんでいる昆布・鰹出汁がその典型ですね。

だから野菜料理でも、上手に出汁の旨味を使えば立派な酒の肴になります。

おでんの汁で酒が飲める、というのはその所以です。

でも科学調味料の出汁は避けてくださいね。科学調味料の味を引き出してしまうので・・・。

 

 

 

 

投稿日:2013.07.01

豊永酒造、豊永社長ご来店

先日、熊本県より、豊永酒造の豊永社長がお店にお越し下さいました。

真ん中の方が豊永史郎社長です

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 豊永酒造さんの代表銘柄は「豊永蔵」という米焼酎球磨焼酎」という、地理的表示による産地指定を受けた球磨地方で造られた焼酎でしか名乗れない、世界的にも珍しいお酒を醸す蔵元さんです。

 その昔、ワインで有名なフィリップ・パカレさんとお話した時に、『ワインでは日本で言う“旧暦”を参考にしており、新月の時に瓶詰めをする。』という話の中から『稲は月が満月の時に(正確にはその前日)田植えをする方がいい』とアドバイスを受けたそうです。

 

 

 

 ※旧暦(太陰太陽暦)とは、月の満ち欠けによってひと月の長さを決める方法で、新月の時を一日(ついたち)としてみなします(三日月の時が3日、満月が15日という具合)。

 その背景には、太陽系での地球の位置が絶妙な位置にあるという事。太陽からの距離が少しでも近ければもっと暑く、逆に遠ければ寒くなりすぎてしまうが、地球は本当に調度いい位置でいるからこうして住んでいられる。また月との距離も、もう少し距離が違えば、常に嵐のような天候になっていてもおかしくない。

 なので、自然の流れに沿ってこちらが行動していくことが自然だし、それがお酒にとってもいいことでしょう。というお考えをお話いただきました。

 

 また、豊永さんは平成2年から、有機農法にいち早く取り組まれた蔵元さんでもあります 

 農薬や薬品を使えば収量(お米の収穫できる量)も増やせるし手間も掛からない…そんな米造りが盛んな時期に有機農法に取り組もうとした際、JAの農協から猛反対があったそうです。しかし、『農薬は人が飲んだら死にます、そんなものを食べ物に使ってはいけない』と豊永社長はその強い反対を押し切り、無農薬のお米造りを始められたとのことでした。

 今では、自社で6反ほど(1反=約991m2)※田んぼを持ち、「自我田」というブランドも立ち上げられています!

※1反=陸上トラック1レーンの幅が122cmなので約8レーン分と言えば分かりやすいかな…

 

 

そんな球磨焼酎をもっと楽しむ方法がこちら!

ガラ(とっくり?)とチョク(おちょこ)の登場です

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地元、熊本ではガラチョクという酒器を使って直接コンロなどの火に掛けてお燗をする習慣があります

これに入れて温めると、約50〜55度前後で白い湯気がでてきますので、その頃が飲み頃!少しアルコール分が揮発するので、口当たりもまろやかになり盃が進みます!

これからの季節は燗極ロックがオススメです!温めた焼酎を、氷の入ったグラスに入れて注ぐだけ!!

とろっとした飲み口で、そのままロックで飲むのとはひと味違った新鮮な味わいをお楽しみ頂けます!

 

 

豊永社長、お忙しい中いろいろなお話をお聞かせいただきありがとうございました!

 

投稿日:2013.06.28

確蔵 僕らの想い〜Our Spirit〜 特別純米

ご無沙汰しておりました…

書こう書こうと思ってずーーーっと書けませんでした

 

珍しい(なんと全国に2013本しかない)お酒のご案内です!

 

 

確蔵 僕らの想い〜Our Spirit〜 特別純米

23年ぶりに重家酒造さんから発売された清酒です。

1800mLのみ ¥2,500-(税込み¥2,625-)

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どことなくクリーミーで上品な香り、口に含むとお米の旨みを感じますがスッと喉を通っていく飲みやすさがあります!

 

もう蔵には在庫が無いのですが、吉祥は予約の段階でたくさん仕入れさせていただいたおかげで、若干数ですが在庫がまだございます。詳しくは吉祥各店までお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23年ぶりの日本酒造りに至った経緯がこちら↓


遡ることなんと114年。

明治32年(1899)に酒税法が整備され、それまで認められていた自家製のお酒の製造と消費が禁じられ、お酒を製造することが免許制になりました。

当時、明治35年に壱岐島では、焼酎蔵が38場、清酒蔵が17場あったそうです。
 

現在では焼酎蔵が7場、清酒蔵が2場(2場共に製造していない)という状況です。

平成12年に壱岐麦焼酎「ちんぐ」を発売した重家酒造さんはもともと、日本酒と焼酎の兼業蔵として平成2年まで日本酒も造っていましたが、杜氏さんの高齢化により、やむなく日本酒造りを休止していました。

 

そこから23年が経ち、近い将来、壱岐島で日本酒を復活させたい!という強い想いから、弟の横山太三さんが約2ヶ月間、佐賀県にある清酒蔵に泊まり込みで酒造りをしました。
不安と希望の入り混じる中、2013年のスタートとして、タンク一本分。一升瓶で2013本を造ったのがこのお酒です!


※確蔵の名前の由来
1924年(大正13年)に重家酒造を創業した、初代確蔵の名前が由来となっています。


〜蔵元案内より〜

玄界灘に浮かぶ自然豊かな壱岐島に生まれ育ち、故郷を離れ、壱岐島の良さを実感する。
故郷に戻り、國酒造りを通して『壱岐島の魅力を世界へ伝える』これこそが我が使命。
僕らの想い世界へ届け。

 

 

熱い熱い想いの詰まったお酒、今期の分はもうほとんど無くなってしまいましたが、今後の重家酒造さんには要注目です!

 

投稿日:2013.06.03

北陸12号の田植え 2013

5月29日

コシヒカリの産地として全国的にも有名な新潟県魚沼市にて、希少な酒米「北陸12号」の田植えに参加して参りました!

北陸12号とは←前回の訪問記にて

 

朝8時に池袋をバスで出発し、11時すぎに新潟は小出に到着。

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バスの中は爆睡…

 

緑川酒造の高橋さんにお迎えにきていただき、少し時間があったので、スキー場の上から八海三山と眼下に広がる緑川酒造を眺め

 

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中央の細長い建物が酒蔵です

 

 

初めてのスタッフもいたため、改めて蔵の中を一通り見学

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メモを取りながらお勉強です。

私は一昨年にお邪魔させていただいておりましたが、その時と比べると

麹室の中など、よりよいお酒造りをするためにさらに進化されておりました。

 

 

その後、田んぼへ移動

これから初田植え!と意気込む(左)ボーノ相模大野スタッフの長谷川さんと(右)新吉田本店スタッフの菊池さん。

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そして今回お世話になった田んぼがこちら

 

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今回は育種用の苗のため、1本植えで行いました。

通常、収穫用ですと一カ所に複数本を植えるのですが、純粋な「北陸12号」という品種の特徴をしっかりと引き継いでいる「種籾」を得る為に行います。

世代を重ねて行くと、突然変異などでどうしても性質の異なる稲が育つ事があるため、このような作業を行い、種を守っていくのだそうです。

 

 

 

 

 

 

田植え前はあいにくの雨模様でしたが、後半は晴れて気持ちのいい天気に!無事田植えが終了しました!!

 

田植えのあとはお待ちかねの豊作祈願祭!北穣吟醸を心ゆくまで楽しみながらの宴です。

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地元で採れた根曲がり竹をそのまま焼いて…これがまた柔らかくて美味しい♪

 

 

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毎度の事でお燗にしてみたり…

農家さんとお話させていただきましたが、やはり北陸12号の栽培は難しいとのことでした

「作付け面積や栽培の手間などを考えたら、山田錦よりも高くなってしまうよ(笑)でもそれを承知で蔵元が買ってくれるから、俺たちも本気になって作れるんだよ」

とおっしゃっていました。

現在北陸12号を栽培している農協は魚沼のここだけということで、農協と蔵元の信頼関係がないとできないことなんだなぁと改めて感じました。

 

 

 

(中央)緑川酒造の大平社長と(左)吉祥では試飲販売等でお馴染みな高橋さんと一緒に

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帰りの時間が近づいてきたので一足先に。バスはほぼ貸し切り状態、スタッフと語った帰路となりました。

緑川酒造の皆さん、農協の関係者の方々、参加者の皆様、ありがとうございました!!

 

 

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