酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

萩野酒造ブログ ☆

投稿日:2011.11.11

2011年度一発目の新酒!「富久長いちばんしぼり」

DSCN3802.JPG早いもので今年も新酒の季節がやってまいりましたが、その先陣を切って入荷したのが、広島県今田酒造本店さんの「富久長いちばんしぼり」。11月8日に搾られてその日のうちに出荷、翌9日に入荷しました。しかもこのお酒は「直汲み」といって、搾られたその場で瓶詰めされた、とても貴重で贅沢なお酒です。(作業の都合上、数量も限定されます)

杜氏の今田 美穂さんと懇意にさせていただいている、「くにみん」こと、スタッフ国見に早速その味を確かめていただきました。この笑顔をご覧いただければその美味しさはお分かりかと思いますが・・・。

 

DSCN3801.JPG彼女曰く、果実というよりはお米を思わせる至って自然な香り、雑味は少なく喉越しもスムーズでとても飲みやすく、ある意味危険(飲みすぎてしまいそうとのこと)かもしれない、と言っておりました。

11月12日(土)、13日(日)に、トレッサ横浜店で試飲販売を実施します。お近くにお住まいの方、是非お寄り下さい。kissyoselectトレッサ横浜店

今田酒造本店さんのホームページ内のブログ、今朝搾り日記でこのお酒の造りの様子が書かれているので、是非覗いてみてください。fukucho1.blog119.fc2.com/

富久長特別純米八反錦いちばんしぼり

1800ml 2800円(税込2940円)

 720ml 1400円(税込1470円)

 

 

 

 

投稿日:2011.08.23

日輪田 純米美山錦60と金目鯛の煮付け

DSCN3521.JPGある方から、金目鯛をまるごと一匹頂いたので、早速煮つけにしました。

お酒は萩野酒造さんの「日輪田美山錦純米60」。
肉厚な身に甘辛い煮汁が絡んで、
金目鯛の旨味とコク、
脂が純米酒の燗酒とめちゃくちゃ合います。
旨すぎです!!

季節は夏真っ盛り、連日の猛暑で燗酒など飲むやつの気が知れない、
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
金目鯛の煮付けには絶対燗です。(※冷酒を否定するわけではありません。)

それにしても、日輪田はこの猛暑にもよく耐えた!
というのも、抜栓してから3週間あまり、常温で放置しておりました。

日中は留守で、防犯のため窓は閉めっぱなし。
部屋の温度は想像できますね!

でも味はびくともしません。

造りがしっかりしている証拠です。

皆様は決して真似をしないで下さい。

 

 

投稿日:2011.08.23

萩野酒造 佐藤 曜平さんにお越しいただきました

画像 005.jpg宮城県金成市に在る、萩野酒造の佐藤 曜平さんにお越しいただきました。「萩の鶴」、「日輪田」という2つの銘柄のお酒を造っています。

「萩の鶴」は優しい女性的、「日輪田」はしっかりした男性的な印象で、どちらも落ち着いて食事によく合い、盃のすすむ美味しいお酒です。

曜平さんは、明るくて穏やか、出しゃばるタイプではありませんが、人をひき付ける魅力を持たれた方で、酒造界のアイドル的存在です。

酒質には造っている人の人柄が表れる、ということがよく言われますが、その典型といっていいかもしれません。

「萩の鶴」、「日輪田」よろしくお願いします!

投稿日:2011.03.10

春の味

IMGP0063.JPG

何げなく車を走らせていましたら、一面にふきのとうが芽生えていました。

忙しい配達の合間ではありましたが、車を止めて私なりの春を謳歌したのでありました。

見ようによってはただの雑草のようですが、それは人それぞれ感じ方が違うので、見た人が良いと思えば良いのであります。

 

  

IMGP0065.JPGだいぶ花が開いてきましたが、「ふき味噌でも作ろうか」と思い、つぼみのものをいくつか摘んできました。

 

 

 

 

 

 

 

IMGP0070.JPG店に戻って早速ふき味噌を作りました。苦味を消すために一度湯がいたのですが、コレが失敗!苦みと香りが薄くなってしまいました。(食べ易いといえば食べ易いのですが・・・。私はもっと苦いほうが好きなのです)

そしてこのふき味噌にあわせるお酒は何にしようかな?と冷蔵庫にある試飲用のお酒の中から迷わず選んだのがコレ!

富久長純米酒八反草75槽搾り無濾過本生!(75とは精米歩合75%のことです)

良い意味で渋いです。雑味とされる苦味・渋味はマイナス的に評価されますが、私にとっては大きなプラスです。(熟成されて旨くなります)似たもの同志を合わせることでうまく調和します。香り豊かな旨口のお酒は反発しますね!

 

そういえば、料理研究家の林 健太郎さんがあるテレビ番組でおっしゃっておりました。「苦いものを食べて、より甘いもの(旨い物)の味がわかる」と・・・。山菜や春野菜などはえぐ味があるので敬遠されがちですが、この味を覚えると季節の味をより一層楽しむことができると思うのですが、皆様はいかがお考えでしょうか!

投稿日:2011.01.21

新羽 味くり家で燗酒祭やってます

DSCN2669.jpg祭などという、たいそうなものではありませんが、通常定番品以外で特に美味しいお燗酒を6アイテムほど集めてお出ししております。

右、宮城県の最北端、金成町にある萩乃酒造さんの萩の鶴極上純米と白子ポン酢。

このお酒、俳優でいうと中井貴一さんのような存在だと思うのです。何故かというと、中井さんと共演したある若手の俳優さんが言っておりました。「私の出番になると、中井さんはスゥ~と後に下がってくれるのです。そうすることで、私がより一層引き立つのです。こんなことができる人ってすごいなと。度量のある方なんです」と・・・。

このお酒も控え目で一歩引き下がった感じですが、しっかりとした存在感も持ち併せております。そうです、度量のあるお酒なんです。

DSCN2677.jpg

こんな感じで6アイテム揃いました。ちょっと暗くて見えづらいかな?

 

 

 

 

 

 

 

DSCN2672.jpg

味くり家の横溝店長。ちょっと怖そうだけど(失礼!)とっても優しい、頼もしい人なんですよ~!

手に持っているのは仕込水。杉勇さんより頂きました。鳥海山からの湧き水です。和らぎ水としてお出ししております。

 

 

 

 

 

 

 

蒸し鶏と豆腐のサラダ(奥)と鯛のカルパッチョ(手前)。            ひこ孫と山芋のグラタン

 DSCN2671.jpgDSCN2673.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN2678.jpg

そして、私の数少ない飲み友達であり、よきアドヴァイザーでもある岩ちゃん。味くり家の前にて。目がつぶっていますね!

こんな感じで美味しいお燗酒を用意しております。

お燗がお好きな方は勿論、苦手という方、これから楽しみたいという方、是非味くり家へ遊びに来て下さい。市営地下鉄新羽駅降りてすぐのところにあります。

やっぱり燗はいいね~!

 地鶏焼 味くり家 

横浜市港北区新羽1636

TEL 045-533-0398

1