投稿日:2015.01.01
2015年明けましておめでとうございます!
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吉祥本店で11月20日0時、ボジョレ・ヌーボーの解禁販売イベント
福島弾丸稲刈りツアー 2014.9.21
「土耕ん醸」というお酒になる五百万石の稲刈りに参加してきました!
スタートは朝8時!
途中、ハーレー集団と一緒に走ったりして
約4時間掛けて福島に到着!!
まずは大介さんから一言
農家の丹野さんから一言(いつも機械なので実は鎌で刈るのは初めてらしいです)
説明を聞いた後、いざ田んぼへ!!
スタッフ熊谷、人生初な買ったばかりの鎌を持ってやる気満々です!!(^^)
田んぼに着くとなんとか倒れずに稲刈りを待ってくれていた五百万石たち
優しい笑顔から一転!
周りに目もくれず容赦なく刈る(冗談ですw)スタッフ熊谷
刈った稲は本来天日で干すのですが、時間が無いのでそのまま脱穀に入ります
写真を撮る大介さんもパチリ!
久しぶりに会って会話をする大介さんと熊谷さん
これが今回刈った五百万石の穂です
穂の先に棘みたいな毛があるのが見えますでしょうか?
この毛のことを芒(のぎ)といい、これがあるとスズメなどに食べられにくいのだとか!!
品種改良が進んだお米ではどんどんなくなってしまっているのですが、
古い品種(雄町、愛山など)ではもっと長いものもみれたりします。
終わった後はみんなで記念撮影!…ですが撮られる側だったため写真は無しで…すみませんm(_ _)m
その後、日帰り組の僕らに一言
「今日の出品酒は、震災前に造ったお酒で奇跡的に残ってたお酒もあるんだよ~!残念だけど今日で無くなっちゃうけどね~♪」
と、ものすごい勢いで蔵人の金原さんに後ろ髪を引かれながら、帰横!
22時過ぎに無事到着!
お疲れ様でした!!
今回、稲刈りをしたお米は、火入れ熟成後、「土耕ん醸」というお酒となって、お店に登場する予定です!
見かけた際は、このブログを思い出しながら飲んで頂けると幸いです!
これからの日本酒の未来について
先日、醸し人九平次の醸造元 萬乗醸造より久野九平治さんと、蔵人の小塚さん、中村さんをお招きして「これからの日本酒について」という題名で、2日間にわたりボーノ相模大野店と吉祥本店でセミナーを行っていただきました!
ボス坂田と九平治さん (お2人とも大きいです)
蔵人の(左)中村さんと(右)小塚さん
九平治さんは自身の蔵のお酒のことはほとんど喋らずに、同じ醸造酒でもあるワインを例に、日本酒独自の製造方法をとても分かりやすい形で解説してくださいました!
九平治さんの伝えたいこと、それは「米」というキーワードに詰まっています。
ワインって、選ぶときに「ブドウ品種」で選ぶのに、日本酒って「銘柄」で選ばれる人が多いと思います。
ワイン=ブドウ
日本酒=銘柄??
いやいや
日本酒=米
でしょ!!お米食べろっ!!(松岡修造的に)
美味しいお酒を造る為には、より良い原料の「米」が重要となってくる!
そこでお米のお勉強です
色々な種類のお米を見比べてみたり
左:山田錦の玄米 右:山田錦を50%まで磨いたお米
左:完成した麹(味噌用) 右:麹菌をたくさん増殖させた「種麹」
セミナーの中では
酒米の品種別(精米歩合50%揃え)の飲み比べや
小塚さん特製の酒粕調味料「九平次レストラン」で作ったレバーペーストとの相性も感じていただき
九平治さんのお米から日本酒を楽しむ文化を創造していきたいとの想いが感じられるセミナーであったと思います。
兵庫県の黒田庄で山田錦を←クリック
今年から岡山県の赤磐で雄町を←クリック
フランスではワイン造りを←クリック
まだまだ挑戦を続ける九平治さん、今後もさらに進化を続けられるのかと思うと、ワクワクしてきます!!
皆さまも酒屋さんでお酒を選ぶときは、「お米の品種」に注目してみて下さいね!