投稿日:2012.03.30
酒道場まつもと
宮城県にある、萩野酒造の佐藤 曜平さんより連絡があり、「酒道場まつもとに行きませんか」とのこと。無論二つ返事で「行きましょう」とのことで、吉祥スタッフ3名と、溝口にある坂戸屋商店の武笠さんと共に行ってまいりました。
「酒道場まつもと」とは、相鉄線希望が丘駅近くにあるおでんのお店で、松本酒造の営業企画室長の松本 庄平さんが切り盛りしています。
先付け5点盛り、右から蕗味噌、菜の花のおひたし、いかなごのパテ、マグロのユッケ、すっぽんの肝、です。
白子です 鱧(はも)のてんぷら
松本 庄平さん 佐藤 曜平さんとアスパラガスの串刺し
このお店の売りは、おでんやお酒は勿論ですが、何と言っても松本 庄平さんのトーク。笑いもありますが、深い人生哲学もあります。暖簾にはこんな標語が書かれていました。
「これが人間の贅沢です」
そんな雰囲気が体験できるお店です。
横浜市都筑区菜の花様と川西屋酒造店を訪問しました
杜氏の上川 修さん(右から2番目)と菜の花さんと私。長年川西屋酒造店の杜氏として君臨してきましたが、今年度でいよいよ引退となります。岩手県より南部杜氏として一冬の間、酒造りのため出稼ぎに来ていただいていました。まるで吉幾三の「津軽平野」そのものです。
「津軽平野に 雪降る頃はよ お父一人で 出稼ぎ支度 春にゃ必ず お父は帰る 土産いっぱい ぶらさげてよ 寂しくなるけど 会たや お父」
こんなことを何十年と続けてきたことでしょう。上川杜氏、今まで旨い酒造っていただき、有難うございました。そしてお疲れ様でした。
恒例の小田原天史郎寿司にて。やはり丹澤山麗峰を頂いてしまいました。そういえば以前ここで、京都の「若水」というお店の作石さんという方と一緒になりまして、後でブログを見たら「隣にいた横浜の酒屋さんは最初から最後まで麗峰で通していました」と書いてありましたが、それは私のことであります。最初に旨いの飲んじゃうとね、つい又飲みたくなっちゃうんです、この酒は!
天史郎鮨さんの前でパチリ。菜の花のお二人様はとても勉強熱心なので、お連れした甲斐がありました。今までも川西屋酒造さんのお酒は取り扱っていましたが、まだ手探りの状態のようでした。しかし今回の訪問では大きな収穫があったようで、このあと早速お酒の注文もいただき、頻繁にお酒のことについて質問をいただくようになりました。とてもありがたいことです。やはり地酒を扱っている以上、その背景にあるものを感じ取っていただき、お客へおすすめすることが大切なのだと思います。菜の花のお二人様、お疲れ様でした。また行きましょう!