☆ 燗太郎【田邉】ブログ ☆
投稿日:2011.12.09搾ったその日のお酒が飲めます、「天青朝搾り」
旬材ふかがわ真一門さんにて
江東区に在ります、旬材ふかがわ真一門さんへお邪魔いたしました。店主の伊藤さんのご実家が吉祥の近くというご縁で、お酒も吉祥よりお取り扱いいただいております。伊藤さんは、料理やお酒に対してとても熱心で、食材は毎日築地市場へ出向き、自分の目で確かめて良いものを仕入れています。また、お酒に対しても蔵元さんとのお付き合いをとても大切にされ、都内で開かれる試飲会などには積極的に参加され、更には蔵元へも訪問し、料理を通してお酒を広めて伝えてくれる、頼もしいお店です。
静岡の地酒、喜久酔特別純米酒とお造りの盛り合わせ。左から三浦半島のブランド鯖、松輪鯖の締鯖、大間産のまぐろ、ぶりの超貴重な部位(名前忘れました)、スルメ烏賊。この時点ですでに感動ものです。写真にはありませんが、付き出しのいくら醤油漬けも美味でした。(無論自家製、柚子の皮が隠し味で使われていました)
「田邉さんラッキーですよ、今日は大間の最高にいいマグロが入ってるんですよ」と言って、まぐろの切り身を見せてくれる、店主の伊藤さん。まるで、高級寿司屋にでも行ったみたいです。(行ったことないけど・・・)上の写真のまぐろがそれです。
白子のホイル焼。生姜とにんにくで和えた味噌たれとバターで味付けされています。
菊姫の燗とともに頂きました。菊姫は味噌が実によくあいます。菊姫もやはり燗で飲んでいただきたいお酒ですね。冷やだと酸味しか感じないんですよね。だからどっしりしてるとか、芳醇だとかよく言われますけど、燗にしたら、とてもまろやかで飲みやすいお酒です。
牡蠣をポン酢紅葉おろしでいただきました。例年は雄勝産の牡蠣を使用しているそうですが、今は厚岸産だそうです。三陸産の牡蠣が美味しい理由として、漁業者が山林を整備されているからなんです。山からの栄養豊かな水が海に下ることで、牡蠣も美味しくなるそうです。早く元通りに復興されることを祈るばかりです。
このあたりで、大将おすすめのお酒をチョイス。而今は旨味芳醇、蓬莱泉はすっきり軽快、新政のぬる燗は絶妙でした。
おでんの盛り合わせです。関東風で色は濃いですが、味はあっさりしています。
カウンターに並べられたお燗向けのお酒。お好きな方にはたまらないでしょうね。
この他にも、鯖の塩焼き、自家製烏賊の沖漬け、千枚漬けなど、美味しいものたくさん頂きました。お店に入ったのは金曜日の17:00でしたが、19:00頃には満席になっていました。平日もけっこう賑わっているそうなので、予約をされることをおすすめいたします。また行ってみたくなる、素敵なお店です。
江東区東陽5-7-16 地下鉄東西線木場下車徒歩6分
TEL 03-5690-3320 H・P(ぐるなび) r.gnavi.co.jp/a217500/
宮崎地鶏料理、いちごろう商店さんにて
ヌーヴォー解禁しました
11月16日、只今夜の23:00です。この日は特別に21:00に一旦閉店してから、ヌーヴォー解禁に合わせて0:00に再び開店いたします。
解禁まであと1時間、寒い中お待ちいただいております。もう間もなくです。
0:00、ついに解禁です。本日は約80名ほどのお客様にご来店いただきました。夜中にもかかわらず、本当にありがとうございます。
南フランスヌーボー「プレニチュード」です。フランス語で「充実」という意味です。今年はラベルデザインも一新!温暖な南フランスの燦々と輝く太陽をイメージしました。
南フランスは温暖な気候のため、糖度の高い完熟した葡萄が、ボジョレー地区よりも早い時期に収穫されるため、、船便でゆっくりと運ばれてきます。(勿論冷蔵コンテナで)実は、航空便よりも船便の方が輸送コストがはるかに安いのです。従って、高品質でありながら、1本1,575円というたいへんお買い得なヌーヴォーが実現できるのです。
「ヌーヴォーは味が薄い」というお声を時々耳にしますが、それは大量生産された低価格の商品に、航空運賃が上乗せされただけのヌーヴォーのことです。
航空運賃が上乗せされたヌーヴォー VS 完熟葡萄を使った旨安ヌーヴォー、どちらがいいか、もう決まりましたね!
こちらはボジョレーのヌーヴォー、「ドメーヌ・シャスレイ」です。お陰さまでたくさんのご予約を頂いたので、数が少なくなってきております。なので上の写真のように大量陳列はしていません。
このヌーヴォーは今年で2年目となりますが、昨年このヌーヴォーを飲んで、「ヌーヴォーとはこんなに旨いんだ!」ということをあらためて実感し、多くの人にこの旨いヌーヴォーを飲んでもらいたい、そう思ったものです。先祖代々無農薬・有機栽培にこだわり、一粒一粒葡萄の実を選別して造られます。ボジョレー地区ではたいへん珍しい「エコセール」認証も受けています。(フランス農務省が定める機関で、5年以上有機栽培などが条件です)
解禁当日は、私は車輌運転があるので飲んでません。従業員スタッフを送り届けて自宅に帰ったのが3:00。翌日も8:00に出勤というハードスケジュールのため、帰宅後も飲んでません。18日(金)が公休のなので、その日にゆっくり、いただきたいと思います。その模様はまたブログで紹介します。
2011年度一発目の新酒!「富久長いちばんしぼり」
早いもので今年も新酒の季節がやってまいりましたが、その先陣を切って入荷したのが、広島県今田酒造本店さんの「富久長いちばんしぼり」。11月8日に搾られてその日のうちに出荷、翌9日に入荷しました。しかもこのお酒は「直汲み」といって、搾られたその場で瓶詰めされた、とても貴重で贅沢なお酒です。(作業の都合上、数量も限定されます)
杜氏の今田 美穂さんと懇意にさせていただいている、「くにみん」こと、スタッフ国見に早速その味を確かめていただきました。この笑顔をご覧いただければその美味しさはお分かりかと思いますが・・・。
彼女曰く、果実というよりはお米を思わせる至って自然な香り、雑味は少なく喉越しもスムーズでとても飲みやすく、ある意味危険(飲みすぎてしまいそうとのこと)かもしれない、と言っておりました。
11月12日(土)、13日(日)に、トレッサ横浜店で試飲販売を実施します。お近くにお住まいの方、是非お寄り下さい。kissyoselectトレッサ横浜店
今田酒造本店さんのホームページ内のブログ、今朝搾り日記でこのお酒の造りの様子が書かれているので、是非覗いてみてください。fukucho1.blog119.fc2.com/
富久長特別純米八反錦いちばんしぼり
1800ml 2800円(税込2940円)
720ml 1400円(税込1470円)
再び登場 神亀ひやおろし
九重雑賀さんの海ぽん山ぽんが大活躍です
初めて飲みました、神亀ひやおろし
熟成酒を看板商品としている神亀酒造さんのお酒の中で唯一飲んだことがなかったお酒です。(熟成させないと旨くないんだろうな、という勝手な思い込みもありましたが・・・)
やはりまだまだだな、と思ったのですが、2日後に飲んでびっくり仰天!うお~、これだ、このモチモチした旨味!これは神亀さんでないと表れない独特な旨味。誰もいないのに一人で「旨いね~」と唸ってしまいました。燗もOKですが、常温が最もバランスよく感じられます。
人間もそうですが、大切なことは「第一印象で決め付けない」ということでしょうか。あらゆる可能性を模索し、長所を引き出すことで、そのお酒(人間も)が活かされるのだと思います。
来年の冷やおろしでは是非扱わせていただきます。
ヌーボーではありません!ドメーヌ・シャスレイ
昨年より吉祥のヌーヴォーを造っていただいている、ドメーヌ・シャスレイの「ボジョレー・グラン・エパルシュー・ルージュ」。ヌーボーではありませんので、現在も販売中です。
このワインが、昨年世界のガメイ・コンクールで金賞を受賞したとのことで、急遽入荷しました。(ガメイとは葡萄の品種です。ボジョレー・ヌーボーはほとんどがガメイで造られています)
なんと華やかな香りなんでしょう!まるでお花畑の中にいるような、うっとりするような印象です。タンニンは控えめ、フレッシュな果実の香りと、爽やかな酸味がバランスよく、クリーンな喉越し、まさに昨年飲んだヌーヴォーに近い印象です。肉というよりはバルサミコ酢などを使用して酸味を活かした料理に合いそうです。
もっと早くに出会いたかった!ひょっとして私の運命が変わったかも?そう思わせるワインです。
ドメーヌ・シャスレイ ボジョレー・グラン・エパルシュー・ルージュ ¥1780(税込¥1869)
恐るべし、秩父ワイン「源作印」
藤原 紀香に似た?(本人がそう言っているので・・・)トレッサ横浜店の吉国 祐子さん。秩父ワインさんの「源作印ワイン」をご主人と二人で、2ヶ月で6升飲んだそうです。その体験談をPOPを使って売場に活かしておりました。
そのPOPにつられて、私も赤を1本購入(ボトルですが)、帰り道にクイーンズ伊勢丹で弁当を購入し、様々なおかずとのマッチングを実験しました。から揚げ〇、しば漬け〇、梅干し〇、ナポリタン◎、秋刀魚×という結果となりました。タンニンは控えめで酸味を主体とした印象なので、煮物や鍋料理など、和食にも合いそうです。翌日の晩飯に、ミートソーススパゲッティとともに完飲しました。(レトルトでスミマセン)
一升瓶もあります。断然お得です。はっきり申し上げて、小さい瓶では後悔します。(私もそうでした。2日でなくなりましたから・・・)
何度でも申し上げます。一升瓶がお得です。(日本酒もそうですげどね!)
秩父ワイン 源作印 赤・白ともに 1800ml ¥2,310(税込) 720ml ¥1,155(税込)