酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

燗太郎【田邉】ブログ ☆

投稿日:2012.02.21

これが明石の鯛です

前回のブログでも触れましたが、これが明石の鯛です。歯ごたえの良さについては、弾力があるというレベルを超えており、コリコリしていて、10回以上は噛まないと飲み込めないくらいです。(噛んでいる間に甘味が感じられます)奥に写っているハマチ、タコも同様です。カミさんの実家が神戸でありまして、近所にある普通の魚屋で購入していただきました。

40年生きてきた中で、私が食べた旨いものベスト3に入ります。ちなみにあとの2つは、鹿児島で頂いた首折れ鯖の刺身と山陰で頂いたモサ海老。う~ん、また食べたいけどいつ食べられるか?

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投稿日:2012.02.10

姫路城へ行ってきました

DSCN3951.JPG国宝又は世界文化遺産にも登録され、白鷺城の愛称でも親しまれている姫路城。只今大改築修理が行われ、工事現場を間近で見学できる施設、「天空の白鷺」がオープンしているので行ってきました。

ご覧のとおり、天守閣は足場で覆われております。

 

 

 

 

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最上階の屋根瓦の葺き替え工事の現場です。職人さんが一枚一枚手ではがしてから、新しい瓦をはめ込んでいきます。

 

 

 

 

 

 

DSCN3963.JPG4階の外壁です。漆喰の壁をはがし、中の骨組みも新たに組み込んでから、更に漆喰で壁を作っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3956.JPG通称「扇の勾配」と呼ばれる備前丸の高石垣。敵の侵入を防ぐため上に行くほど勾配がきつくなっています。城内にはこのようなからくりがいくつもあります。

 

 

 

 

 

 

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羽柴秀吉が築いたとされる石垣で、人の顔に似たような積み方ですね。遊び心でこのように造られたかどうかは不明ですが、もしそうだとしたら秀吉らしいですね。(秀吉がどのような人物かはわかりませんが)

 

 

 

 

 

DSCN3977.JPG帰りに明石に寄って、明石焼をいただきました。(地元では玉子焼と言います)数ある明石焼のお店の中でも特におすすめなのが、「たこ磯」さん。何故かといいますと、この店オリジナルのアナゴの入った明石焼があるのですが、これが旨いのです。(ほとんどはタコが入っています)

たこ焼きのようですが、それよりもフワッとしています。出汁に漬けて食べます。

 

  

 

DSCN3978.JPGたこ磯さんです。明石で有名な「魚の棚」と呼ばれる商店街の中にあります。

 

 

 

 

 

 

 

明石は本州と淡路島の狭い海峡にあり、潮流がものすごく早いのです。近隣の海水浴場が遊泳禁止になったり、潮流によりフェリーの速度が大幅に違ってくるそうです。又、大潮の時などはまるで川のように流れるので、釣りにならないようです。そんな激しい潮流にもまれて育ったタコや鯛、ハマチなどは、歯ごたえ、甘味が断然違うようです。東京へ行くとかなりの値がつくようですが、地元では普通の値段で売られているようですよ!

 

投稿日:2012.02.04

お燗酒が旨い!センター北「鶏和酎」さんにて

DSCN3942.JPG横浜市都筑区センター北にある焼鶏屋、鶏和酎(とりあえず)の矢野さん。昨年夏の純米燗酒のイベントで出合った「喜久酔」をしっかり使っていただいております。人肌燗からぬる燗くらいがいいよ!とのことです。真ん中は、吉祥オリジナルの「さぶろう純米」。冷やから熱燗まで、なんでもOKの万能選手。そして「隆 雄町特別純米」。コクのあるタイプでタレとバッチリ!

こうしてみると、けっこうバランスよく揃えているのはさすがです。お客様の好みや料理によって上手く使い分けているようです。最近お邪魔していないので、近いうちにまた行きま~す。大将、矢野さん、待っててね!

投稿日:2012.01.27

塩麹デビュー!

DSCN3937.JPG今、話題の塩麹。今更ですが、使ってみました。

まずは、鰤の塩麹漬けから。

鰤の切り身に、塩麹を塗り、ラップをして一晩冷蔵庫へ。あとはそのままグリルで焼くだけ。

心配された生臭みは全く無し!適度に塩が効き、何と言っても魚そのものの味が引き立っています。単なる塩焼きよりは旨いと思います。

まだ、勉強不足ですが、麹の酵素がたんぱく質を分解して、アミノ酸などの旨味成分が生み出される、ということなのでしょうか。

新聞、雑誌では何度も取り上げられていました。テレビでも料理番組などで放映されていました。本屋では、塩麹料理本のコーナーも目にします。

簡単で、奥が深い調味料だと思います。

 

 

 

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早速、雑賀さんの純米吟醸にごりとともに頂きました。粕漬け同様、こげ易いのでご注意を!

このにごり酒は、さらさらした粉雪のような印象です。炭酸ガスのシュワシュワ感と酸味が、ジュワ~ときます。落ち着いた旨味の辛口ですが、料理と合わせると抜群に旨い、食中タイプのにごり酒です。

ちなみに、柑橘系の果実を使用した料理(レモン、柚子、すだち等)などとは抜群に合います。お試し下さい、おすすめです!

雑賀純米吟醸にごり 

1800ml ¥2,600(税込¥2,730)

 720ml ¥1,300(税込¥1,365)

投稿日:2012.01.15

澤屋まつもと純米酒と鯖寿司

DSCN3888.JPGたまたま家にあるお酒が京都伏見のお酒「澤屋まつもと純米酒」で、鯖寿司と合わせたら最高だろうな!と思わず衝動買いしてしまいました。

まるでお酒を飲むために存在するかのような、最高のコンビネーションです。

写真の徳利と盃は、松本酒造さんのオリジナルで、吉祥店舗でも販売しております。お湯を沸かした鍋に徳利をちゃぽん、と入れて待つこと3分。美味しいお燗酒が自宅で簡単にできます。冷やでも旨いお酒ですが、やはり温めると旨味が増すのはご飯と同じですね。営業企画室長の松本 庄平さんのお言葉を借りますと、「お酒は銀しゃり(ご飯)と同じ。ご飯だけでは物足りないし、おかずだけでは飽きてしまう。ご飯とおかず、両方が存在することで、それぞれが活かされる」とのこと。お試し下さいませ。

投稿日:2012.01.10

雑煮と杉勇生もと辛口+14原酒

DSCN3891.JPG我が家の雑煮は新潟流。醤油仕立てで、必ず鮭が入ります。
鮭はアラを使い、塩抜きします。それでも多少塩分が残るので、醤油は少なめにします。
これに大根・人参・里芋などの根菜類を入れ、あとは葉物野菜などを入れます。

新潟は鮭の文化なんです。
村上の塩引き鮭が有名ですね。
生まれた川に戻ってくるので縁起を担いでのことだと思われますが、
おめでたいときや大切な方へのご進物では鮭がよく登場します。

これが富山に入ると鰤になります。
新潟県の西端に親不知という断崖絶壁が続く海岸線がありますが、
それが交通の妨げとなり、ここを境に文化・言葉ががらりと変わるようです。

写真は山形県庄内平野の少し北、遊佐という鳥海山の麓にある杉勇酒造さんのお酒です。
「辛口」というよりは「甘味が抑えられている」といった印象なので、どんなに飲んでも甘ったるさは感じられないので、飲み続けられます。勿論雑煮との相性もバッチリです。

杉勇生もと辛口+14原酒 

1800ml¥2,600(税込¥2,730) 720ml¥1,300(税込¥1,365)

投稿日:2012.01.10

おすすめできません!お酒を飲みながらの読書

DSCN3902.JPGお酒を飲みながらの読書はあまりおすすめできませんが、焼酎をチビチビ飲みながら今これを読んでます。

監督として数回のリーグ優勝や日本一、また現役時代の数々のタイトル獲得とは関係なく、インタビューなどでの自由奔放な発言が特に好きでした。例えばこれ。

20年位前のことですが中日ドラゴンズ時代、日本シリーズで西武ライオンズと対戦し、確か一勝四敗(だったと思う)で惨敗した時、記者から敗因を尋ねられ「結局4番の差じゃないですか。彼(清原選手)は将来とてつもないバッターになるでしょう。」と答えていました。あっさり負けを認める潔さ、勝者を称える度量の大きさに、「落合さんてどんな人なんだろう」と興味が湧いたことを今でもはっきり覚えています。

もう一つ面白い発言を覚えています。「打席に入ったら上(ホームラン)しか狙ってません。ホームランの当たり損ないがヒットになればいいんです」と。そのわりには軽く当てて一・二塁間を破るヒットをよく打っていたように記憶していますが、これって相手を欺くためにホラ吹いていたのではないかと私は思っているのですが・・・。本人に会ったら聞いてみたいな!

投稿日:2012.01.04

謹賀新年、本年もよろしくお願い申し上げます

DSCN3890.JPG新年、明けましておめでとうございます。旧年中も吉祥を御愛顧いただき、誠にありがとうございました。このブログを書いているのは1月4日、年末から昨日まで大量の商品の入荷受け、品出しや試飲販売など、怒号のような忙しさでしたが、お陰様でたくさんお酒が売れました。酒屋にとって年末・年始は一番の稼ぎ時でありまして、売上でいいますと通常の日曜日の3倍の売上なんです。だから、ただでさえ忙しい日曜日の3倍忙しい、ということなんです。昨年は東日本大震災が発生し、正直なところ被害に見舞われた方へは何もしてあげらませんが、こうしてお酒を売るということで、それなりに世の中に対して貢献しているのではないか、と自分に言い聞かせている今日この頃です。

お酒は日本が世界に誇る伝統産業です。お酒を通して日本の伝統や文化、農業の問題などをお伝えし、一人でも多くの方に関心を持っていただき、その輪が広がっていけばいいな、と思っております。本年もどうぞ、この酒馬鹿にお付き合いいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 写真は秋田県新政酒造さんの「元旦搾り」の純米無濾過生原酒です。

1800ml ¥3,000(税込み¥3,150)

投稿日:2011.12.20

酒造り最盛期!川西屋酒造店さんにて

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DSCN0260.JPG12月某日、丹沢山・隆でお馴染み、川西屋酒造店さんへお伺いしました。只今仕込み・出荷の最盛期ということもあり、蔵人さん大忙し!

写真は槽場(ふなば)といって、お酒を搾る場所です。蔵に着いた時は、既に搾り終えたところでした。(もう少し早ければ搾っているところが見れたのですが、残念・・・)

本日搾られたお酒は、「丹沢山たれくちの酒」として、12月下旬ごろ発売となります。このお酒は数年前に吉祥女性スタッフを蔵に連れて行った際、おあまりの美味しさに大絶賛し、売れまくったお酒です。

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いわゆる三段仕込みの初添えの仕込みを行っているところです。初添えは「第二の酒母」とも言われ、酒母で純粋に培養された酵母を更に増殖させるのが目的だそうです。最初から大きいタンクで仕込むと、酵母が増殖しにくいので、小さいタンクで温度管理を厳密に行いながら、発酵力の強い強健な酵母を育てていきます。

初添えの仕込みから一日置いて、仲添え仕込みを行います。後ろの大きなタンクに初添えで仕込まれた醪を移してから水・麹・蒸米を投入します。

仲添えの翌日、三段仕込みの最後、留め添え仕込みが行われます。酒母・初添えは酵母を増やすことが目的なのに対し、仲添え・留め添えは、酵母のえさとなる麹・米を加えて、アルコールを生成することが目的なのです。最初からいっぺんにえさを与えても食べきれないので数回に分けて仕込むのです。えさの量は「腹八分目」位がよいそうです。その方が、酵母もよく働いてくれるそうです。(ハングリー精神、ということです)

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恒例の応接間での試飲です。普段は出荷担当の米山さんが、いろいろお話しをして下さるのですが、今は出荷のピークということで、一人で寂しく試飲させていただきました。

「今年は五百万石がよく出るよ」と米山さんがおっしゃっていました。(真ん中の赤紫ラベルです)実は私、昨年新酒を利いてその予感を感じましたが、的中したようです。決してどれが良い、という意味ではなく、軽快ですっきりした感じが「五百万石らしさ」を表していると思ったのです。今年のお酒も期待してま~す!

 

 

 

 

 

 

投稿日:2011.12.20

樽酒あります!

DSCN3884.JPGDSCN3882.JPG年末恒例の樽酒が入荷しています。お酒は奈良県中本酒造さんの「純米酒さぶろう」の搾りたて生原酒です。奈良県といえば、吉野杉の産地。最高級の吉野杉の樽に約3日間漬け込んで、ほんのり杉の香りのついた樽酒です。ラベルは吉祥オリジナル、越前和紙に来年の干支「辰」の筆文字でデザインしました。そして、豪華な金箔入りもあります。(瓶詰め前に、ピンセットで1本一本手で入れるという、手間のかけようです)

年末、年越し、お正月は是非吉祥オリジナル樽酒で!ご家族、ご親戚、お友達など大勢集まる時など、このラベルだけでも、場が盛り上がりますよ!

吉祥オリジナル樽酒 1800ml ¥2,800(税込み¥2,940) 720ml ¥1,400(税込み¥1,470)

       金箔入り 1800ml ¥3,000(税込み¥3,150) 720ml ¥1,500(税込み¥1,575)

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