酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

燗太郎【田邉】ブログ ☆

投稿日:2012.05.01

オリーブジャパン2012が開催されました

久しぶりの更新でございます。かれこれ一週間前になりますが、4月21(土)・22日(日)、二子玉川にて「オリーブジャパン2012」というイベントが開催されました。弊社もスペイン直輸入のオリーブオイル2アイテムを持参し、出展させていただきました。

DSCN4157.JPG

DSCN4151.JPGこちらが弊社のブースです。右側にある、黒いボトルが「クアトロ」という商品で、ピクアル種100%で造られた、拘り&お手頃なオリーブオイル、1000mlで840円なので炒め物などにガンガン使っても安心です

左側にあるのがオーガニック認証もいただいている「ビオリバ」という商品。こちらはとにかく香りが爽やかで、オリーブそのものを味わいたいタイプなので、サラダやパン、ドレッシングなど、熱を加えない料理に使用するのがおすすめです。

 

 

DSCN4172.JPGこちらがビオリバ。500mlで1,575円です。オーガニックのオリーブオイルとしてはかなりお買い得です。(このサイズで3000円くらいするのもかなりあります)

実は今回のイベントに際してオリーブオイルコンテストがあり、こちらの商品を出品させていただきました。オリーブソムリエと呼ばれるプロの方や海外の著名な方により、出品された約140品目をブラインドでテイスティングし、公正な審査により最優秀賞に5品が決定しましたが、なんとその5品の中に、この「ビオリバ」が選ばれたのです!これは快挙なんてのものではありません。まさに予期せぬ出来事、正直ビックラこきました!

審査結果はこちら → olivejapan.com/news/679

無論、吉祥店舗で販売してます。試食もご用意しておりますのでご来店の際はお気軽にお声かけ下さい。
投稿日:2012.04.13

ケチャップが旨いです

吉祥オリジナルの鴨ハンバーグに、高知県の㈱ケンショーさんより仕入れています、有機トマト減塩ケチャップをかけていただきました。このケチャップ、純粋にトマトの旨味と甘味・酸味が感じられ、香辛料のイメージは全くありません。しかも塩分濃度は通常のトマトケチャップより60%低減されています。既に我が家の欠かせない調味料の一つになっています。そしてワインは、南フランス、シャトー・ベルフォンテーヌが造る「コステイエール・ド・ニーム・ヴェイエイユ・ヴィーニュ」。ヴィエイユ・ヴィーニュとは、樹齢の古い葡萄の樹という意味で、根が地中深く張るために養分を豊富に吸収し、深い味わいのワインができます。滑らかなタンニンは、この鴨ハンバーグとケチャップとの相性抜群です。

鴨ハンバーグ¥399、減塩トマトケチャップ¥504、コスティエール・ド・ニームV・V¥1,764

DSCN4139.JPG
投稿日:2012.04.03

旬材ふかがわ真一門様にて、川西屋酒造店のお酒「丹沢山・隆」を楽しむ会が開催されました

去る3月18日(日曜日)、江東区の旬材ふかがわ真一門様にて、神奈川の地酒蔵、川西屋酒造店の露木 雅一社長をお招きし、「丹沢山・隆」を楽しむ会が開催されました。

今回はまず最初に、隆6アイテム(酒米の違い)のテイスティングからスタートさせていただきました。真一門様のお客様は皆さん舌が肥えていらっしゃって、それぞれ酒米違いによる味わいが、よくおわかりいただけたようです。

その後露木社長より、蔵の紹介や酒造りの拘り・想いなどを語っていただいた後、露木社長を囲んで真一門様のお料理と共に楽しんでいただきました。

DSCN4093.JPGDSCN4100.JPG

 

 

 

 

 

 

DSCN4097.JPG

DSCN4104.JPG 

 

 

 

 

 

 

DSCN4102.JPGDSCN4106.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 おすそわけで頂いた、三浦半島松輪のしめ鯖とわかめ。真一門様のしめ鯖は昆布の旨味が感じられ、まるで昆布締めのようでした。本日、私は進行とお燗番をやらせていただいたので写真は撮れませんでしたが、蕗、蛍烏賊、若竹煮、桜鱒など、春の食材を存分に活かした美味しいお料理でした。

 

 

 

今回久しぶりに飲食店様にてお酒の会を実施いたしましたが、まずは皆様とてもご満足の様子で良い会となりました。露木社長のお酒を人生に例えた深~いお話は、皆さん目から鱗状態でした。お燗酒に力を入れている蔵元だけありまして、やはり後半は自然にお燗酒オンリーとなってしまいました。ご参加いただいた皆様方、有難うございました。また遠路お越しいただきました露木社長、有難うございました。そして会場を提供いただきました真一門様、有難うございました。

投稿日:2012.03.31

ロベールカンタン ソーヴィニヨン・ブラン

DSCN4126.JPGフランス・ロワール地方、サンセール村にある小さな造り手、「ロベール・カンタン」のソーヴィニヨン・ブラン。かますの開きと共にいただきました。

グレープフルーツのような柑橘系の爽やかな酸味が特徴です。開栓直後は酸味がかなり感じられますが、数日経つと落ち着いてまろやかになり、昆布出汁のようなミネラル感が豊かに感じられます。これは石灰質土壌に由来します。ワインは同じ品種でも畑の土壌によって味わいが異なるので、それが面白いところですね!

開栓直後は酸味が豊かなので、肉・魚全般に合います。開栓数日後は、白身魚の昆布〆などと合わせたいですね!(まだ試したことないけど・・・)

ロベールカンタン ソーヴィニヨン・ブラン

750ml 1,680円(税込1,764円)

投稿日:2012.03.30

酒道場まつもと

DSCN4076.JPG宮城県にある、萩野酒造の佐藤 曜平さんより連絡があり、「酒道場まつもとに行きませんか」とのこと。無論二つ返事で「行きましょう」とのことで、吉祥スタッフ3名と、溝口にある坂戸屋商店の武笠さんと共に行ってまいりました。

「酒道場まつもと」とは、相鉄線希望が丘駅近くにあるおでんのお店で、松本酒造の営業企画室長の松本 庄平さんが切り盛りしています。

先付け5点盛り、右から蕗味噌、菜の花のおひたし、いかなごのパテ、マグロのユッケ、すっぽんの肝、です。

 

     

    白子です                                    鱧(はも)のてんぷら

DSCN4077.JPGDSCN4086.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

      松本 庄平さん                        佐藤 曜平さんとアスパラガスの串刺し

DSCN4090.JPGDSCN4083.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このお店の売りは、おでんやお酒は勿論ですが、何と言っても松本 庄平さんのトーク。笑いもありますが、深い人生哲学もあります。暖簾にはこんな標語が書かれていました。

「これが人間の贅沢です」

そんな雰囲気が体験できるお店です。

投稿日:2012.03.23

横浜市都筑区菜の花様と川西屋酒造店を訪問しました

DSCN4065.JPG横浜市都筑区に在ります.菜の花の高原さんと大原さん。川西屋酒造店米山さんより、お燗酒の実演講習を受けているところです。米山さんは、お酒の知識だけでなく、接客やサービスなど様々なことをいつも熱心に教えてくれます。お燗酒一つとってみても、一辺倒ではなく、目の前にいるお客様にいかに喜んでいただくか。できていない飲食店が多い中、菜の花さんは、それができるお店です。だから米山さんのお話も真剣に聞いています。

 

 

DSCN4066.JPG杜氏の上川 修さん(右から2番目)と菜の花さんと私。長年川西屋酒造店の杜氏として君臨してきましたが、今年度でいよいよ引退となります。岩手県より南部杜氏として一冬の間、酒造りのため出稼ぎに来ていただいていました。まるで吉幾三の「津軽平野」そのものです。

「津軽平野に 雪降る頃はよ お父一人で 出稼ぎ支度 春にゃ必ず お父は帰る 土産いっぱい ぶらさげてよ 寂しくなるけど 会たや お父」

こんなことを何十年と続けてきたことでしょう。上川杜氏、今まで旨い酒造っていただき、有難うございました。そしてお疲れ様でした。

DSCN4072.JPG

恒例の小田原天史郎寿司にて。やはり丹澤山麗峰を頂いてしまいました。そういえば以前ここで、京都の「若水」というお店の作石さんという方と一緒になりまして、後でブログを見たら「隣にいた横浜の酒屋さんは最初から最後まで麗峰で通していました」と書いてありましたが、それは私のことであります。最初に旨いの飲んじゃうとね、つい又飲みたくなっちゃうんです、この酒は!

 

 

 

 

DSCN4075.JPG天史郎鮨さんの前でパチリ。菜の花のお二人様はとても勉強熱心なので、お連れした甲斐がありました。今までも川西屋酒造さんのお酒は取り扱っていましたが、まだ手探りの状態のようでした。しかし今回の訪問では大きな収穫があったようで、このあと早速お酒の注文もいただき、頻繁にお酒のことについて質問をいただくようになりました。とてもありがたいことです。やはり地酒を扱っている以上、その背景にあるものを感じ取っていただき、お客へおすすめすることが大切なのだと思います。菜の花のお二人様、お疲れ様でした。また行きましょう!
投稿日:2012.03.21

牡丹鍋と真穂人の熱燗

DSCN4004.JPGある方から猪肉をいただいたので、神亀酒造さんの真穂人と共に牡丹鍋でいただきました。実は私、脂っこいのはあまり好きではないのですが、猪肉は脂身が旨いです。これを熱燗でいただきますと、肉の旨味が更に増します。私いつもの癖で、つい70度位まで上げてしまうんですが、決して忘れているわけではなく、どれ位耐えられるか試しているのです。でも良い子のみんなは、このような変体な飲み方は真似しないで下さい。

  

 

DSCN4005.JPG

 

 

投稿日:2012.03.13

丹沢山熟成山廃純米2007年

DCIM0134.JPG吉祥のお客様でもあり、飲み友達の岩チャンからメールが届きました。先日発売されたダンチュウ(グルメ雑誌です)でも紹介されていた、丹沢山山廃純米2007年度醸造(火入れ)です。このお酒を買った日がたまたま麻婆茄子だったそうで、早速合わせてみたようです。山廃ならではのクリーミーな味わいが、スパイスの辛さを和らげてくれると思います。このお酒ですが、数が非常に少ないです。お求めはお早めにお願いします。(但し今年度醸造の生は例年どおり間もなく発売となります)

丹沢山熟成山廃純米2007年度醸造(火入れ) 1800ml ¥3,300(税込み3,465円)

投稿日:2012.03.06

吉祥冬祭りが開催されました

 

DSCN4049.JPG去る2月25日、26日の2日間に渡り、吉祥冬祭りが開催されました。今回は少数ですが蔵元さんをお招きいたしまして、試飲販売を実施させていただきました。今回お越しいただいた蔵元さんは、緑川酒造さん、熊澤酒造さん、八戸酒造さん、楯の川酒造さん、島崎酒造さん、玉泉堂酒造さん、豊永酒造さん、西酒造さんです。この写真を撮ったのは昼過ぎくらいでだいぶ落ち着いていますが、夕方はこの試飲スペースがごった返すくらい、たくさんのお客様にお越しいただきました。誠に有難うございました。また遠方よりお越しいただいた蔵元様、ありがとうございました。次回は5月に春祭りを開催する予定です。お楽しみに!

 

 

投稿日:2012.03.02

前割り燗が旨いです!吉兆宝山

DSCN3944.JPG前割り燗という飲み方ご存知ですか?あらかじめ焼酎を水で割って数日間寝かせてからお燗で飲むことをいいます。関東地方ではまだあまり馴染みはないかもしれませんが、焼酎の本場、九州地方ではごく普通の飲み方なんです。

数日間寝かすことにより、焼酎と水の分子が結合し(つまり分子の数が少なくなる)、とてもまろやかな飲み口となります。

水で割ると薄くなる?とお思いの方も多いのではないかと思いますが、焼酎を生(「き」と呼びます、ストレートのこと)で飲むということは九州地方でもほとんどありません。むしろ「ダレヤメ」といって、度数を落としてダラダラと時間をかけて楽しむのが主流です。

また、九州地方では大切なお客様をお迎えする際、その日を見計らって前割りを用意し、おもてなしをするという粋な文化があります。

それでは、今回は前割り燗に最適な西酒造さんの「吉兆宝山」を使って焼酎:水=6:4の前割りの作りかたをお教えいたします。(お好みにより4:6、5:5でもOKです)

DSCN3946.JPG1、上の写真のように、ボトルの6分目のところにマーカーで目盛りを付けます。(1800mlの場合1080ml、720mlの場合は432ml)

2、同様に10分目のところも目盛りを付けます。

3、6分目まで焼酎を入れます。

4、残り10分目のところまで水を入れます。今回は西酒造さんの仕込み水「HOUMEI」を使用」しました。仕込み水や割り水に使われている水と同質なので他の水よりもよく馴染みます。店頭でも販売していますので、吉兆宝山の前割りには是非「HOUMEI」をご利用下さい。(2L税込¥262)※無い場合は市販のミネラルウォーターでもOKですが、軟水をご使用下さい。

5、3日間寝かせて出来上がり。長ければ長いほど馴染みます。

 

6、あとはお燗をつけて飲むだけです。お燗のつけかたは日本酒と全く同じでかまいません。鍋にお湯を沸かして70度~80度のお湯で2分位つければできます。

 

 

DSCN3950.JPGいかがですか?それほど難しくないので是非一度試してみて下さい。普段飲まれているお湯割りとは一味も二味も違います。料理でもなんでもそうですが、自分で手間をかけて作ったものは、一段と美味しいものです。
前の10件 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11