吉祥のスタッフが蔵元を訪ね、酒造りの現場や造り手をご紹介いたします。

鹿児島訪問記その② 吉兆宝山のお湯割り旨かった編

DSCN2532.jpg蔵見学の後、懇親会にて工場長の有馬さんより、吉兆宝山のお湯割りを作っていただきました。

6:4ではなく4:6のお湯割りです。(だいたい6:4が一般的ですよね)

4:6では薄いのでは?と思うかも知れません。(私もそう思いました)ですが、それは造り方の問題なのです。

 

「お湯が先」は勿論ですが、グラスの縁すれすれに、すこ~しずつ、ゆっ~くり注のです。そうするとグラスの中でぐるぐると円を描くように対流し、焼酎とお湯が馴染むので、しっかり味があるのです。

よくお店で焼酎のお湯割りを頼んで「味気ない」と感じたことはありませんか?(私時々あります)

焼酎をドバドバ~と注ぐと、馴染まないのでは?と思うのです。(これは推測ですが)

馴染むとは、焼酎とお湯の分子が結合すること!混ざるとは違うのです

そして、当然アルコール度数は低いので、しかも温めて飲んでいるので悪酔いはしません。

度数を下げて飲むことが出来る!焼酎の一つの魅力ですね!

誤解を恐れずに言いますが、アルコールは体に良いか悪いかといえば悪いに決まっているのです。(酒売っている人間がこんなこと言っていいのでしょうか?)

だからこそ、

体に良い飲み方をするべきなのです!

(少々お説教モードになってしまいました)

DSCN2534.jpg楽しい懇親会が終わり、鹿児島の街をバックに記念撮影。後列中央は西酒造の社長、西 陽一郎さん。その右で方を組んでいるのは、ふぐ料理店「とらふぐ亭」を経営する東京一番フーズの社長、坂本 大地さん。すっかり意気投合してお互い「大ちゃん、陽ちゃん」と呼び合いながら肩を組んで歩いていたそうな(笑)

こうしてあっという間に西酒造さんとの一日が終わりました。西酒造の皆様、たいへんお世話になりました。これからも焼酎文化伝えていきます。