酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

フランス・ロワール地方の自然派ワインを楽しむ会

DSCN4770.JPG去る6月30日、横浜市港北区にある地鶏焼味くり家さんにて、フランス・ロワール地方サンセール地区にある「ロベール・カンタン」というワインの蔵元のソフィーさん(写真左)をお招きして、ワインを楽しむ会を開催しました。

白は「ソービニヨン・ブラン」、赤は「ピノ・ノワール」という品種を使用、農薬や化学肥料は一切使用しない自然派を貫いています。

最上級の「ポリーヌ」という銘柄のワインがありますが、ワインではたいへんめずらしい「アカシヤ」の樽を使用、さらにコルクではなくガラスの栓を使用しています。

第二次大戦中、多くの樫の木が伐採され、森林の破壊を懸念した当時の蔵元のポリーヌさん(ソフィーさんのお婆さん)が、やむなくアカシヤの樽を使用して貯蔵したところ、とても美味しく出来上がったので、それ以降現在もアカシヤの樽を使用しています。(コルクを使用しないのも、同様の理由です)

そんな自然に任せて造られるワインは、同じ品種・造りであっても畑によってそれぞれ個性が表れます。今回はそんな畑違いのワインを飲み比べ、何故このように違った表情を見せるのか?といったことを通訳を交えてお話いただきながら楽しんでいただきました。

 

 

 

 

 

 

DSCN4768.JPGDSCN4767.JPGDSCN4761.JPG