酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

横浜市都筑区菜の花様と川西屋酒造店を訪問しました

DSCN4065.JPG横浜市都筑区に在ります.菜の花の高原さんと大原さん。川西屋酒造店米山さんより、お燗酒の実演講習を受けているところです。米山さんは、お酒の知識だけでなく、接客やサービスなど様々なことをいつも熱心に教えてくれます。お燗酒一つとってみても、一辺倒ではなく、目の前にいるお客様にいかに喜んでいただくか。できていない飲食店が多い中、菜の花さんは、それができるお店です。だから米山さんのお話も真剣に聞いています。

 

 

DSCN4066.JPG杜氏の上川 修さん(右から2番目)と菜の花さんと私。長年川西屋酒造店の杜氏として君臨してきましたが、今年度でいよいよ引退となります。岩手県より南部杜氏として一冬の間、酒造りのため出稼ぎに来ていただいていました。まるで吉幾三の「津軽平野」そのものです。

「津軽平野に 雪降る頃はよ お父一人で 出稼ぎ支度 春にゃ必ず お父は帰る 土産いっぱい ぶらさげてよ 寂しくなるけど 会たや お父」

こんなことを何十年と続けてきたことでしょう。上川杜氏、今まで旨い酒造っていただき、有難うございました。そしてお疲れ様でした。

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恒例の小田原天史郎寿司にて。やはり丹澤山麗峰を頂いてしまいました。そういえば以前ここで、京都の「若水」というお店の作石さんという方と一緒になりまして、後でブログを見たら「隣にいた横浜の酒屋さんは最初から最後まで麗峰で通していました」と書いてありましたが、それは私のことであります。最初に旨いの飲んじゃうとね、つい又飲みたくなっちゃうんです、この酒は!

 

 

 

 

DSCN4075.JPG天史郎鮨さんの前でパチリ。菜の花のお二人様はとても勉強熱心なので、お連れした甲斐がありました。今までも川西屋酒造さんのお酒は取り扱っていましたが、まだ手探りの状態のようでした。しかし今回の訪問では大きな収穫があったようで、このあと早速お酒の注文もいただき、頻繁にお酒のことについて質問をいただくようになりました。とてもありがたいことです。やはり地酒を扱っている以上、その背景にあるものを感じ取っていただき、お客へおすすめすることが大切なのだと思います。菜の花のお二人様、お疲れ様でした。また行きましょう!