酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

旬材ふかがわ真一門さんにて

江東区に在ります、旬材ふかがわ真一門さんへお邪魔いたしました。店主の伊藤さんのご実家が吉祥の近くというご縁で、お酒も吉祥よりお取り扱いいただいております。伊藤さんは、料理やお酒に対してとても熱心で、食材は毎日築地市場へ出向き、自分の目で確かめて良いものを仕入れています。また、お酒に対しても蔵元さんとのお付き合いをとても大切にされ、都内で開かれる試飲会などには積極的に参加され、更には蔵元へも訪問し、料理を通してお酒を広めて伝えてくれる、頼もしいお店です。

DSCN3840.JPG静岡の地酒、喜久酔特別純米酒とお造りの盛り合わせ。左から三浦半島のブランド鯖、松輪鯖の締鯖、大間産のまぐろ、ぶりの超貴重な部位(名前忘れました)、スルメ烏賊。

この時点ですでに感動ものです。写真にはありませんが、付き出しのいくら醤油漬けも美味でした。(無論自家製、柚子の皮が隠し味で使われていました)

 

 

DSCN3845.JPG「田邉さんラッキーですよ、今日は大間の最高にいいマグロが入ってるんですよ」と言って、まぐろの切り身を見せてくれる、店主の伊藤さん。まるで、高級寿司屋にでも行ったみたいです。(行ったことないけど・・・)上の写真のまぐろがそれです。

 

 

 

 

DSCN3841.JPG白子のホイル焼。生姜とにんにくで和えた味噌たれとバターで味付けされています。

 菊姫の燗とともに頂きました。菊姫は味噌が実によくあいます。菊姫もやはり燗で飲んでいただきたいお酒ですね。冷やだと酸味しか感じないんですよね。だからどっしりしてるとか、芳醇だとかよく言われますけど、燗にしたら、とてもまろやかで飲みやすいお酒です。

 

 

DSCN3842.JPG牡蠣をポン酢紅葉おろしでいただきました。例年は雄勝産の牡蠣を使用しているそうですが、今は厚岸産だそうです。三陸産の牡蠣が美味しい理由として、漁業者が山林を整備されているからなんです。山からの栄養豊かな水が海に下ることで、牡蠣も美味しくなるそうです。早く元通りに復興されることを祈るばかりです。

このあたりで、大将おすすめのお酒をチョイス。而今は旨味芳醇、蓬莱泉はすっきり軽快、新政のぬる燗は絶妙でした。

  

DSCN3843.JPGおでんの盛り合わせです。関東風で色は濃いですが、味はあっさりしています。

カウンターに並べられたお燗向けのお酒。お好きな方にはたまらないでしょうね。

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この他にも、鯖の塩焼き、自家製烏賊の沖漬け、千枚漬けなど、美味しいものたくさん頂きました。お店に入ったのは金曜日の17:00でしたが、19:00頃には満席になっていました。平日もけっこう賑わっているそうなので、予約をされることをおすすめいたします。また行ってみたくなる、素敵なお店です。

江東区東陽5-7-16 地下鉄東西線木場下車徒歩6分

TEL 03-5690-3320  H・P(ぐるなび) r.gnavi.co.jp/a217500/