吉祥のスタッフが蔵元を訪ね、酒造りの現場や造り手をご紹介いたします。

すいません。人気がありすぎて、今年の分は完売してしまいました。

 

 

私が初めて『亀齢酒造』の酒と出会ったときの衝撃は忘れません。

私がよく行く居酒屋で、親しくしてもらっている広島県出身の店主から、「田舎から送ってきた旨い酒があるだけど、今日はこの酒飲んでみて」と言われ、勧められるまま飲んでみました。

飲んでみたら、これがすご~く旨い!
米の芳醇な力を充分に出しながらも辛口仕立てなので、鮮やかなキレを持ち、飲み飽きしない味わい。

その酒を飲んで満足している私の顔を見て、店主が私に「この酒、一升いくらだと思う?」と聞いてきました。
私も酒屋の店長というプライドがあるので、「当ててやろうじゃないの!酒屋の吉祥でダテに店長やってないよ」と言って、もう一口、真剣に味わい、私の英知をフル動員して一つの結論を出しました。
「一升4,000円前後でしょう」と答えたら、店長は大笑い。
実はこのお酒一升2,000円もしなかったのです
 この値段を聞いて、プライドは傷つきましたが、それよりも嬉しさが込み上げました。

値段が高くて旨い酒は当たり前です。
しかし、『亀齢酒造』の酒のように、安くても旨い酒は稀にあるのです

そのお酒に出えたのは酒屋の店長として、発見であり、喜びです。
お酒の価格はほとんどは原料で決まります。
亀齢酒造のお酒は通常はハンデになる原料の要素を杜氏の技術力でカバーしているのです

亀齢酒造の酒に感動した私は亀齢酒造と取引するべく、広島に行くこと数回、蔵元に行く度ごとに杜氏の酒造りのこだわりと技術の高さに感銘を受けました。

こだわりの蔵元は、取引する酒販店にもこだわります。

全国でも、亀齢酒造と取引している酒販店はわずかしかありません。

「こだわりの酒を横浜に広めたい」という私の気持ちが蔵人に通じて、去年、やっと取引ができることができました。
皆様に是非、味わっていただきたい逸品です。(店長 熊谷)

追伸
2010年8月初旬の段階でこの商品は完売してしまいました。
酒づくりには毎年1回、売れるあろうお酒を想定して、生産量は決めるのですが、
予想以上に売れてしまって、今年の出荷分は完売してしまいました。

また、新酒が出ましたら、ブログでお知らせいたしますので、今しばらくお待ち下さい。