酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

スタッフブログブログ ☆

投稿日:2012.03.30

酒道場まつもと

DSCN4076.JPG宮城県にある、萩野酒造の佐藤 曜平さんより連絡があり、「酒道場まつもとに行きませんか」とのこと。無論二つ返事で「行きましょう」とのことで、吉祥スタッフ3名と、溝口にある坂戸屋商店の武笠さんと共に行ってまいりました。

「酒道場まつもと」とは、相鉄線希望が丘駅近くにあるおでんのお店で、松本酒造の営業企画室長の松本 庄平さんが切り盛りしています。

先付け5点盛り、右から蕗味噌、菜の花のおひたし、いかなごのパテ、マグロのユッケ、すっぽんの肝、です。

 

     

    白子です                                    鱧(はも)のてんぷら

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      松本 庄平さん                        佐藤 曜平さんとアスパラガスの串刺し

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このお店の売りは、おでんやお酒は勿論ですが、何と言っても松本 庄平さんのトーク。笑いもありますが、深い人生哲学もあります。暖簾にはこんな標語が書かれていました。

「これが人間の贅沢です」

そんな雰囲気が体験できるお店です。

投稿日:2012.03.23

横浜市都筑区菜の花様と川西屋酒造店を訪問しました

DSCN4065.JPG横浜市都筑区に在ります.菜の花の高原さんと大原さん。川西屋酒造店米山さんより、お燗酒の実演講習を受けているところです。米山さんは、お酒の知識だけでなく、接客やサービスなど様々なことをいつも熱心に教えてくれます。お燗酒一つとってみても、一辺倒ではなく、目の前にいるお客様にいかに喜んでいただくか。できていない飲食店が多い中、菜の花さんは、それができるお店です。だから米山さんのお話も真剣に聞いています。

 

 

DSCN4066.JPG杜氏の上川 修さん(右から2番目)と菜の花さんと私。長年川西屋酒造店の杜氏として君臨してきましたが、今年度でいよいよ引退となります。岩手県より南部杜氏として一冬の間、酒造りのため出稼ぎに来ていただいていました。まるで吉幾三の「津軽平野」そのものです。

「津軽平野に 雪降る頃はよ お父一人で 出稼ぎ支度 春にゃ必ず お父は帰る 土産いっぱい ぶらさげてよ 寂しくなるけど 会たや お父」

こんなことを何十年と続けてきたことでしょう。上川杜氏、今まで旨い酒造っていただき、有難うございました。そしてお疲れ様でした。

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恒例の小田原天史郎寿司にて。やはり丹澤山麗峰を頂いてしまいました。そういえば以前ここで、京都の「若水」というお店の作石さんという方と一緒になりまして、後でブログを見たら「隣にいた横浜の酒屋さんは最初から最後まで麗峰で通していました」と書いてありましたが、それは私のことであります。最初に旨いの飲んじゃうとね、つい又飲みたくなっちゃうんです、この酒は!

 

 

 

 

DSCN4075.JPG天史郎鮨さんの前でパチリ。菜の花のお二人様はとても勉強熱心なので、お連れした甲斐がありました。今までも川西屋酒造さんのお酒は取り扱っていましたが、まだ手探りの状態のようでした。しかし今回の訪問では大きな収穫があったようで、このあと早速お酒の注文もいただき、頻繁にお酒のことについて質問をいただくようになりました。とてもありがたいことです。やはり地酒を扱っている以上、その背景にあるものを感じ取っていただき、お客へおすすめすることが大切なのだと思います。菜の花のお二人様、お疲れ様でした。また行きましょう!
投稿日:2012.03.21

牡丹鍋と真穂人の熱燗

DSCN4004.JPGある方から猪肉をいただいたので、神亀酒造さんの真穂人と共に牡丹鍋でいただきました。実は私、脂っこいのはあまり好きではないのですが、猪肉は脂身が旨いです。これを熱燗でいただきますと、肉の旨味が更に増します。私いつもの癖で、つい70度位まで上げてしまうんですが、決して忘れているわけではなく、どれ位耐えられるか試しているのです。でも良い子のみんなは、このような変体な飲み方は真似しないで下さい。

  

 

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投稿日:2012.03.13

丹沢山熟成山廃純米2007年

DCIM0134.JPG吉祥のお客様でもあり、飲み友達の岩チャンからメールが届きました。先日発売されたダンチュウ(グルメ雑誌です)でも紹介されていた、丹沢山山廃純米2007年度醸造(火入れ)です。このお酒を買った日がたまたま麻婆茄子だったそうで、早速合わせてみたようです。山廃ならではのクリーミーな味わいが、スパイスの辛さを和らげてくれると思います。このお酒ですが、数が非常に少ないです。お求めはお早めにお願いします。(但し今年度醸造の生は例年どおり間もなく発売となります)

丹沢山熟成山廃純米2007年度醸造(火入れ) 1800ml ¥3,300(税込み3,465円)

投稿日:2012.03.06

吉祥冬祭りが開催されました

 

DSCN4049.JPG去る2月25日、26日の2日間に渡り、吉祥冬祭りが開催されました。今回は少数ですが蔵元さんをお招きいたしまして、試飲販売を実施させていただきました。今回お越しいただいた蔵元さんは、緑川酒造さん、熊澤酒造さん、八戸酒造さん、楯の川酒造さん、島崎酒造さん、玉泉堂酒造さん、豊永酒造さん、西酒造さんです。この写真を撮ったのは昼過ぎくらいでだいぶ落ち着いていますが、夕方はこの試飲スペースがごった返すくらい、たくさんのお客様にお越しいただきました。誠に有難うございました。また遠方よりお越しいただいた蔵元様、ありがとうございました。次回は5月に春祭りを開催する予定です。お楽しみに!

 

 

投稿日:2012.03.02

前割り燗が旨いです!吉兆宝山

DSCN3944.JPG前割り燗という飲み方ご存知ですか?あらかじめ焼酎を水で割って数日間寝かせてからお燗で飲むことをいいます。関東地方ではまだあまり馴染みはないかもしれませんが、焼酎の本場、九州地方ではごく普通の飲み方なんです。

数日間寝かすことにより、焼酎と水の分子が結合し(つまり分子の数が少なくなる)、とてもまろやかな飲み口となります。

水で割ると薄くなる?とお思いの方も多いのではないかと思いますが、焼酎を生(「き」と呼びます、ストレートのこと)で飲むということは九州地方でもほとんどありません。むしろ「ダレヤメ」といって、度数を落としてダラダラと時間をかけて楽しむのが主流です。

また、九州地方では大切なお客様をお迎えする際、その日を見計らって前割りを用意し、おもてなしをするという粋な文化があります。

それでは、今回は前割り燗に最適な西酒造さんの「吉兆宝山」を使って焼酎:水=6:4の前割りの作りかたをお教えいたします。(お好みにより4:6、5:5でもOKです)

DSCN3946.JPG1、上の写真のように、ボトルの6分目のところにマーカーで目盛りを付けます。(1800mlの場合1080ml、720mlの場合は432ml)

2、同様に10分目のところも目盛りを付けます。

3、6分目まで焼酎を入れます。

4、残り10分目のところまで水を入れます。今回は西酒造さんの仕込み水「HOUMEI」を使用」しました。仕込み水や割り水に使われている水と同質なので他の水よりもよく馴染みます。店頭でも販売していますので、吉兆宝山の前割りには是非「HOUMEI」をご利用下さい。(2L税込¥262)※無い場合は市販のミネラルウォーターでもOKですが、軟水をご使用下さい。

5、3日間寝かせて出来上がり。長ければ長いほど馴染みます。

 

6、あとはお燗をつけて飲むだけです。お燗のつけかたは日本酒と全く同じでかまいません。鍋にお湯を沸かして70度~80度のお湯で2分位つければできます。

 

 

DSCN3950.JPGいかがですか?それほど難しくないので是非一度試してみて下さい。普段飲まれているお湯割りとは一味も二味も違います。料理でもなんでもそうですが、自分で手間をかけて作ったものは、一段と美味しいものです。
投稿日:2012.02.21

これが明石の鯛です

前回のブログでも触れましたが、これが明石の鯛です。歯ごたえの良さについては、弾力があるというレベルを超えており、コリコリしていて、10回以上は噛まないと飲み込めないくらいです。(噛んでいる間に甘味が感じられます)奥に写っているハマチ、タコも同様です。カミさんの実家が神戸でありまして、近所にある普通の魚屋で購入していただきました。

40年生きてきた中で、私が食べた旨いものベスト3に入ります。ちなみにあとの2つは、鹿児島で頂いた首折れ鯖の刺身と山陰で頂いたモサ海老。う~ん、また食べたいけどいつ食べられるか?

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投稿日:2012.02.16

はじめました

 初めまして!

今年度から吉祥の一員になりました、ルーキー(?)高木です。

だいぶ経ちましたが、私もブログを始めようかなと

 

簡単に自己紹介を致しますと

東京農大の醸造科卒。大学では酒類の熟成に関する研究をしておりました。

 

私自身、農大に入ってから醸造学の素晴らしさに気づいたので、そういった部分を少しでも皆さんにお伝えしていけたらなと思いますので、よろしくお願い致します。

 

 

投稿日:2012.02.10

姫路城へ行ってきました

DSCN3951.JPG国宝又は世界文化遺産にも登録され、白鷺城の愛称でも親しまれている姫路城。只今大改築修理が行われ、工事現場を間近で見学できる施設、「天空の白鷺」がオープンしているので行ってきました。

ご覧のとおり、天守閣は足場で覆われております。

 

 

 

 

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最上階の屋根瓦の葺き替え工事の現場です。職人さんが一枚一枚手ではがしてから、新しい瓦をはめ込んでいきます。

 

 

 

 

 

 

DSCN3963.JPG4階の外壁です。漆喰の壁をはがし、中の骨組みも新たに組み込んでから、更に漆喰で壁を作っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3956.JPG通称「扇の勾配」と呼ばれる備前丸の高石垣。敵の侵入を防ぐため上に行くほど勾配がきつくなっています。城内にはこのようなからくりがいくつもあります。

 

 

 

 

 

 

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羽柴秀吉が築いたとされる石垣で、人の顔に似たような積み方ですね。遊び心でこのように造られたかどうかは不明ですが、もしそうだとしたら秀吉らしいですね。(秀吉がどのような人物かはわかりませんが)

 

 

 

 

 

DSCN3977.JPG帰りに明石に寄って、明石焼をいただきました。(地元では玉子焼と言います)数ある明石焼のお店の中でも特におすすめなのが、「たこ磯」さん。何故かといいますと、この店オリジナルのアナゴの入った明石焼があるのですが、これが旨いのです。(ほとんどはタコが入っています)

たこ焼きのようですが、それよりもフワッとしています。出汁に漬けて食べます。

 

  

 

DSCN3978.JPGたこ磯さんです。明石で有名な「魚の棚」と呼ばれる商店街の中にあります。

 

 

 

 

 

 

 

明石は本州と淡路島の狭い海峡にあり、潮流がものすごく早いのです。近隣の海水浴場が遊泳禁止になったり、潮流によりフェリーの速度が大幅に違ってくるそうです。又、大潮の時などはまるで川のように流れるので、釣りにならないようです。そんな激しい潮流にもまれて育ったタコや鯛、ハマチなどは、歯ごたえ、甘味が断然違うようです。東京へ行くとかなりの値がつくようですが、地元では普通の値段で売られているようですよ!

 

投稿日:2012.02.04

お燗酒が旨い!センター北「鶏和酎」さんにて

DSCN3942.JPG横浜市都筑区センター北にある焼鶏屋、鶏和酎(とりあえず)の矢野さん。昨年夏の純米燗酒のイベントで出合った「喜久酔」をしっかり使っていただいております。人肌燗からぬる燗くらいがいいよ!とのことです。真ん中は、吉祥オリジナルの「さぶろう純米」。冷やから熱燗まで、なんでもOKの万能選手。そして「隆 雄町特別純米」。コクのあるタイプでタレとバッチリ!

こうしてみると、けっこうバランスよく揃えているのはさすがです。お客様の好みや料理によって上手く使い分けているようです。最近お邪魔していないので、近いうちにまた行きま~す。大将、矢野さん、待っててね!

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