酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

スタッフブログブログ ☆

投稿日:2011.04.13

義援金送らせていただきました

110411_162059.jpg吉祥へご来店いただきましたお客様より、多大な義援金のご協力をいただき、先日、130888円を日本赤十字社へ送金させていただきました。集計してみて、予想以上に集まり、驚きとともに、たいへん嬉しく存じます。ちなみに私、以前4年間ほど仙台に住んでいたことがありまして、特に石巻には仕事で月に2回はまわっていた。贔屓にしていただいていた鮮魚店、よく釣りに行っ石巻港の堤防(アイナメ・メバルなどは入れ食いでよく釣れました)、かつをの刺し身定食が絶品の魚市場の食堂など、思い出が一杯です。またいつか行ってみたいものです。(私事で恐縮です)

 

投稿日:2011.04.08

緑川霞しぼり

2011040218050000.jpg吉祥のお客様でもあり、飲み友達でもある岩ちゃんより「緑川霞しぼりを買いましたよ!」とメールを頂きました。早く飲みたいよ~!と書いてありましたが、もう飲んだかな?

このお酒は北陸12号という、一度栽培が途絶えたお米が原料なのです。粒も大きく、心白(お米の中心部のでんぷん質)の発現率も高いので、酒米としては優秀なのですが、農家さんはコシヒカリを作ったほうが効率が良いので、昭和三十年代に完全に栽培されなくなりました。そしてわずか200粒の保存されていた種籾を譲り受け、初年度は23粒が発芽し、年々少しずつ増やしていき、現在では地元の約30軒の農家さんと契約して栽培されています。

このお酒の楽しみ方を俳句でひねってみました

上澄み一杯 後の楽しみ 桜舞う

はじめは透明な上澄みの部分だけをお飲み下さい。フレッシュな香りと穏かな酸味で、すっ~と喉を滑り落ちます。次に瓶底に沈んでいる澱を絡めながら飲んで下さい。先程の上澄みの味に、お米の旨味が足され、違った味わいが楽しめます。春らしく、菜の花のお浸しなんかとあわせたいですね!

緑川霞しぼり  720ml ¥2000(税込み¥2100)

投稿日:2011.03.18

西酒造さんが、救援物資を届けに来られました

DSCN3046.JPG西酒造の有馬工場長さん、眞喜志さん、小林さんが大きなトラックで救援物資を届けに、はるばる鹿児島からやってこられました。なんの予告もなく、突然来られたので驚きましたが、嬉しかったです。

この後更に東へ向かい、被害に見舞われた酒販店さんをまわられるそうです。

とてもできることではありませんが、それをやってのけるところが西酒造さんのすごいところなのであります。頭が下がります。

 

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救援物資を届けるやいなや、疾風のように去っていきました。西酒造さん、ありがとうございました。(左から有馬工場長さん、眞喜志さん、小林さんです)

投稿日:2011.03.15

被災した蔵元さんへお便りを送ろう

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我々酒販店は、蔵元さんが愛情込めて造ったお酒があってはじめて商売ができます。なので蔵元さんへはいつも感謝、感謝なのです。

そんな蔵元さん(特に東北)が今たいへんです。なんとか頑張ってこの困難を切り抜けていただきたいと思います。

そこで一般のお客様より蔵元さんへ励ましのお便りを送ろう、ということになりましてこんなものを設置しました。

いつになるかわかりませんが、吉祥が責任を持って蔵元さんへお届けしたいと思います。是非蔵元さんへ暖かい励ましのお便り、送って差し上げていただきたいと思います。勿論、私も書きます。(義援金募金もやります)

頑張れ東北

 

投稿日:2011.03.12

被災された方々、お見舞い申し上げます

110312_205758.jpg吉祥をご利用いただいているお客様、料飲店様、そして全国の生産者の皆様方、ご心配おかけしておりますが、吉祥は被害も少なく(リキュールが1本落ちて割れただけでした)、なんとか無事に営業しております。(写真は地震発生翌日の店内の様子です)

しかし地震当日は広範囲に渡って停電しており、綱島駅周辺は真っ暗闇で、当然全ての店が営業できない状態でした。道路も大渋滞で、通常綱島駅まで10分もかからないところを2時間近くかかる有様でした。

このブログを書いているのは地震発生翌日の12日ですが、本日は至って穏かです。全国のたくさんのお取引様や生産者の方から、安否を気遣う連絡をいただきました。誠にありがとうございます。

しかし心配なのは東北方面の生産者の方々です。

宮城県金成町にある萩野酒造さん(萩の鶴、日輪田の蔵元です)はメールにて、さほど被害は少なく、無事ですとの連絡を頂きました。

また八戸市にある八戸酒造さん(陸奥八仙の蔵元です)も、駒井専務のツイッターにより無事が確認できておりますが、周囲の状況は悲惨のようで、蔵のすぐ前まで水がきているとのことです。しばらくは被災救援に尽力するとのことでした。

最も心配なのは福島県の海沿いにある鈴木酒造さん(磐木壽の蔵元です)です。津波被害の大きかった相馬市よりやや南にあり、蔵のすぐ前が海という立地なので、無事非難できたかどうか心配です。(連絡取れていません)

又食品メーカーさんでも、石巻市にある石巻水産さん(鯖の缶詰でお世話になっております)も心配です。

更に同業他社さんではありますが、川西屋酒造の米山さんによりますと、茨城県大洗市にある、おそのえ商店さんが連絡が取れないとのことでした。(以前府中誉酒造さんの田植えや、全量純米蔵のイベントで一緒になりました)今年お店を改築してリニューアルオープンしたばかりだとのことです。ご主人、奥様、ご子息様、皆無事でしょうか。

被災された皆様方、心よりお見舞い申し上げます。皆様方のご無事と一日も早い復興をお祈り申し上げます。

投稿日:2011.03.10

春の味

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何げなく車を走らせていましたら、一面にふきのとうが芽生えていました。

忙しい配達の合間ではありましたが、車を止めて私なりの春を謳歌したのでありました。

見ようによってはただの雑草のようですが、それは人それぞれ感じ方が違うので、見た人が良いと思えば良いのであります。

 

  

IMGP0065.JPGだいぶ花が開いてきましたが、「ふき味噌でも作ろうか」と思い、つぼみのものをいくつか摘んできました。

 

 

 

 

 

 

 

IMGP0070.JPG店に戻って早速ふき味噌を作りました。苦味を消すために一度湯がいたのですが、コレが失敗!苦みと香りが薄くなってしまいました。(食べ易いといえば食べ易いのですが・・・。私はもっと苦いほうが好きなのです)

そしてこのふき味噌にあわせるお酒は何にしようかな?と冷蔵庫にある試飲用のお酒の中から迷わず選んだのがコレ!

富久長純米酒八反草75槽搾り無濾過本生!(75とは精米歩合75%のことです)

良い意味で渋いです。雑味とされる苦味・渋味はマイナス的に評価されますが、私にとっては大きなプラスです。(熟成されて旨くなります)似たもの同志を合わせることでうまく調和します。香り豊かな旨口のお酒は反発しますね!

 

そういえば、料理研究家の林 健太郎さんがあるテレビ番組でおっしゃっておりました。「苦いものを食べて、より甘いもの(旨い物)の味がわかる」と・・・。山菜や春野菜などはえぐ味があるので敬遠されがちですが、この味を覚えると季節の味をより一層楽しむことができると思うのですが、皆様はいかがお考えでしょうか!

投稿日:2011.03.08

平和酒造さんを訪ねて

DSCN2843.jpg2月某日、和歌山に在ります平和酒造さんを訪れました。蔵見学の後のお食事会の模様です。

加太沖(紀伊半島と四国の間にある海峡)で揚がったお魚のお造りを、平和酒造さんのお酒、紀土(きっど、と読みます)純米吟醸の冷酒と共に頂きました。

歯ごたえがあります。

 

 

  

 

DSCN2850.jpg和歌山といえば、押し寿司が有名です。(和歌山ラーメンのお店に行くと、秋刀魚の押し寿司がありますね!)

写真は鯖の押し寿司です。私一人で二皿は頂いたと思います。絶品です。

 

 

 

 

 

専務の山本さんです                         杜氏の柴田さんと吉祥の熊谷店長

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「鶴梅」のシリーズでお馴染みのリキュールです。梅・柚子・檸檬、全て和歌山産です。

平和酒造さんは、「和歌山に根ざしたお酒造り」をスローガンに、原料の全てを和歌山産に拘って、和歌山の歴史、風土、文化など、お酒を通して全国に伝えることを目指しております。和歌山への愛着心がとてもよく伝わりました。

 

 

 

 

 

 

 

投稿日:2011.03.04

さわら焼きにお酢

DSCN2792.jpg先日川西屋酒造さん訪問後の懇親会で頂いた一品です。紹介するの忘れてしまったのですが、正直これが一番感動しました。何の変哲もないさわらの焼きものなのですが、お酢がかかっているのです。

焼き魚に合うのは勿論ですが、あらためてお酢のパワーを実感しました。食欲を増進させる効果があるのはよく知られていることですが、

飲み欲も進みます。

同じ発酵食品同士ですからお酒との相性も抜群です。今度自宅で雑賀さんの吟醸酢で試したいと思います。

投稿日:2011.02.26

鮭の粕漬け

DSCN2967.jpg神亀さんの酒粕で鮭の粕漬けを作りました。作り方は簡単です。酒粕をお酒とみりんで溶いて粕床を作ります。分量はテキトーです(粕の硬さにより違いますから)甘いのが嫌な方はみりんを少なくして下さい。味噌を少々加えてもいいです。問題は鮭!よい鮭を選びましょう。時鮭(夏に採れる鮭)があればよいのですが高いです。今回は5切れ500円の秋酒(甘塩)で作りました。本来秋酒というのは、産卵前なのであまり美味しくはないのです。(時鮭に比べ、脂も乗っていない)だから塩漬けにして水分を抜き、味を凝縮させるのです。保存食であるとともに、より美味しくいただくための工夫なんです。3日ほどで食べ頃になるのでまた紹介します。(ガーゼでくるむと焼く時に焦げにくいです)
投稿日:2011.02.24

どんこ鍋と萩の鶴極上純米

DSCN2935.jpg「どんこ」というお魚、ご存知ですか?主に三陸地方で冬によく食べられる正式名称「えぞあいなめ」という深海魚で、冬になると産卵のため沿岸にあがってきます。(堤防のテトラポットでよく釣れるんですよ)味は鱈に似ているのですがそれよりも脂が乗っており、いい出汁が出るんです!味噌仕立てで鮟鱇と同様、肝を溶くとコクが増します。そこで三陸といえば宮城のお酒、「萩の鶴極上純米」と共に頂きました。この日はカミさんは仕事が遅いので、一人で大河ドラマなどを観ながら、実にゆったりと落ち着いた晩酌となりました。

 

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