酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

お酒のウンチク

投稿日:2013.09.07

血栓予防に最適な酒と肴の組み合わせ

日本人は脳梗塞をはじめ、血栓の病気が多いといわれています。
じつは、乙類焼酎の中に、この血栓を予防する効果があることが倉敷芸術科学大学の須見教授らの調査でわかっています。

調査によると、乙類焼酎を飲んだ人は何も飲まなかった人や他の酒を飲んだ人に比べ、血栓を溶かす酵素が活性化することがわかっています。
特に、芋焼酎にその傾向が多いとか。


さらに、その効果をよりいっそう高めてくれる食品が発酵食品の王様「納豆」。
納豆に含まれるナットウキナーゼが、血栓予防に効果があることはすでに多くの実験でも立証済みです。しかも、血栓は夜寝ている時にできやすいそうです。
なので納豆は朝よりも夜食べるのが血栓予防にはいいのです。

したがって、晩酌で納豆をつまみに芋焼酎でチビチビやるのは、まさに血栓を予防する最大の組み合わせになります!知ってました?
これ、病院でもやってほしいもです。お客様にもぜひ教えてやりましょう!

投稿日:2013.09.02

なぜ酒場のことを「Bar」というのか?

酒場のことを「Bar(バー)」と言いますが、この「バー」という名称はどこから来たのか、知ってますか?

ときはアメリカ西部時代、男たちが馬に乗って移動していたころの話。

いつの時代も仕事帰りに「一杯やっていくか」と酒場に寄って帰るのが楽しみでした。ところが、これを奥さんたちが心良く思っていない。
そこで、男たちは酒場に行くのを妻にさとられないようにと「合言葉」を使うようになったのです。

当時の酒場には馬をヒモでつなぐ細長い横木(Bar)があって、そこに馬をつないで酒をたしなんでいました。そこで「一杯やる?」という合言葉を、馬をつなぐ横木、すなわちBar(バー)にしたことで、それがいつの間にか酒場のことを「Bar」と呼ぶようになったという話、知ってました?

男たちが酒を飲みに出かけるのを奥さんたちが心良く思わなかったこと。
だから男たちは「合言葉」まで使って飲みに出かけたこと。
いつの時代もどこの世界でも夫たちは妻には頭が上がらなかったんですね(笑)
女性強し!です。

投稿日:2013.09.01

皇室の年間の酒の使用量、知ってます?

外国からの国賓、公賓が来日すると赤坂の迎賓館では宮中晩餐会がおこなわれますがこういった晩餐会をふくめ、皇室では年間にどれくらいのアルコールを使用しているか?

知ってますか?天皇陛下の即位などの特別な行事のない年を例にとると、

☆シャンパン約300本
☆白ワイン約200本
☆赤ワイン約400本
☆ウィスキー約350本
☆ブランデー約50本
☆シェリー酒約160本


意外に少ないんですね。(数字はあくまでおおよその年間使用量)
ちなみに、ビールや日本酒、焼酎はほとんど飲まれていないようです。
外国からの国賓や公賓の来日くらい、国酒である日本酒を出してほしいものですね。
ただ、どこの蔵の酒が出された!ということで、またまた大ブームが起きそうですが。
でも、それで火が点いてくれるだけでもいいと思います。

テレビのニュースなどで、例えば中国は晩餐会などではワインで乾杯するのをよく見かけますが、なぜ紹興酒で乾杯しないのでしょうか?
韓国であればマッコリで乾杯すべきです。なのに、諸外国の晩餐会はみんなシャンパンかワインで乾杯してます。
ぜひ、日本の宮中晩餐会では純米大吟醸で乾杯してほしいものです。

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