酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

豊永酒造、豊永社長ご来店

先日、熊本県より、豊永酒造の豊永社長がお店にお越し下さいました。

真ん中の方が豊永史郎社長です

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 豊永酒造さんの代表銘柄は「豊永蔵」という米焼酎球磨焼酎」という、地理的表示による産地指定を受けた球磨地方で造られた焼酎でしか名乗れない、世界的にも珍しいお酒を醸す蔵元さんです。

 その昔、ワインで有名なフィリップ・パカレさんとお話した時に、『ワインでは日本で言う“旧暦”を参考にしており、新月の時に瓶詰めをする。』という話の中から『稲は月が満月の時に(正確にはその前日)田植えをする方がいい』とアドバイスを受けたそうです。

 

 

 

 ※旧暦(太陰太陽暦)とは、月の満ち欠けによってひと月の長さを決める方法で、新月の時を一日(ついたち)としてみなします(三日月の時が3日、満月が15日という具合)。

 その背景には、太陽系での地球の位置が絶妙な位置にあるという事。太陽からの距離が少しでも近ければもっと暑く、逆に遠ければ寒くなりすぎてしまうが、地球は本当に調度いい位置でいるからこうして住んでいられる。また月との距離も、もう少し距離が違えば、常に嵐のような天候になっていてもおかしくない。

 なので、自然の流れに沿ってこちらが行動していくことが自然だし、それがお酒にとってもいいことでしょう。というお考えをお話いただきました。

 

 また、豊永さんは平成2年から、有機農法にいち早く取り組まれた蔵元さんでもあります 

 農薬や薬品を使えば収量(お米の収穫できる量)も増やせるし手間も掛からない…そんな米造りが盛んな時期に有機農法に取り組もうとした際、JAの農協から猛反対があったそうです。しかし、『農薬は人が飲んだら死にます、そんなものを食べ物に使ってはいけない』と豊永社長はその強い反対を押し切り、無農薬のお米造りを始められたとのことでした。

 今では、自社で6反ほど(1反=約991m2)※田んぼを持ち、「自我田」というブランドも立ち上げられています!

※1反=陸上トラック1レーンの幅が122cmなので約8レーン分と言えば分かりやすいかな…

 

 

そんな球磨焼酎をもっと楽しむ方法がこちら!

ガラ(とっくり?)とチョク(おちょこ)の登場です

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地元、熊本ではガラチョクという酒器を使って直接コンロなどの火に掛けてお燗をする習慣があります

これに入れて温めると、約50〜55度前後で白い湯気がでてきますので、その頃が飲み頃!少しアルコール分が揮発するので、口当たりもまろやかになり盃が進みます!

これからの季節は燗極ロックがオススメです!温めた焼酎を、氷の入ったグラスに入れて注ぐだけ!!

とろっとした飲み口で、そのままロックで飲むのとはひと味違った新鮮な味わいをお楽しみ頂けます!

 

 

豊永社長、お忙しい中いろいろなお話をお聞かせいただきありがとうございました!