酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

確蔵 僕らの想い〜Our Spirit〜 特別純米

ご無沙汰しておりました…

書こう書こうと思ってずーーーっと書けませんでした

 

珍しい(なんと全国に2013本しかない)お酒のご案内です!

 

 

確蔵 僕らの想い〜Our Spirit〜 特別純米

23年ぶりに重家酒造さんから発売された清酒です。

1800mLのみ ¥2,500-(税込み¥2,625-)

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どことなくクリーミーで上品な香り、口に含むとお米の旨みを感じますがスッと喉を通っていく飲みやすさがあります!

 

もう蔵には在庫が無いのですが、吉祥は予約の段階でたくさん仕入れさせていただいたおかげで、若干数ですが在庫がまだございます。詳しくは吉祥各店までお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23年ぶりの日本酒造りに至った経緯がこちら↓


遡ることなんと114年。

明治32年(1899)に酒税法が整備され、それまで認められていた自家製のお酒の製造と消費が禁じられ、お酒を製造することが免許制になりました。

当時、明治35年に壱岐島では、焼酎蔵が38場、清酒蔵が17場あったそうです。
 

現在では焼酎蔵が7場、清酒蔵が2場(2場共に製造していない)という状況です。

平成12年に壱岐麦焼酎「ちんぐ」を発売した重家酒造さんはもともと、日本酒と焼酎の兼業蔵として平成2年まで日本酒も造っていましたが、杜氏さんの高齢化により、やむなく日本酒造りを休止していました。

 

そこから23年が経ち、近い将来、壱岐島で日本酒を復活させたい!という強い想いから、弟の横山太三さんが約2ヶ月間、佐賀県にある清酒蔵に泊まり込みで酒造りをしました。
不安と希望の入り混じる中、2013年のスタートとして、タンク一本分。一升瓶で2013本を造ったのがこのお酒です!


※確蔵の名前の由来
1924年(大正13年)に重家酒造を創業した、初代確蔵の名前が由来となっています。


〜蔵元案内より〜

玄界灘に浮かぶ自然豊かな壱岐島に生まれ育ち、故郷を離れ、壱岐島の良さを実感する。
故郷に戻り、國酒造りを通して『壱岐島の魅力を世界へ伝える』これこそが我が使命。
僕らの想い世界へ届け。

 

 

熱い熱い想いの詰まったお酒、今期の分はもうほとんど無くなってしまいましたが、今後の重家酒造さんには要注目です!