宮城県の清酒、萩野酒造さんの「日輪田」が入荷しました
宮城県の最北端、栗原市金成町にある萩野酒造さんの清酒「日輪田(ひわた)」が入荷しました。宮城県出身のスタッフ国見が直接蔵元へ訪問し、お取引させていただくことができました。
蔵元の佐藤 曜平さん(右)と当店スタッフ国見 亜紀子(左)。 夏は自営田で酒造好適米の「美山錦」や宮城の新しい酒造好適米「蔵の華」を栽培するかたわら、冬は杜氏として酒造りに励みます。
佐藤さんの目指す酒は、「酒自体の主張は控えめで、料理を引き立てる縁の下の力持ち的存在」であるとのことです
穏やそうな外見とは裏腹に、熟成して旨くなる、腰の強いしっかりした酒を造ります。
日輪田のラインナップです。名前の由来は、「お日様」と「田んぼ」の恵みが「輪」となって皆で楽しもうという想いを込めて命名されたそうです。
左から
日輪田美山錦60純米 1800ml ¥2500(税込み¥2625) 720ml ¥1250(税込み¥1312)
日輪田山田錦65純米 1800ml ¥2800(税込み¥2940) 720ml ¥1400(税込み¥1470)
日輪田美山錦50純米吟醸 1800ml¥3000(税込み¥3150) 720ml¥1500(税込み¥1575)
山田錦は特有のお米の旨味が見事に感じられます。美山錦は繊細でややすっきり系です。硬い酒質のため味が開いてくるのに時間がかかりますが、しっかりした酒質によくある特徴です。栓を開けて数日経過して忘れた頃に飲むと、「うぉ~」と唸るような味わいです。
米から造られる日本酒=純米酒は、飲んで美味しいだけではなく、日本の田んぼを守り、救うことのできる酒だと思っております。飲み手としては米の味をしっかりと感じ取ることができる深い味わいが魅力であり、造り手としてはごまかしがかず、常に真剣勝負であるところが魅力です。また当蔵では杜氏制に頼らず、全て地元の蔵人地元自らの手で酒造りを行っております。宮城県北部の寒冷な気候、山と田んぼに囲まれた豊な自然、蔵から程近い山から汲み上げる豊かな湧水など、恵まれ環境の中で地元の米、水、人で丁寧に人の手をかけた手造りの酒を醸しています。