☆ 神亀酒造ブログ ☆
投稿日:2013.04.18神亀酒造さんの純米酒真穂人と燻製鰯のオイル漬け
ブログをご覧の皆様、今日は!燗太郎こと、スタッフ田邉 太郎です。
2月より飲食店営業部門より、吉祥本店へ異動となりました。
今迄は飲食店様へのお酒の提案を行っておりましたが、今度は一般のお客様への御案内が主な業務となります。
私もどちらかというと、家飲み派なので、美味しい家庭料理に合うお酒のセレクトをお手伝いできれば!と思っております。
このブログでも、私の変態的な?家飲みの模様をお届けしてまいりますので、よろしくお願いします。
さて、リニューアル一発目のブログがこれ!
神亀酒造さんの純米酒「真穂人(まほと)」と燻製鰯のオイル漬け。ラベルの日付が2011年9月なので、4年熟成位かな?熟成から来る独特の香りと鰯のスモークの香りがベストマッチ!千葉県成田市三里塚で堆肥のみで栽培された五百万石ならではのミネラルの豊かさ、蜂蜜のような甘さが感じられます。
このお酒を二十歳そこそこの女性スタッフに飲んでもらったら「おぇ~、なにこれ?」と完全に拒絶されました。また年配の日本酒好きな女性スタッフに飲んでもらったら「私、これ好きかも?」とのことでした。はっきり好みが分かれるが、好きな人にはたまらないお酒です。是非熱燗で、肉料理やチーズなどと合わせるのがおすすめです。(カレーライスにも合いました。)
お燗酒を楽しむ会を開催ました
去る10月26日月曜日、新羽にあります地鶏焼味くり家様にて、お燗酒を楽しむ会を開催いたしました。今回のテーマは、4つの味わいのタイプ(軽快なタイプ、優しいタイプ、芳醇なタイプ、熟成タイプ)に分類し、温度帯をいおいろ試しながら、好みのお酒を見つけましょう、というものです。
①すっきり軽快なタイプ 岐阜県三千盛純米大吟醸、新潟県緑川本醸造、広島県富久長特別純米。
②ふっくら優しいタイプ 静岡県喜久酔特別純米、京都府澤屋まつもと純米
③どっしり芳醇なタイプ 神奈川県隆雄町特別純米、埼玉県神亀小鳥のさえずり純米吟醸
④熟成タイプ 石川県菊姫山廃純米平成12年
軽快なタイプはあくまでも冷やで飲んだ状態のことで、温めると旨味が増すので軽快というよりは、丁度よい感じになるかと思います。ふっくら優しいタイプは、最も守備範囲が広く、選んで無難なオールラウンド、特に喜久酔は、甘味さえ感じますが全く重くなく、引っかかりも無いので、お燗酒初心者におすすめです。どっしり芳醇なタイプでは、やはりお酒が好きな人が好むようです。この辺りまでくると、チーズや肉料理などともよく合います。最後に熟成タイプ、今回は酸味が特徴の菊姫ですが、お燗にすると旨味が増すので酸は気になりません。ですが常温だと酸が勝ります。やはり燗が旨いです。
今回ご参加いただいたお客様です。今回のように若くて美しい女性の方にお燗酒を楽しんで頂けたら最高だな、と思います。やはりお燗酒については、甘ったるくてツーンとした香りがする、悪酔いするなど、まだまだ誤解がたくさんあるように思います。またお燗酒はオヤジが飲むものといった印象も然りです。チェーンの居酒屋ではお燗酒といえば大抵一種類です。お燗酒以外のメニューにあるお酒をお燗で頼もうなら、店員に嫌な顔されるのが関の山。これではお酒の魅力や可能性を引き出すことは困難でしょうし、ましてお酒離れが進んでいる昨今において、消費拡大は臨めません。事実、今回ご参加いただいたお客様の中にも、「お酒自体を知る機会が無い」とおっしゃる方もいらっしゃいました。そういった意味では、今回このような会を開き、お酒の持っている可能性や魅力、そして蔵元さんがどのような想いでお酒を世に送り届けているのか、ということをお伝えすることができ、お客様からも本当によくわかりました、とお声を頂きました。ブログをご覧の皆様も、是非美味しいお燗酒飲んでみてください。何を選んでよいかわからない場合は、遠慮なく店員に尋ねてください。ご参加いただきましたお客様、有難うございました。
神亀酒造さんへ行ってきました
埼玉県蓮田市にある神亀酒造さんへ、ふら~っと立ち寄りました。
こちらは、神亀酒造さんの裏です。うっそうと生い茂った林の中にあります。
蔵の敷地内には、ご覧のように、筍がたくさん生えていました。
他にもじゃがいもや野菜、果実などが植えられており、まるで大きな農家のような雰囲気です。
自然の恵みが味わえるだけでなく、夏の熱い日差しをさえぎり、温暖化防止や地下水保全に一役買っているのかな!と勝手に想像しております。(専務さんの哲学なのかな?)
こちらは、事務所です。只今、専務さんが猫に鰹節をあげようとしているところです。高級な削りたてを与えているとのことですが、3日経って風味がなくなると、見向きもしないそうです。利き酒ならぬ、利き鰹節をやらせたら、日本一かもしれません。
下の画像は美味しい鰹節を食べて、リラックス中!。ちなみに事務所の机の上です。
帰り際に、専務さんが筍を掘っていただき、お土産でいただきました。
新鮮なので、アクは全くありません。刺身で山葵醤油も美味しかったですが、きんぴら風に炒めてひこ孫のお燗とともに美味しく頂きました。
牡丹鍋と真穂人の熱燗
神亀酒造さんがテレビ放映されました
新羽 味くり家で燗酒祭やってます
祭などという、たいそうなものではありませんが、通常定番品以外で特に美味しいお燗酒を6アイテムほど集めてお出ししております。
右、宮城県の最北端、金成町にある萩乃酒造さんの萩の鶴極上純米と白子ポン酢。
このお酒、俳優でいうと中井貴一さんのような存在だと思うのです。何故かというと、中井さんと共演したある若手の俳優さんが言っておりました。「私の出番になると、中井さんはスゥ~と後に下がってくれるのです。そうすることで、私がより一層引き立つのです。こんなことができる人ってすごいなと。度量のある方なんです」と・・・。
このお酒も控え目で一歩引き下がった感じですが、しっかりとした存在感も持ち併せております。そうです、度量のあるお酒なんです。
こんな感じで6アイテム揃いました。ちょっと暗くて見えづらいかな?
味くり家の横溝店長。ちょっと怖そうだけど(失礼!)とっても優しい、頼もしい人なんですよ~!
手に持っているのは仕込水。杉勇さんより頂きました。鳥海山からの湧き水です。和らぎ水としてお出ししております。
蒸し鶏と豆腐のサラダ(奥)と鯛のカルパッチョ(手前)。 ひこ孫と山芋のグラタン
そして、私の数少ない飲み友達であり、よきアドヴァイザーでもある岩ちゃん。味くり家の前にて。目がつぶっていますね!
こんな感じで美味しいお燗酒を用意しております。
お燗がお好きな方は勿論、苦手という方、これから楽しみたいという方、是非味くり家へ遊びに来て下さい。市営地下鉄新羽駅降りてすぐのところにあります。
やっぱり燗はいいね~!
横浜市港北区新羽1636
TEL 045-533-0398