酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

九重雑賀ブログ ☆

投稿日:2012.06.24

雑賀社長さんと、反町の焼き鳥「纜(ともづな)」さんへ行ってきました

九重雑賀の雑賀社長と奥様と反町にある焼き鳥の店「纜(ともづな)」さんへ行ってまいりました。

DSCN4256.JPGともづなさんは、奈良県の大和地鶏を使用しています。その美味しさは、スタンダードなもも肉を食べればよくわかります。

写真はそのもも肉と雑賀さんの純米吟醸にごりです。

この日は、18:00にお店に入り、23:30くらいまで飲んでいました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。

今回、雑賀さんと店主の島村さんとの間で、お酒の会をやりましょうと、話がありました。これは決定事項です。あとは日程を決めるのみ!多分、8月くらいではないでしょうか。無論、私、田邉がお手伝いさせていただきます。ご期待くださいませ!

(店主島村さんの意向で、画像は無しです)

場所:東急東横線反町駅下車、徒歩3分

TEL:045-314-8648

 

 

 

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投稿日:2012.01.27

塩麹デビュー!

DSCN3937.JPG今、話題の塩麹。今更ですが、使ってみました。

まずは、鰤の塩麹漬けから。

鰤の切り身に、塩麹を塗り、ラップをして一晩冷蔵庫へ。あとはそのままグリルで焼くだけ。

心配された生臭みは全く無し!適度に塩が効き、何と言っても魚そのものの味が引き立っています。単なる塩焼きよりは旨いと思います。

まだ、勉強不足ですが、麹の酵素がたんぱく質を分解して、アミノ酸などの旨味成分が生み出される、ということなのでしょうか。

新聞、雑誌では何度も取り上げられていました。テレビでも料理番組などで放映されていました。本屋では、塩麹料理本のコーナーも目にします。

簡単で、奥が深い調味料だと思います。

 

 

 

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早速、雑賀さんの純米吟醸にごりとともに頂きました。粕漬け同様、こげ易いのでご注意を!

このにごり酒は、さらさらした粉雪のような印象です。炭酸ガスのシュワシュワ感と酸味が、ジュワ~ときます。落ち着いた旨味の辛口ですが、料理と合わせると抜群に旨い、食中タイプのにごり酒です。

ちなみに、柑橘系の果実を使用した料理(レモン、柚子、すだち等)などとは抜群に合います。お試し下さい、おすすめです!

雑賀純米吟醸にごり 

1800ml ¥2,600(税込¥2,730)

 720ml ¥1,300(税込¥1,365)

投稿日:2011.05.31

九重雑賀(ここのえさいか)さんご来店いただきました

去る5月17日、和歌山県で清酒・梅酒・食酢を製造している九重雑賀の雑賀 俊光社長さんにお越しいただき、スタッフを対象にした勉強会を実施していただきました。以前にもブログでご紹介したとおり、九重雑賀さんはもともと食酢を製造する蔵として創業しました。今回はまず食酢についての歴史や料理のレシピなどをご紹介いただいた後、清酒のテイスティングや雑賀さんが目指す目標などを語っていただきました。

DSCN3156.JPG雑賀社長さん(奥の中央にお座りいただいています)よりお酒の講義を受けながらテイステイングを実施しています。雑賀さんのお酒は実にお料理によく合うように造られています。テイスティングをしながら「白身のお刺身に山葵を効かせて・・・」など料理とのマッチングを想像しながらのテイスティングでした。皆さん、想像力豊かです。

 

 

 

DSCN3151.JPG雑賀さんの調味料のラインナップです。左の海ぽん山ぽんは「お酒に合うポン酢」がコンセプトだそうです。私も自宅で愛用させていただいています。今では醤油やソースに代わり、揚げ物、焼き魚、餃子など、この海ぽん山ぽんが大活躍です。右ら2番目の吟醸酢は、大吟醸の酒粕を熟成、発酵させ、約2年かけて造られます。とてもまろやかで、ほんのり甘味も感じます。

 

 

 

 

DSCN3155.JPGお豆腐に海ぽん山ぽんをかけていただきました。なんにでもよく合います。お酒もすすみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3154.JPGこちらは昨年発売された柚子寿司召し酢。柚子の皮が入っています。紀州和歌山では、バラ寿司に柚子を入れる地域があるそうで、それを手軽にできるように、商品化されました。勿論バラ寿司以外にも用途は豊富で、今回は雑賀さんお手製のドレッシングをご持参いただき、試食いたしました。造り方はサラダオイル・塩・胡椒を加えるだけ。甘味もあるので、「これなら野菜嫌いの子供でも食べられるね」とお母さん方には大好評でした。

 

 

 

 

 

 

 

DSCN3166.JPG最後にスタッフと記念撮影。遠路はるばるお忙しい中、吉祥のために勉強会を開いていただきました。食材などもご用意いただき、本当に勉強になりました。雑賀さんが目指す食酢のこと、お酒のことをこれからもお客様に伝えていきます。

雑賀さん、有難うございました。

 

 

 

 

投稿日:2011.04.19

信長軍団を蹴散らした、雑賀衆末裔の蔵 九重雑賀さんのご紹介です

和歌山県岩出市にある九重雑賀さんは、明治41年食酢を造る蔵として創業しました。

原料にはお酒を造る際の副産物である、酒粕を用いていますが、「より良い食酢を製造するのには主原材料である酒粕から一貫して製造すべきである」という考えから昭和9年、日本酒の製造を開始しました。

和歌山県といえば醤油の発祥地として、また押し寿司・なれ寿司などの独自の食文化を築きあげた発酵王国。
これらの地元食材を豊かに使った料理にとてもよく合う日本酒として各種品評会をはじめ、全国の地酒専門店や著名な割烹料理店などで高い支持を得ている人気銘柄に成長しています。

また和歌山の特産物である梅を使用した、日本酒ベースの梅酒も大人気です。

今でこそ日本酒ベースの梅酒は増えてきましたが雑賀さんはその先駆的存在で、梅酒用にアルコール20度の原酒を造り、原料の梅の実は冷凍にすることでエキス分を多く抽出するなど、梅酒造りでも独特の拘りを持たれています。

蔵元代表の雑賀 俊光さんは、元ジュニアフライ級のプロボクサーの経歴を持つスポーツマンですが熱血感溢れる反面、人への気配り、心配りがとても上手な誠実で優しい方です。
(昨年ご結婚されました)また雑賀家は、戦国時代に織田信長軍が攻めてきた際、鉄砲の連続発射により散々に打ちのめし、これを撃退して活躍したとされる雑賀衆を率いた、雑賀 孫市の末裔でもあります。
(後の長篠の戦いは、これを手本にしたとされます)

歴史・文化のある和歌山の地で先祖が夢見た心意気を製品に託し、全社一丸となって日本酒・梅酒・食酢・ぽん酢・調味酢・を醸しています。

酒粕を約1年発酵させる木桶です 仕込みの木桶です
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白い膜は酢酸菌。創業時より継ぎ足しで使っています 雑賀俊光社長(中央)と蔵人さん

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梅酒蔵です  トレッサ横浜店でのイベントにて
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試飲販売にお越しいただいた雑賀さん 雑賀さんと飲んじゃいました

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雑賀さんのお酒です。右から順に

雑賀吟醸(熟れた果実のようです)

雑賀純米吟醸五百万石(バランスよく軽快)雑賀純米吟醸雄町(ふくよかだが切れ味抜群)

Saika twelbe 純米吟醸(アルコール12度なのに薄っぺらくありません。コロッケとよく合いました)

店内で見かけたら是非ゲットして下さい。

食事に合うお酒は、お酒も料理もすすみます!

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