酒に惚れ込んだスタッフ(お酒のアトリエ吉祥)たちが醸す一期一会のブログです。

萬乗醸造訪問2

さてさて遅くなってしまいましたが、前回の続きです。


 

蔵内の見学を終えた後、招かれた場所は、蔵人さんがまかないを食べる食堂

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そこにいたのは小塚さん

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小塚さんは九平次レストランの開発者でもあり、和食出身の元料理人。なんと!ふぐの調理師免許を持つ珍しい蔵人さんです。

その小塚さんがなんと手料理を振る舞って下さいました。

さっそく出てきたのは

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ごぼうのすり流し

ごぼうの風味とタマネギの甘み、ショウガがほんのりアクセントになり美味です!

なんと、味付けは九平次レストランと塩で味を整えるのみというから驚きです。

 

 

お次は

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さばの酒粕味噌煮(こちらのレシピはHPに載っております)

ふっくらとした身は容易に箸でほぐれ、九平次レストランを使った甘辛いタレを付けながら食べると、相乗効果のように旨みが口の中に広がっていきます。

 

お酒は…当然の事ながら「醸し人九平次(雄町)」が合います!

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小塚さんは言います

酒粕のままではなく、もっと”九平次”という名前を知ってもらえる調味料を造りたかったんです



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実は、酒粕のペーストはあったのですが、そのまま使える調味料というものが無かったんですね

開発するにあたって「こうしたらココが思い通りにいかなくて、今度ああしたらこうなって…」と、想像以上に相当な苦労をされたという事が感じられました。そうした約1年に及ぶ長い期間を経て“九平次レストラン”が完成しました。

原料は醸し人九平次の純米大吟醸の酒粕、塩麹、北海道産の玉ねぎと高知県産の生姜を加えただけ…それ以外一切の添加物もなく、しかも生のまま!酵素がしっかりと活きています!!

最初は”九平次レストラン”で漬けたお肉を販売することも考えていたそうですが、いろいろと使い勝手の良いものにしたかった。お肉はもちろん、お魚との相性は抜群。どんな食材も必ず美味しくできます!

「お取り扱いの酒屋さんと一緒に育てて行きたい」という小塚さんの言葉通り、熱い想いを感じました。

 

ということで… 吉祥スタッフが色々と考えたレシピをご提案させていただきました!

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萬乗醸造さんの公式HPには、“九平次シェフ”考案の美味しいレシピがたくさん載っています(中には吉祥スタッフ考案のレシピも載せてくださっています)!ぜひ一度ご覧になって、試してみてください(^^) また、「こういったレシピで作ったら美味しかったよ!」というお声も随時募集中です!もしかしたら貴方のレシピがHPで紹介されるかも!! 造りのお忙しい時期にも関わらず、ご丁寧に対応して下さった九平次さん、小塚さん、蔵の皆様。本当にありがとうございました!